『幻の湖』 (1982)

幻の湖[東宝DVD名作セレクション]

白い犬 白い犬 白い犬
走る女 走る女 走る女

目次

作品メモ

先月たまたま日本映画専門チャンネルにチャンネルをひねって(死語?)みたら、ちょうど『幻の湖』のクライマックシーン。
DVD持っているのに、思わず引きずり込まれるように見入ってしまいました 😀
そういえば、昨年橋本忍さんが亡くなられましたね。
エントリーを以前手がけていて下書きのまま放っておいたので、ここらでアップすることに。

『砂の器』(1974)、『八甲田山』(1977)に続く橋本プロダクション第3作にして、東宝創立50周年記念作品。
自慢じゃないですが、当時映画館へ見に行きました。
スペースシャトルが出ていると聞いたもので……。

その後すっかり映画そのものがまぼろし化してしまいましたが、今ではDVDで鑑賞可能。ケーブル等で放送もされているということで、何よりです。
おそらく『北京原人 Who are you?』や『シベリア超特急』と同じカテゴリーで語られることが多いかと思いますが、そういえばこのあたり、みな劇場で見た記憶が。
昔は今のように「居ながら」ではなかったんだ……
(マンモスの細胞核を抽出とかいうニュースが最近ありましたので、こうなったら『北京原人』もエントリー立てちゃいましょうかね 🙄 )

ヒロイン道子(お市)はオーディションでいきなり新人主役デビューの南条玲子さん。
一緒に走ったワンちゃんシロ役は、ラウンドウェイ・KT・ジョニー号。エンドクレジットで堂々最後にクレジットされています。
敵役の作曲家日夏は光田昌弘さん。『西陣心中』(77)の方ですね。
みなさん本当に良く走りました。

そういえばむか~し見たドラマで、石立鉄男さんが延々ワンカットで何分も走らされる場面があり、リアルでへろへろになっていたのが強く印象に残っています。
刑事物かなにかで犯人を追走していた場面であったかと思いますが、それ以外は記憶が定かではありません。
タイトル思い出せずモヤモヤっとしています。ご存じの方ぜひ教えてください。

 
 
 

ロケ地

カルトなオーラを放つこの映画、きっと撮影地についても、マニア……じゃない好事家……じゃないファンが熱心に解明していることと思いますが、ここでは例によって、ウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。

岬と島

OPの他、何度か登場する岬からの眺め。

岬は琵琶湖の北端に位置する葛籠尾崎(つづらおざき)。
島は竹生島(ちくぶしま)W

By Alpsdake
via Wikimedia commons
(CC BY-SA-3.0)

葛籠尾崎の東、山本山(長浜市)からの眺め。

一年前の夏

0:12
左へのパン。
港は雄琴港。

最後に捉えられるのが道子の住むマンション(奥の高い方)。解体済み。

カメラ位置はこのあたり。ここにあるホテルの屋上とか。

大津市

0:19
俯瞰、左へのパン。
最後に捉えられるのが、長谷川初範さん演じる倉田の勤務先、「東洋銀行」という設定。
実際にはこちら↓の建物。

カメラ位置はおそらく大津駅前のこのビルの屋上。

タクシー移動

0:21
谷幹一さん演じる関口のタクシーで湖畔を移動する場面。
ローザの言うとおり、素敵なとこです。

湖畔の道

最初のロングショットはここ↓

映画で写っていた沿道の民家はまだあるようです。

鳥居

白鬚神社W

By Saigen Jiro
via Wikimedia commons
(pubic domain)
桜並木

竹生島(ちくぶじま)や葛籠尾崎(つづらおざき)が見える湖畔の道。
このあたりでしょうか。上述鳥居からは結構距離があります。

もうちょっとで大浦
そこから有料道路のパークウェーに乗ると、あの半島の一番奥に菅浦っちゅう村がね

このセリフの後、背景に竹生島が見える左カーブを曲がりますが、少しワープしてここ↓

菅浦を見下ろすレストラン

0:23
眺めの良いレストラン。
パークウェーから徒歩で葛籠尾崎に至る途中にあったようです。

建物自体は今でも確認できます。
ここ↓が入口のようですが、この先岬の方へ進むことができるかどうかは不明。立ち入り禁止かもしれませんので、ご注意を。

トレーニング

0:24
「この先通行止め」の直線路をシロと力走。
見つけるのに難儀しましたが、地形から絞っていき、こちら↓であることが判明(長浜市)。

竹生島のちょうど東側ですね。
ローザは東南を向いてつぶやきます。

Autumn…Autumn in Japan.
(秋……日本の秋)

石仏

0:26
鵜川四十八体石仏群(高島市鵜川)
https://www.biwako-visitors.jp/spot/detail/945

ファントムではなく、イーグルだ
イーグルはすでに実戦配備についている

シロのもとへ

0:35
通報によりシロのもとへタクシーで駆けつけるルート

びわ湖タワー前

びわ湖タワーW

タクシーは南側から北へ通過。
びわ湖タワーのあったところは、現在スーパーセンターイズミヤ堅田店となっています。

この場所は、その後長谷川初範さんの車で警察署に向かう場面や、映画の後半長谷川初範さんとドライブする場面でも、同じ俯瞰で登場しています。
入ってくる方向は同じですが、出て行くのは行き先に合わせて直進、左折、右折と違っていて妙に律儀。

民宿

「民宿望水荘」とある狭い道。

発見現場

室田日出男さんのセリフ通り、和邇川(わにがわ)の三角州。

その後荒川巡査とやってきて、沖の島を眺めるのもここ。

あの沖の島が今のあたしだわ

シロとの出会い

0:38

雄琴へ来て何とか5ヶ月

マンション前を右手へ進む道子。

だけどもう続かない

湖畔を左手へ進む道子を捉えたロングショット。

シロ登場
湖畔のホテル

ついて来たシロに話しかける場面。
すれ違ったホテルのバスに「ホテルニューびわこ」と書かれてあります。
ホテルはすでに無く、今では別の建物が建っています。

後半1:36頃、倉田と待ち合わせる場面で外観全体が写ります。

警察署

0:43
設定では西近江警察署。
ホンモノの警察署でした。
現在の滋賀県大津北警察署。

その直前、びわ湖タワーの前を左折しますが、その先(レインボー通り)湖西線の高架をくぐったところにあります。

レコード会社

1:07

ニッパーWの像でどこだかわかりますね。

ニッパーソフトフィギュア/PVC製(ポリ塩化ビニール)

トンネル

1:09
回想シーンで、シロが駆け込んでいくトンネル。

歩道橋と横断歩道

1:15
霞が関ビル前のこちら↓

桜田通りを南側へ。
続く横断歩道は、その先の虎ノ門の交差点。桜田通りを北側へ。

桜田通りをしきりに横断しています。
よほど思い詰めていたのでしょうか。

憎い
日夏が憎たらしい!
いや 東京中の人間が、みんなで日夏をかばっている!

ローザと再会

1:16
大手門前。

追走1

1:25
謎の勝負を挑む場面。
チェックしたところ、驚いたことに無関係の場所を編集でつないでみせているのではなく、リアルで走れるコースを順番に描いていました。
まるで『5時から7時までのクレオ』
ここまで律儀に作り込んでいるとは、いろんな意味で執念のようなものすら感じてしまいました。

最後に掲載したロケ地マップでコースを描いてみましたので、ジョギング好きの方、いかがでしょう 😉 ?

これでいい これでいいんだ

ズームアップしていくショットは、こちらの坂道↓

ズームアップ前に渋谷の東邦生命ビル(現・渋谷クロスタワー)が写っていたので、逆算で位置がわかりました。
ここにあった<すみや>でよくサントラレコード買ったものです♪

疲れてきたら詰めてせりかけ……

坂を上った後、旧山手通りへ左折して入ります。

高架のある交差点

高架は首都高速渋谷線。
神泉町交差点を左折、246(玉川通り)を進みます。

このあたりしばらく来ていませんでしたが、角のビルは2018年に解体されているようです。

幅が狭くなっている高架

大橋ジャンクションの手前。

おかしいなぁ 

おそらく現在の大橋ジャンクションのあたり。
すっかり様変わりしているので、映画では並んでいる商店も痕跡がまったくありません。

信号待ち

良い感じで通過したのは東急バス。

左折

1:28
246から離れる角。
ここで自由通りに入ります(ほぼ南向き)。

横断歩道

石垣が続く道の先で渡る横断歩道はこちら↓

左手(東側)は国立病院機構東京医療センターで、映画でも看護婦さんが写っています。

駒沢オリンピック公園

横断歩道を渡った後右折すれば、そこは駒沢オリンピック公園。

さあシロー 行くわよ ゴー!

この階段を降りて、公園内の対決?がスタート。

映画では道路の左側が赤く塗られ白い矢印がつけられていますが、これはサイクリング用レーン。
左回りで公園全体をぐるぐる回れるようになっています。
80年前後にここを自転車で何度か走ったことがありますが、自分の記憶でも当時はサイクリングコースだけで、ジョギングコースはまだ整備されていなかったかように思います。

最初の方でランニングする柔道部とすれ違いますが、彼らは逆走ですのでマネしてはいけません 😉

よし 距離はこのままで保つ
振り返る日夏

上りながら左へ曲がるところ。

このあたり、2人が走っているのは今ではサイクリングコースです(ジョギングコースは手前で左へ分岐)。
マネしてはいけません。

プールサイドの路

その先、プールサイドにある赤く塗られた道路を進みます。
ここもサイクリングコース。

その先で右折。現在はここでジョギングコースと併走となります。

ここだ この直線でくっつく
よーし ぶっ倒れるまで走らせてやる!
シロー 走らせて!

左へカーブ

この後2周目に入り、「振り返る日夏」のところの出口から外へ出ます。

陸橋下
オリンピック記念塔

ここがゴール。設計は芦原義信氏。

ここまでで約9km。
お二人とも、誠にお疲れさまでした。

雄琴駅

1:36
道子がしょんぼりと出てくるところ。
現在の「おごと温泉駅」。
道子が電話をかけるのは、ちょうどここ↓

倉田がいたホテル

1:36
看板に「ホテルニューびわこ」とあります。
シロとの出会いを描いた回想シーンで登場済み(「湖畔のホテル」)。

倉田とのドライブ

びわ湖タワー前

3回目の登場。今度は右折して琵琶湖大橋へ向かいます。

琵琶湖大橋

1:39
倉田の車を停めたところ。
映画当時架かっていたのは南側の橋のみ。

By 663highland
via Wikimedia commons
(CC BY-SA-3.0)

これまでのエントリーで言えば、『小さい逃亡者』で登場。
「ここから見る琵琶湖が一番広いみたいですね」と話す倉田の背景に見える施設は、当時あったホテルレークビワ。

この地はその後びわ湖わんわん王国を経て、現在は何かと話題を振りまいたピエリ守山となっています。

新幹線ガード下

この先左側に、『無常』の舞台となった五個荘金堂町(ごかしょうこんどうちょう)があります。

赤いアーチ橋

彦根市とテロップが出るところ。

下は東海道本線。

庭園

玄宮園W

By 663highland
via Wikimedia commons
(CC BY-SA-3.0)
敦賀方面への道路標識

 岐阜 ↑ 敦賀 ←

小谷城跡の看板

1:40

左へのパン

その直後、左手へ走るクルマをパンで捉えるショット。
カメラ位置はここ↓で、カメラ東向き。

ドライブイン

「高月」とありますが、おそらく擬装。
よ~く見ると、道子がクルマから降りるショットの背景に、<国宝苗村神社>という標示が見えます。
それを手がかりに地形や道路構成などから探索して見つけました。

毛利志満近江八幡本店
https://www.oumi-usi.co.jp/

近江八幡市東川町です。

映画の時に比べて、増改築をしているようですね。

というわけで、映画の設定とは全然別の場所でした。
ちなみに、苗村神社は近くの東川町交差点から県道541号に入り、約5kmのところ。

渡岸寺

1:42
ローザに教えてもらった観音像があるところ。
読みは「どうがんじ」。

向源寺W

By baggio4ever
via Wikimedia commons
(CC BY-SA-3.0)
from Wikimedia Commons
(public domain)

国宝十一面観音立像。

長命寺の道路標識

  長命寺・休暇村
安土←↑

入り江
沖の島

沖の島(おきのしま)W

沖の島 あ……あれが沖の島……

岩場

二人がひしと抱き合ったところ。

 
 

映画で二人が降りていったのは、この階段↓

現在映画のように岩場まで行けるかは不明。
もし現地へいらっしゃる際は、十分お気をつけて。

石段

長命寺W

歴史パート

小谷城

1:53頃
歴史シーンの最初の方でロングショットで捉えられる山上の城。
小谷城という設定と思われますが、これは実際には岐阜城でしょうか?

参考までに、ホンモノの小谷城跡はこのあたり。

出兵

2:02頃、出兵のシーンはやはり小谷城という設定と思われますが、実際には彦根城。
マップで太鼓門櫓とあるところ。

信長がいた城

2:03頃
信長が居たという設定の城(外観)は、実際には姫路城。
カメラ位置は東南側、現在駐車場となっているこのあたりでしょうか。
当時は建物があったようですので、その屋上とか。

みつと万福丸

2:04頃
おそらく小谷城の中という設定で、石垣の間を星野知子さん演じるみつが万福丸と進んできますが、こちらも彦根城。

その後二人が入っていく櫓は、彦根城西の丸三重櫓↓

琵琶湖を持ち上げ、信長にたたきつけてやる!

長尾一族が残念な姿で戻ってくる場面は、場所不明(調査中)。

追走2

再び勝負。
こちらは東京ほどではありませんが、やはりほぼリアルでプロットできるコースです。
判明した範囲で最後に掲載したロケ地マップに記載しました。
以下の文章を読むより、そちらの方がわかりやすいかもしれません。

スタート
日夏はこれから自分のペースで走る
国道は人目が多い
あのトルコ嬢が白い犬の飼い主

右手へ駆けていく日夏。
背景は道子のマンション。

俯瞰ショット

カメラ位置は道子のマンション。
2:17頃ローザ宛の手紙を読む場面でインサートされるショットとほぼ同じ(そちらに比べて若干左手寄り。撮影時期は別)。

東京のお返しは琵琶湖

俯瞰の次。道子を正面から捉えたショット。
背景に見えるのは、琵琶湖グランドホテル。

しかしどこかであの走り方は……

右折後。ゆったりと右カーブ。

突き当たりは行き止まり 左道なりですよ

湖畔に向かう道。

そっちへ行っても水際には道がない

ヨット置き場の脇の道。

曲がり曲がってまた国道だわ

道子はしきりに国道と言っていますが、実際には県道558号線(西近江路)。

あなたが走りたいのは人目のない水際

小橋を渡ってジグザグ進行。

映画に比べて橋桁が立派になり、背景の山は開発されて見た目が低くなっています。

国道へ出てもどこかで右

背景の倉庫のような建物は、「曲がり曲がってまた国道だわ」で左手に写っていたもの。

再び国道

左への移動をパンで捉えたショット。
ショットの最後で左手奥に連なった山が見えますが、これは対岸の沖の島のすぐ南に位置するこちらを西側から見た姿(前述長命寺の山です)。

これまでの位置からはこのショットは無理(間に琵琶湖大橋が写ってしまうはずが、見えないので)。
ここに関しては琵琶湖大橋の北側へぴょんとワープ。
沿道にある大きな建物で推定すると、例えばこのあたり。

さあいよいよだわ

2:27
信号のある交差点で右折。
「衣川町」という交差点名が見えますが、現在そのものズバリの交差点が見当たりません。
現在の「国道衣川」交差点は、以前はこういったあたりで、交差点のこの字もありません。

当時の空撮を見ると、このあたりの道路構成はだいぶ変わってきているようですが、それを含めても映画のような場所は見つかりませんでした。
探索範囲を拡げたところ、558号線を10kmほど北上したこちらの交差点が見つかりました(「志賀駅口」交差点)。ここではないでしょうか。

現在は十字路ですが、当時はT字路となっていて、SVでアングルを再現してもかなり映画のイメージに近いです。
ここで正解となると、<衣川町>の標示や向かい側右手に見える「滋賀マリーナ→」の看板は擬装ということになります。

続いて右折する道子の「追い込んでやる 天神川の砂州へ」までが、この交差点。

さあシロ 少しずつ詰めるわよ

右折後の直線。
行く手に上記の山が見え、背後に湖西線の高架が見えるので、こちらもこれまでの場所とは別。
具体的には、この道を東へ向かっています。

その直後の真横からのショットも同じ道。

左カーブ後

もとの位置(琵琶湖大橋の南側)にワープして、ここ。

飛んでくる上着
川縁

左折して川縁の路を走り始めるところ。

背景のマンション風の建物は現在はありません。

背景のアパートは、現在は一番左側の建物が無くなり、残り3棟は残っているようです。

長い塀の道

橋を渡って道なりにくるとここに出ます。
向かって右手は東洋紡のようですね。

シロお願い走らせて

へろへろになった道子。
川沿いの道でのダッシュがここにきてダメージに。

町中の橋

2:30
川に架かる橋を横から捉えたショット。

橋を渡った後は、川沿いに西へ向かって走り続けます。

町中の小径

この通りを北に向かって走っています。

赤い文字で貸衣装の看板を出していたのが、古手吉という呉服店。

町名としては、滋賀県大津市本堅田(かたた)。映画の中でもセリフで登場していました。
「湖族の郷」というキャッチで、観光地をアピールしています。
SVで見る限り映画の風景はだいぶ喪われてはいるものの、まだ趣は残っているように思えます。

http://katatakankokyokai.com/katata.php

神社

伊豆神田神社

道標

今は無くなっているようです。

Y字路
通行止めのトンネル
勝った! 勝ったわよ!

琵琶湖大橋、現在の南側に架かる方。
最高点の少し手前でしょうか。
背景に見えるのは、びわ湖タワー。

お二人とも誠に誠にお疲れさまでした。

ラスト

地球の自転とともに
笛はここで永遠に

もちろん静止軌道ではありませんので、そういうわけには……

ロケ地マップ

琵琶湖

     

東京

     

資料

更新履歴

  • 2018/03/16 新規アップ

『幻の湖』 (1982)” への1件のコメント

  1. 「幻の湖」がこのブログに登場するなんて、目を疑うようなサプライズだ。
    しかも、居ながら様がこの映画を劇場で見ているとは!

    「幻の湖」は大コケ、超不入り、早々に公開中止となったので、実際にリアルタイムで見た人とは極めて少ないのではないか。

    内容的にも万人からそろって大酷評、大不評を買い、そのため長い間DVD化もチャンネル放映もされなかった、いわば「幻の映画」であった。

    私もこの空前の大悪作(と言われているもの)を鑑賞できたのは数年前。

    「えぇ、何で? 何で? 橋本忍とあろうものが!」と絶句したものである。

    しかし、最近ではこの映画はひょっとしたら、我々凡人には到底理解できない、神がかり的な畢生の傑作ではないかと思うようになりました。

    そんな事を思う、今日この頃この記事を読み、もう一度この映画をじっくり見直してみようと思ったり、何故か琵琶湖周辺や「追走1」のコースにとても行きたくなりました、

    このロケ地探索はいつもながら凄い、情報量に圧倒されてしまいます。

    読む方は気軽にルポを楽しんでいますが、書く方にすれば、これだけの膨大なコンテンツをまとめるにはどれほどの労力(エネルギー)が必要だったかと思うと空恐ろしくなります。

    この映画は『北京原人 Who are you?』や『シベリア超特急』と同じカテゴリーだと述べられておりますが、このカテゴリーに『ふしぎな岬の物語』(吉永小百合主演)も是非加えてください。

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