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『ソドムの市』 Salò o le 120 giornate di Sodoma (1975)

パゾリーニ・コレクション ソドムの市 (オリジナル全長版) [DVD]

作品メモ

イタリア語原題は「サロまたはソドムの120日」、英題”Salo, or the 120 Days of Sodom”
マルキ・ド・サド原作によるパゾリーニ監督の遺作。
いやはや最後にえらいものを遺していってくれたものだと思います。

万人にお奨めできるわけではありませんが、やはり記憶に残る作品ですのでエントリーを立てておきます。
内容については割愛して(汗)、軽くメモだけ。

個人的な記憶としては、最初に劇場で観たのが都内の名画座で、確か同時上映がトリュフォーの『恋愛日記』だったような。
何を考えた上での組み合わせなのが劇場側の趣旨もよくわかりませんが、とりあえず『恋愛日記』から鑑賞。
そして『ソドムの市』が始まってしばらくしたら、カップルが1組出て行ってしまいました。
きっとあの二人別れただろうな、と余計なことを考えてしまった思い出があります。

何年か前に日本盤DVDが出たとき、少し迷ったあげく購入。
でも2,3度観たあと持っているのが重くなり売却してしまいました。
2008年8月にはアメリカでクライテリオン盤が出たようですし [1]クライテリオン盤の案内はこちらですが、性的かつ暴力的な映像が含まれていますので、成人の方のみご了承の上でクリックしてください。  … Continue reading、イギリスではBFIからBlu-ray盤が出ているようですので [2]BFI盤の案内はこちらですが、上記同様にご了承の上クリックしてください。 http://filmstore.bfi.org.uk/acatalog/info_9764.html、懲りずに食指がうごめいている状態です。

Blu-ray発売

※15/4/12項目追加
日本でもBlu-ray発売のようです(2015年7月2日予定)。

ソドムの市 <HDニューマスター版> ~制作40周年記念~ [Blu-ray]

ロケ地

IMDbでは

Salò, Brescia, Lombardia, Italy
Bologna, Emilia-Romagna, Italy
Cinecittà Studios, Cinecittà, Rome, Lazio, Italy (Italy) (studio)
Gardeletta, Marzabotto, Bologna, Emilia-Romagna, Italy
Villa Riesenfeld, Pontemerlano, Mantua, Lombardia, Italy (interiors)

イタリア語原題通り、イタリア北部のサロを舞台にしているという設定。
スタジオセットも使っているはずですので、今となっては撮影地を特定するのは難しいかもしれません。

サロ

映画の冒頭は実際にサロで撮影されていると思います。
具体的な場所はわかりません。

Salò, Brescia, Lombardia, Italy

MARZABOTTO マルツァボット

IMDbで「Gardeletta, Marzabotto, Bologna, Emilia-Romagna, Italy」とあるのがここ。
ナチスによる虐殺事件が起きたところ。
わざわざ標識で場所の名前を示しているわけで、監督のメッセージを読み取れると思います。

標識が出ている橋

少年が逃げだそうとした橋

チネチッタ・スタジオ

http://www.cinecittastudios.it/

資料

更新履歴

  • 2015/04/12 「Blu-ray発売」項目追加

References

References
1 クライテリオン盤の案内はこちらですが、性的かつ暴力的な映像が含まれていますので、成人の方のみご了承の上でクリックしてください。 http://www.criterion.com/films/532
2 BFI盤の案内はこちらですが、上記同様にご了承の上クリックしてください。 http://filmstore.bfi.org.uk/acatalog/info_9764.html

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