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『サウンド・オブ・サイレンス』 Don’t Say a Word (2001)

作品メモ

ムービープラスにて久々に鑑賞。
娘を誘拐された精神科医。犯人の要求は、担当する患者から6ケタの数字を聞き出すこと。
その夜発見された男女の死体。
すべては10年前の銀行強盗事件に遡る……といったサスペンス。

精神科医ネイサン・コンラッド役にマイケル・ダグラス。
事件の鍵を握る患者エリザベス役にブリタニー・マーフィ。昨年(2009年)暮れに若くしてこの世を去った彼女ですが、この映画での演技を見ると本当に惜しまれ、胸が痛みます。
娘ジェシー役がダコタ・ファニング……ではなくてスカイ・マッコール・バートシアク Skye McCole Bartusiak。
妻アギー役が前年の『X-メン』でぐっとクローズ・アップされたファムケ・ヤンセン。
悪役コスターがショーン・ビーン。

監督はゲイリー・フレダー。同年、SF『クローン』も手がけています。
原作はアンドリュー・クラヴァンの『秘密の友人』。

ロケ地

IMDbでは

Disused lower platform, Bay subway station, Toronto, Ontario, Canada
Hart Island, Bronx, New York City, New York, USA
New York City, New York, USA
Toronto, Ontario, Canada
Whitby, Ontario, Canada
Williamsburg, Brooklyn, New York City, New York, USA (bank building exteriors)

設定ではニューヨーク市が舞台ですが、カナダでも撮影されています。

800px_Above_Williamsburg_Bridge.jpg 冒頭の橋はウィリアムズバーグ橋。
空撮カメラはマンハッタン上空からブルックリンを捉えています。

Photo from Wikimedia Commons(public domain).

銀行

Williamsburg, Brooklynとテロップが出ますが、撮影もそのままブルックリン。
銀行の外観はこちら。

当時はわかりませんが、現在は実際に銀行(HSBC)のようです。

病院

Bridgeview Psychiatric Hospitalという設定。
場所不明。

中華街

2人がクルマでやってきたところ。
撮影場所は設定通りCanal Street駅周辺。

車から降りたのはこのあたり。

その後歩く大通りがCanal Streetで、西へ進みながらまさに駅のあるこのあたりにやってきます。

地下鉄駅

ホームの場面はトロントの地下鉄Bay駅の下にある使われていないホーム(Bay Lower)で撮影。

ハート島に向かうクルマが渡る橋。
その先はCity Island。

City Island Bridge

フェリー乗り場

City Islandからハート島へ。
このあたりは実際の地理に忠実です。

設定ではハート島 Hart Island。
実在する島で、上記City Islandのすぐ東側にあります。

無縁墓地もありますが、映画のような個別のお墓はないそうです。

というわけで、実際の撮影はハート島ではなく巨大な倉庫の中で撮影。
大量の土や木々、葉っぱを持ち込み、お墓も126作ったとか。
あれが屋内というのは驚きですが、その後に展開する映像を考えれば結局はそういう撮影方法が合理的なのでしょうね。

資料

コメント

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