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『未知空間の恐怖/光る眼』 Village of the Damned (1960)

未知空間の恐怖 光る眼 & 続・光る眼 宇宙空間の恐怖 [DVD]

作品メモ

2つ前のエントリー『人類SOS!』と同じジョン・ウィンダム原作のSF映画。
『呪われた村』(“The Midwich Cuckoos” 1957)の映画化で、原作は『トリフィド時代』(1951)より後ですが、映画化はこちらが先。
といいますか、もともと57年に原作執筆と脚本化が同時に進められていたとのことです(DVDのオーディオコメンタリーより)。
それがいったん映画化にストップがかかり、2年後にようやく低予算が付いて映画となったということらしいですね。

イギリスのとある村で、突然村人たちが数時間の間失神するという怪奇現象が起きます。
最近のドラマ『フラッシュフォワード』でも似たような描写がありましたが、あちらはその間未来へタイムスリップしていたという設定。
こちらの映画では、驚いたことにその後村の女性が全員妊娠していることが発覚します。
衝撃の度合いはこっちの方が凄いかも。いったんストップがかかったのも、このあたりが原因だったようでして。

決まったお相手がいる人もいない人も、とにかく妊娠可能な女性が全員子供を授かってしまったのですから、これはただ事ではありません。
やがて産まれた子供たちは、みな一様に金髪……というよりは白髪(@白黒映画)でとても可愛らしいルックスなのですが、いつも限りなく無表情。
しかも考えられない速度で成長をとげ、時折目をぎら~んと光らせると、周囲に超常現象が起きるという、どう見ても通常のヒトの子ではない感じ。
その不思議な能力により、時には自分たちの邪魔になる者を葬り去るというダミアン的行動にも出たりするのでした。
世界各地で同様の現象が起きていることがわかり、とりあえずイギリス政府は子供たちを隔離することを決定。
しかし……といったお話。

異星人が地球の女性に子供を産ませて育てさせるというやり方が、他の鳥の巣に卵を産んで育てさせるカッコウそっくり……ということで、原作小説のタイトルが「ミッドウィッチのカッコウ」となっている次第(ミッドウィッチは村の名前)。
カッコウは巣を作らないから『カッコウの巣の上で』……みたいな感じで、映画はタイトルだけでもお勉強になるのでした。

主役の科学者ゴードン・ゼラビーにジョージ・サンダース。
妻アンセアにバーバラ・シェリー。
息子デビッドにマーティン・スティーヴンス。

監督ウォルフ・リラ、製作ロナルド・キノック、撮影ジェフリー・フェイスフル、特撮トム・ハワード、音楽ロン・グッドウィン。

続編とリメイク

未知空間の恐怖 光る眼 & 続・光る眼 宇宙空間の恐怖 [DVD] 続編は『続・光る眼/宇宙空間の恐怖』。
こちらもエントリー書きますので、よろしかったらどうぞ。
→ 『続・光る眼/宇宙空間の恐怖』 Children of the Damned (1964)

今ですと2本がカップリングされたDVDがありますので、気軽に接することができます。
2本とも画質も良くコメンタリーもちゃんとついているというなかなかの仕様で、お奨め。

光る眼 [DVD]

ジョン・カーペンター監督の『光る眼』(1996)はリメイク。
あえてリメイクしなくても古典で十分のような気もしますが、どんなもんでしょうか……

ロケ地

IMDbでは、

Letchmore Heath, Hertfordshire, England, UK

設定では原作のタイトル通りMidwich。
撮影はIMDbに記された、Letchmore HeathW

たとえば冒頭失神状態の村の描写(並木のあるエリア)はここ↓

驚いたことに、村の建物はほとんど映画と同じように残っています。
郵便局兼雑貨店のお家もSVで見つけることができました。
実際には個人宅のようですので個別にはマップで明示しませんが、万が一現地に行かれたとしても住人の方たちにくれぐれもご配慮をお願いします。

資料

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