『エクウス』 Equus (1978)

Equus (Penguin Modern Classics)

作品メモ

「エクウス」とは馬の学名。
6頭の馬の目を潰してしまった少年と治療を担当した精神科医。
ふたりのやりとりを通して、少年の行動の原因を明らかにしていく物語です。

オリジナルはピーター・シェーファーの戯曲。 → Wikipedia(英語) Equus (play)
日本では劇団四季がよく上演していました。
それをピーター・シェーファー自身が脚色し、シドニー・ルメット監督が映画化。
撮影オズワルド・モリス、音楽リチャード・ロドニー・ベネット。

出演は、精神科医がリチャード・バートン、少年がピーター・ファース、カギを握る女性ジルがジェニー・アガター。

元が演劇なので、対話や独白が多いのが特徴。
映画となることで馬はホンモノとなり、ステージでは暗闇や簡単な舞台装置だった背景もリアルな実写となっています。
そうした映画的表現と、台詞に見られる演劇的表現がうまくなじんでいるかどうか、そのあたりをどう感じるかで評価が分かれる作品かもしれません。

日本ではおそらくDVD、VHSともにソフトなし。
アメリカではDVDが出ています(私はこれで鑑賞しました)。
リージョンコード1の制約はありますし日本語字幕はありませんが、英字等の字幕付き。

ロケ地

IMDbでは

Toronto, Ontario, Canada

舞台はイギリスという設定のはずですが、撮影はカナダのトロントとなっています。
IMDbのtriviaには税金の理由でとあります。

エンドクレジットでは

Made at Kleinberg Studios, Toronto, Ontario, Canada

ということで、スタジオはKleinbergの Toronto International Film Studio 。 1)http://www.tcm.com/thismonth/article.jsp?cid=188692
また、IMDbのboardに、オンタリオのGeorgetownでロケされたという情報がありました。

乗馬クラブ

父親の勤務先

街の通りに面した印刷会社という設定。
窓の外に見えていた建物が、Georgetownのこちらの画像の左端の建物のように思えます。

http://www.panoramio.com/photo/13588300

この建物はこのあたり↓

映画館

バス停

2階建てバスが左側通行でやってきます。

資料


References   [ + ]

1. http://www.tcm.com/thismonth/article.jsp?cid=188692

『エクウス』 Equus (1978)” への4件のコメント

  1. 参考までに。
    キネマ旬報のサイトを見ると1982/1/29公開とあります。
    私はVHSで見たようなおぼろげな記憶があるのですが……

    ピーター・シェーファーの脚本を読んだのを勘違いしたのかもしれません。

  2. allenda48さん、コメントありがとうございます。
    VHS出ていたのですか。一度日本語字幕か吹替えで見てみたいですね。
    英語力がそんなにあるわけでもなく、やたら長い映画なので、見ていて結構つかれます。

    公開時期はallcinemaでも1982/01となっていますが、劇場は俳優座シネマテンだったようで、いかにも……ですね。

  3. こんにちは。大阪では今はなき三越劇場で83年に公開されました。VHS は出てません。88年にTVの深夜枠で放送されましたので上記の方はそれをご覧になったと思われます。
    何故こんなに詳しいかって?シドニールメットの映画が大好きで中でもエクウスが私的ベストワンだからなのです。

  4. 茜丸さん、貴重な情報ありがとうございます。
    テレビ放送まではとてもわかりませんので、助かります。
    シドニー・ルメットがお好きで中でもベストワンが「エクウス」とは、また渋いですね 🙂

    自分のサイトを検索してみましたが(汗)、同監督はこれまで、『未知への飛行』、『質屋』『評決』『約束』『ウィズ』を取り上げているようです。
    まだまだ取り上げたい作品がありますし、きっとそのうち増えていくと思いますので、ぜひまたお立ち寄りください。お待ちしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

日本語が含まれない投稿や、URLが多く含まれている投稿は、無効となる場合があります(スパム対策)