『ブルース・ブラザース』 The Blues Brothers (1980)

ブルース・ブラザース [Blu-ray]

作品メモ

『野獣捜査線』のエントリーを書いていたら、こちらについてもチェックしたくなりました。
日本でのタイトルは中点付きの「ブルース・ブラザース」。最後の「ス」は濁らないようです。

ロケ地

IMDbのリストは長すぎるので直接ご覧ください。

http://www.imdb.com/title/tt0080455/locations

舞台はシカゴ。
メジャーな映画でコアなファンも大勢いそうですから、多くのサイトで精密かつマニアックなロケ地チェックが行われていると思います。
一般的なサイトでも例えば、The Worldwide Guide to Movie Locationsではウェブ版に詳細な記載があります。

http://www.movie-locations.com/movies/b/BluesBrothers.html

なので正解はそういったサイトをご覧ください(オイ)。
正解見ちゃうとつまらないので、今回もIMDbのリストとウェブマップだけという縛りでチェックしてみました。
例によって間違っているところがありましたらごめんなさいです。

刑務所

標識に「ジョリエット刑務所」と出ますが、ホンモノを撮影に利用。

Joliet Correctional CenterW
Collins Street, Joliet, Illinois, USA

2002年に閉鎖。その後テレビシリーズ『プリズンブレイク』の撮影に使われています。
ジェイクが出てくる門は東側のここ。

確かに西日が強そうです。

車中から見える鉄橋

移動中右側の窓から見える鉄橋。
これはChicago SkywayWの高架部分で、この先に『野獣捜査線』で登場したトラス型の鉄橋があります。

右折するのはこの角。E95 St.に入ってChicago Skywayの下をくぐります。

ジャンプする橋

御丁寧に銘板がちゃんと写るので、場所はすぐにわかります。

East 95th Street Bridge

中古パトカーはEast 95th Streetを西からやってきて東へジャンプしていますが、これだとシカゴへは逆方向です。 😉
銘板は東側の建物にあるようです。

この場面、よく見ると背景に『野獣捜査線』の鉄橋が見えます。

シカゴの街並み

高速から見るシカゴの街並み。 2本のアンテナが立った高層ビルが見えますが、これはシアーズ・タワーの方。
(2本のアンテナの高層ビルについては、『ある日どこかで』のコメント欄もどうぞ。)

高速のカーブや道路脇の特徴的な建物からみて、カメラ位置はちょうどここ。

真横に見えた屋根が斜めの建物はまだありますが(SV)、給水塔や煙突は皆姿を消しています。

養護施設に向かう交差点

高速から降りて施設に向かう交差点は、上記屋根が斜めになった建物からわずか数ブロック東のこちら。

カメラは東向きから北向きへ。

角の大きな建物は残っていますが、それ以外はほとんど当時の面影がありません。
施設は設定では「聖ヘレン養護施設(SAINT HELEN OF THE BLESSED SHROUD ORPHANCE)」。
こちらも建物はもうありませんし、そこへ通じる道も封鎖されています。
このブロック全体が私有地のようですので、もし現地へ行かれたとしても立ち入ったりしてはなりませぬ。

クリオファス牧師の教会

ジェームス・ブラウンが牧師の教会。
設定では「トリプル・ロック・バプティスト教会」(TRIPLE ROCK Baptist Church)。

Pilgrim Baptist Church
9114 S. Burley Avenue, South Chicago, Chicago, Illinois, USA

最初のパトカーチェイス

ガソリンスタンド

職質されるのは、IMDbによれば Park Ridge, Illinois, USA (Blues Brothers get pulled-over by cops)。
パトカーが追いかけ始めたシェルのガソリンスタンドは、向かいに(手前)に”NELSON FUNERAL HOME”の看板。
ということで、場所はこちら。

スピンする交差点

上記スタンドの前のW Talcott Rdを東へ進んですぐのところ。
角に特徴的な建物があるのでわかりやすいです。

Wikimaiaで、”Blues Brothers’ 330 degree turn “とあって、ウケました。

ショッピングセンター

IMDbによれば、

Dixie Square Mall – 151st Street & Dixie Highway, Harvey, Illinois, USA (Shopping Mall Complex)

とのことですが、今はこうなっちゃってます。

閉店となった実際のショッピングセンターを利用したようですね。

高架の下とホテル

謎の女(キャリー・フィッシャー)が張っていたところ。
近くの”PLYMOUTH HOTEL”が大変なことになりますが、ここは『フューリー』(1978)でカーク・ダグラスが居たホテル。
今は建物ごと無くなっていて、公園となっています。

Plymouth Hotel
16 S Van Buren, Chicago IL

ホテルは高架線の北側。したがって、カメラは西向きで、彼女が乗った車は東向き。
翌朝ホテルはさらに大変なことになりますが、これはいくら何でも特撮のたまもの。

Holiday Inn

IMDbでは、

Mannheim Road, Cook County, Illinois, USA
(Holiday Inn – Murph and the Magic Tones)

高速との位置関係からおそらくこちらと思われますが、建物はまったく面影がありませんし、名前も違います。

シェ・ポール Chez Paul

Chez Paul Restaurant
660 N. Rush Street, Near North Side, Chicago, Illinois, USA (Restaurant)

内部はスタジオ撮影。

石橋

ナチの集会が開かれていたところ。

Jackson Park, Hyde Park, Chicago, Illinois, USA
(South Lagoon and North Lagoon)

SOUL FOOD CAFE

IMDbによればこちらなのですが……

Lyon’s Delicatessen – 807 W. Maxwell Street, Near West Side, Chicago, Illinois, USA
(Soul Food Restaurant – Aretha Franklin “Think” scene)

……SVではお店とその周辺は面影がまったくありません。

レイ楽器店(Ray’s Music)

IMDbによれば、

300 E. 47th Street, Grand Boulevard, Chicago, Illinois, USA (Ray’s Music Exchange)

こちらの建物はまだありますし、壁画?も同じように残っているようです。

リグレー球場(Wrigley Field)

Bob’s Country Bunker

スタジオ撮影のようです。

Backlot, Universal Studios – 100 Universal City Plaza, Universal City, California, USA

パレス・ホテルのボールルーム

外観はこちら。

South Shore Country Club – 7059 South Shore Drive, South Shore, Chicago, Illinois, USA
(Palace Hotel Ballroom – First Performance of the Blues Brothers)

内部はハリウッドにあるこちら。

Hollywood Palladium – 6215 Sunset Boulevard, Hollywood, Los Angeles, California, USA
(interiors: Palace Hotel Ballroom – First Performance of the Blues Brothers)

LLOYD’S TIRE CLINIC

Gary’s Mill – Illinois Route 59 & Gary’s Mill Rd., West Chicago, Illinois, USA

トレーラーが突っ込む家と池

Singapore Lake, Universal Studios – 100 Universal City Plaza, Universal City, California, USA
(Good ‘Ole Boys motor-home crashes into lake)

道路封鎖

高架のようなところを多数のパトカーで封鎖している場面。
最初のカットではよくわかりませんが、ブラザースが突っ込んでくる場面で周囲が写るため、場所を確認できました。
右側に見える平たい建物はMcCormick PlaceW、左側に見える角に塔のようなものが立っている建物は、Digital Realty Trust – 350 E. Cermak Rd FacilityW
従って、場所はこのあたりのはずですが、現在は大分外観が違っています。

ハイウェイでのクラッシュ

パトカーがハイウェイ脇で次々クラッシュするところ。

Intersection of Illinois Routes 12 & 176, Wauconda, Illinois, USA (police car pile-up)

トンネルへ続く道

トンネル入口

『野獣捜査線』と同じところ。

地上に出てパトカーを飛び越えるところ

北側から南側へジャンプしているようです。

高架下カーチェイス

シカゴ名物シカゴLの高架線下を使った爆走カーチェイス。

高架下に入るところ

左折して、高架線の下に入るところはこちら。
カメラ南向き。やってくるパトカー軍団を捉えるのは東向き。
影の方向から早朝の撮影であることがわかります。

高架の曲がり方からこのあたりであることが推定できましたが、周囲の建物はほとんど建て替えられていますし、高架部分も現在と少し形が違っています。
ただパトカー軍団を捉えたカットで、遠方に特徴的な建物が見えたのでやはりここであることが確認できました。

Tribune TowerW
435 North Michigan Avenue, Chicago IL United States

Photo from Wikipedia (public domain).

 

駅の下

高架の下を猛スピードで走るクルマを、左から右へのパンで捉えたカット。
よく見ると左手の先は駅で、そばにマクドナルドの袖看板が見えます。
駅のカットの奥の方に特徴的な塔のような形をした建物(Randolph Tower)が見えましたので、場所が特定できました。
上記高架入口からそのまま南へ進んだところで、駅は Washington/Wells(CTA)W

カメラ位置は駅の南側、S Wells St.とW Arcade Pl.の交差点の西側。
クルマは北から南へ。

映画ではホームの上に歩道橋のようなものが見えますが、今はもう無くなっています。
これが『野獣捜査線』で大活躍(?)した構内陸橋ですね。

鉄橋

少し後戻りして、Wells Street BridgeWを北から南へ。

この鉄橋も『野獣捜査線』で登場していました。

高架下のクラッシュ

右奥に”La Salle Plaza PARK →”という表示が見えますが、この交差点の南東側の建物。すでに建て替えられています。
一人称車載カメラはW Lake St.を西から。
ブロックしようと進入してきたパトカーはN La Salle St.を東から。

ナチとのカーチェイス

この先工事中

ナチに追われて上がっていく高速。
ここから高架の未完成部分までの流れは、シカゴではなくウィスコンシン州ミルウォーキー。

Daniel Hoan Memorial Bridge, Milwaukee, Wisconsin, USA
(Car chase with Nazis – car hangs off bridge)

“ROAD CONSTRUCTION AHEAD”の標識があったのはこのあたり。


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白煙出しながら上るところ

白煙出しながら上っているクルマを後ろから捉えたカット。
上記とは近いですが別の道路。

右側に見える建物で場所を特定できました。

ナチがバリケードを次々破るところ

上記とほとんど同じ位置。
背景の建物で確認できます。

未完成の高架

背景にミシガン湖と特徴的なアーチ状の建物とが見え、その位置関係から特定できます。
おそらくこの部分と思われますが、現在出来上がっているものはその先が下がっていて、下を走る道路とぶつかっています。

断面から見たカット↓。映画とアングルはほぼ同じですが、傾斜は上っていなくて逆に下がっています。

自由落下

クルマが落ちていく俯瞰図はちょうどここ(マップを左に60度傾けてみてください)。


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背景に写るJohn Hancock Centerなどの建物の位置関係から、場所がわかりました。
今でこそきれいな住宅やマンションがたち並んでいますが、30年前にはこんな無茶しても大丈夫なくらい何もなかったところでした。

走り抜けた広場

Richard J. Daley Center – 55 W. Randolph Street, The Loop, Downtown, Chicago, Illinois, USA
(End of finale car chase – car crashes through ground floor building)

市庁舎

ホンモノ。実際に上記広場のすぐ西側にあります。

※2012/08/16追記
SVが間違っていましたので、直しました。
コメント欄もあわせてご覧ください(milouさんいつもチェックありがとうございます♪)。

ロケ地


より大きな地図で ブルース・ブラザース を表示

資料


『ブルース・ブラザース』 The Blues Brothers (1980)” への3件のコメント

  1. 市庁舎のSVが間違っています。
    壁面の3つのレリーフが映画と違うので、まさかオープンセット?
    なんて思ったら、映画は反対側 Daley Center を背に
    西側を見た映画でも映るNorth Clark St.118番地です。

    しかし実は映画の設定もおかしい。2人の乗ったパトカーは穴ぼこを通り抜け
    “あそこだ”とDaley Center 方向を指差しW.Washington St.を東から来て
    広場に入ります。そしてガラスを突き破って入った建物が、まさに
    Richard J.Daley Centerで南側からビルに突っ込み、再度ガラスを破って西側に
    抜け数メートルだがN.Clark St.を南下して市庁舎正面で止まります。

    つまりそんなことをしなくてもW.Washington St.を来たならN.Clark St.で
    右折すれば済むこと。
    ほんの少しの近道で広場を横切ろうとしたが噴水などで通れずビル内を迂回した
    というのが言い訳に出来るが、もちろん実際はガラスを突き破るシーンを入れた
    かっただけでしょうが…

    ちなみに戦車まで登場するこの広場を僕は『フェリスはある朝突然に』など
    多くの映画で見かけたカルダーの彫刻「フラミンゴ」がある連邦政府センター
    プラザ前広場だと記憶違いをしていました。同じような黒い彫刻もあるし…

  2. 書き忘れたが、素晴らしい、これ知ってますか?
    http://www.youtube.com/watch?v=TmG0DqhfDbY

    こう言うダンスが流行して全米各地で実施されたらしいです。

    いずれにしろ公開時に見たときは衝撃を受けるほど面白かった大好きな作品。
    多分5回ぐらいは劇場で見たと思うが、久しぶりにゆっくり見直してみます。

  3. milouさん、いつもコメント&情報ありがとうございます。
    SV間違っていましたか。こういうチェック、とても助かりますので、これからも是非是非よろしくお願いします♪
    現在多忙につき(オリンピック見ているわけでないのに睡眠不足の連続……)、直しは週末か週明けになってしまいますが、ご了承ください。
    それから、この動画凝ってますね。日中スマホで見てウケました♪

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