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『遠すぎた橋』 A Bridge Too Far (1977)

遠すぎた橋 アルティメット・エディション [DVD]

When one man says to another,
“Today let’s play the war game”,
everybody dies.

作品メモ

ひとつ前のエントリー『素晴らしき戦争』で監督デビューしたリチャード・アッテンボローの3作目。
第二次大戦における「マーケット・ガーデン作戦」を描いた戦争映画です。

公開時、破格の製作費をつぎ込んだ空前の超大作戦争映画としてがんがん宣伝されていたのが記憶に残っています。
いろいろな映画サイトを見ると製作費は90億円とのこと。
Boxoffice Mojoによれば、$27 million。
1USD=333円の換算となりますが、当時のドル円相場から見るとちょっと盛りすぎ?? 
それとも起点が英ポンドとなると正しい換算になるのか、あるいは大ざっぱに30ミリオンに1USD=300円を掛けてしまったのか、まあどういう計算だったのかは知る由もありませんが、とにかく当時の息も絶え絶えだった日本映画界からすればありえないような予算がつぎ込まれた映画でありました。

ところが宣伝につられてのこのこ見にいき、確かに地の果てまで連なる戦車軍団や大空を覆い尽くす落下傘部隊といった物量作戦に圧倒されたものの、なんだかすっきりしないまま映画館を出た人も多かったと思います(自分もそのひとり)。
負け戦を描いたためカタルシスがなかったから、ということもあるかと思いますが、それ以前に様々な場所で同時並行的に物語が進むため、「この場面で描かれているのは、どの橋で誰が何をしているのか」という基本的なことがわからないままぼーっと3時間を過ごしてしまったような。

というわけで、今回ん十年ぶりのリベンジ。
よりわかりやすい鑑賞のためにまとめてみましたが、以下の記述は歴史的事実を知るためではなく、あくまで映画『遠すぎた橋』を理解するためのメモ。自分向けの整理整頓となりますのでご了承ください。

マーケット・ガーデン作戦

まず最小限の予備知識から。
時に1944年9月。
ノルマンジー上陸作戦の後、パリを解放しベルギーからドイツ軍を撤退させたものの、戦線が伸びきったため補給が難しくなり戦況は膠着状態。
当時パットン将軍とベルリン入りを競っていた北部軍司令官モントゴメリー将軍が、オランダに展開するドイツ軍前線を撃破して一気にベルリンへの道を切り開き、クリスマス前に戦争を終結させようと提案したのがこの作戦。

ドイツ軍前線の背後に大規模の空挺部隊を降下させて、いくつかの主要な橋を奇襲し確保(マーケット作戦)。
一方で地上部隊を進軍させて、点と点を結ぶように地上を制圧(ガーデン作戦)。
という具合に、空挺部隊と地上部隊の両輪で遂行する作戦でした。

ポイントは、空挺部隊が首尾良くすべての橋を確保できるかどうか。
そして、軽装備で補給のない空挺部隊が持ちこたえている間に重装備の地上部隊が間に合うかどうか。
スピードがキモの作戦でしたが、実際にはたびかさなる不測の事態とドイツ軍の想定外の反撃により、地上部隊の進軍は大幅に遅延。
結局一番奥の橋を攻略していた空挺部隊が孤立し、多大な犠牲を出して降伏。地上部隊も撤退という、惨憺たる結果に終わっています。

橋とキャスト

オールスターキャスト映画ということで、どの役も名だたる俳優達が配され、大作ならではの雰囲気をかもし出しています。
これらのキャストを中心に見ていけば、場所や状況が判断しやすくなるかもしれません。
以下もう少し詳しくメモ書き(ネタばれもあるかと思いますのでご注意を)。

連合軍

作戦の司令官はブラウニング中将(ダーク・ボガード)。
冒頭、彼が召集した空挺師団長会議?で作戦の概要が述べられます。

まずは空挺部隊の目標(地上部隊の侵攻予定順)。

■アイントホーフェン(Eindhoven)の橋
テイラー少将(ポール・マックスウェル)率いるアメリカ軍第101空挺師団。
葉巻を咥えたスタウト大佐(エリオット・グールド)やドーハン軍曹(ジェームズ・カーン)はここの所属。

■ナイメーヘン(Nijmegen)の橋
ギャビン准将(ライアン・オニール)率いるアメリカ軍第82空挺師団。
ジュリアン・クック少佐(ロバート・レッドフォード)が活躍したのがここ。

■アルンヘム(Arnhem) の橋
アーカート少将(ショーン・コネリー)率いるイギリス軍第1空挺師団。
降下地点は橋から13km。
実際に橋の攻略に向かったのは、ジョン・フロスト中佐(アンソニー・ホプキンス)率いる部隊。
ソーサボフスキー少将(ジーン・ハックマン)率いるポーランド空挺旅団も後から合流予定。

というわけで、空挺部隊に関してはそれぞれ目標の橋が決まっていますので、これらの俳優達が出てきたらどこを描いているのかが自動的にわかります。

一方、地上部隊はイギリス第30軍団。
率いるのは、出陣前の将校達の集会で絶妙のトークを披露したホロックス中将(エドワード・フォックス)。
先陣を切るのはバンドルール中佐(マイケル・ケイン)の近衛連隊。
なのでマイケル・ケインが登場する場面は、地上軍がどこまで進んだかを示していることになります。

ドイツ軍

モーデル元帥は微妙なキャラでしたが、他は優秀な軍人として描かれます。

西部軍総司令官ルントシュテット元帥(ヴォルフガング・プライス)の司令官就任は、撤退に次ぐ撤退で士気が下がった兵士達を勇気づけます。
ルードビッヒ少将(ハーディ・クリューガー)はナイメーヘンへ向かいます。もし橋を守りきれない場合は爆破するつもりです。
ビットリッヒ中将(マクシミリアン・シェル)率いるドイツSS第2戦車軍団精鋭部隊はアルンヘムに配置され、フロスト中佐の部隊と激戦を繰り広げます。

民間人

アルンヘムとその近郊で英軍の負傷者を助けるオランダ人。

スパンダー医師(ローレンス・オリビエ)は懸命に治療にあたる一方、停戦のために尽力します。
ケイト・ホースト(リブ・ウルマン)は自宅を提供して負傷者を保護します。

スタッフ

原作はコーネリアス・ライアンの『遙かなる橋』。
脚本ウィリアム・ゴールドマン。

監督リチャード・アッテンボロー。
カメオ出演もしているようで、IMDbのキャストの欄に、”Lunatic Wearing Glasses (uncredited)”とあります。
言われてみればたしかに、森から様子を見ていた患者達の中にメガネをかけた黒髭の男が見えますが、これが本人でしょうか。
このシーンは『まぼろしの市街戦』っぽくて結構意味深でしたね。

製作ジョセフ・E・レヴィン、リチャード・P・レヴィンの親子。
撮影ジェフリー・アンスワース。
音楽ジョン・アディソン。実際に英軍第30軍団の一員としてマーケット・ガーデン作戦や先のノルマンジー上陸作戦に参加していたとのこと。

  

ネタばれ的メモ

クリックすると開閉します。
  • 壊滅寸前の英軍空挺部隊。つかのまの停戦に兵士がフルートで奏でたのは、バッハの「ブランデンブルク協奏曲第6番変ロ長調(BWV1051)」第3楽章のテーマ。
  • 雨傘の士官は映画では死んでしまいますが、モデルとなった人物は生き延びたそうです。(IMDbのトリビア

ロケ地

IMDbでは

Bemmel, Lingewaard, Gelderland, Netherlands
Bronkhorst, Gelderland, Netherlands
Deventer, Overijssel, Netherlands
Gelderland, Netherlands
Grave, Noord-Brabant, Netherlands
Haarle, Overijssel, Netherlands
Lent, Nijmegen, Gelderland, Netherlands
Moor Park Golf Club, Moor Park, Anson Walk, Batchworth Heath, Hertfordshire, England, UK (exteriors)
Nijmegen, Gelderland, Netherlands
Twickenham Film Studios, St Margarets, Twickenham, Middlesex, England, UK (studio)

と実際にオランダで撮影されているようです。
以下例によってIMDbのリストとウェブマップを頼りに、画面とにらめっこでチェックしていきました。
答え合わせはしていませんので、間違っていたらごめんなさいです。

運河沿い

跳ね橋のある運河沿いを撤退するドイツ軍。
撮影場所を突き止めるのはちょっと難しいでしょうか。

ドイツ西部軍司令部

German Western Front Army H.Q.

ルントシュテット元帥が西部軍総司令官として到着したところ。
撮影場所不明。調査中。

※18/7/1追記
コメント欄でTackmixさんから情報を寄せていただきました。(2018年6月25日 14:52
司令部の建物として登場したのは、ズトフェン(Zutphen)の市庁舎でした。

ブラウニング中将司令部

General Browning’s H.Q. England

ゴルフクラブを持つ人からカットが始まりますし、設定がイギリスと言うこともありますので、おそらくIMDbのリストにあるこちらではないかと推測できるのですが、確証はありません。

Moor Park Golf Club, Moor Park, Anson Walk, Batchworth Heath, Hertfordshire, England, UK (exteriors)

レオポルドビル

0:28頃。
多くの軍用車両がずらり並ぶところにホロックス中将(エドワード・フォックス)がやってくるところ。
正面の教会が特徴的。

テロップでは、
英国第30軍団 ベルギー オランダ国境 レオポルドビル
General Horrocks’ XXX Corps. H.Q.
Leopoldsville on the Belgian-Dutch Border

この「レオポルドビル(Leopoldsville)」ですが、設定上どこなのか今いち不明。
集会の壇上の地図には、”BOURG LEOPOLD”とあります。

これに関してはIMDbのgoofsにツッコミが。

Factual error: When the tank corps is shown before leaving, the village is refered to as Leopoldsville. It was in fact the Belgian village of Leopoldsburg. It’s shown on the map as Bourg Leopold (which is the correct French name). Leopoldville was the capital of the Belgian Congo which is now called Kinshasa.

つまりフランス語表記で”BOURG LEOPOLD”、現地表記で”Leopoldsburg”のようです。
ただ、Leopoldsburgの画像を見ても、映画に登場したような広場が見つかりませんでした。実際の撮影は別の場所かもしれません。
教会の外観を手懸りに見つけることができるかもしれませんが、まだ調査中。

参考までにLeopoldsburgWはここ。

※18/7/1追記
コメント欄でTackmixさんから情報を寄せていただきました。(2018年6月25日 14:15
ホロックス中将がやってくる広場は、デーフェンター(Deventer)とのことです。
具体的には、こちらの広場↓

Brink (Deventer)W

教会だと思った建物は、計量所(Waag)でした。

Deventerは、アルンヘムの橋や市街地として撮影に使われたところ。
橋は広場から目と鼻の先。
遠すぎた橋どころか、近すぎです。

ドイツ戦車師団司令部(アルンヘム南方)

General Bittrich’s H.Q.
South of Arnhem

モーデル元帥・宿舎 ハルテンスタイン・ホテル

0:51頃。

Field Marshal Model’s H.Q.
Hartenstein Hotel near Arnhem

近くに落下傘部隊が降下したと聞いてモーデル元帥が撤退したところ。
後でアーカート少将(ショーン・コネリー)率いるイギリス軍第1空挺師団の司令部となります。

本物は今でも残っていますが、外観が別。
それに映画の中で後ほどボロボロになりますのでおそらくセットかと思いますが、詳細不明。

こちらは実際の司令部とアーカート少将。
撮影は1944年9月19日とのこと。

Photo from Wikimedia Commons (public domain).

 

Hartenstein Hotelは被害を受けたものの戦後も営業。
1978年に空挺博物館(Airborne Museum)Wとなっています。
時期的にみて、映画の公開が契機となっているようですね。

Airborne Museum
http://www.airbornemuseum.com/

Photo from Wikimedia Commons (public domain).

歓迎される村

1:06頃。
フロスト中佐(アンソニー・ホプキンス)の部隊が徒歩で橋まで向かう途中で、オランダ人たちの大歓迎にあう村。
調査中。

最初のカットの正面の家は、ホルスト夫人(リブ・ウルマン)の家。
このあたりは後でボロボロになりますので、やはりセットでしょうか。

米軍第101師団担当地域

1:08頃。
スタウト大佐(エリオット・グールド)の目の前で爆破される跳ね橋。

U.S.101st Airbome area the Son Bridge
少し後に、「アイントホーフェン ソーン橋」と出ます。
ここでようやくアイントホーフェンにおける目標の橋の名前が示されたことになります。
小さい跳ね橋というのが意外で、これでは重量級の戦車など渡れないような気もしますが、史実もこうだったのでしょうか?

爆破までしているので史実と似たような場所にセットを組んだものと思われますが、撮影場所は手懸りが少なすぎて解明はまず無理。
参考までに実際のソーン(Son)という地名は、Eindhovenの北側にあるこちら。

風車の村

1:10頃。
風車が見える田園風景を進むバンドルール中佐(マイケル・ケイン)の戦車部隊。
「アイントホーフェンまで10km」と言っています。
撮影場所は調査中。

アルンヘム市街

フロスト中佐(アンソニー・ホプキンス)の部隊がやってきたところ。
一番奥といいますか、最終目標の橋があるところ。
実際の撮影は、Arnhemの現地周辺に昔の面影がなくなっていたため(Wikipediaによる)、あるいは撮影許可や予算の関係で(IMDbによる)こちらで行われています。

Deventer, Overijssel, Netherlands W

Google Earthの物差しでざっくり測って、Arnhemから北北東へ35kmほどのところです。
史実でもそうですが、映画の設定上でも撮影上でも、フロスト中佐の部隊は橋の北側にたてこもることになります。

WilhelminabrugW

傘を持って近づく名場面のアングル↓


大きな地図で見る

背景に塔の見える街路

塔はこちらの教会。

最後の方で、アップで映ります。

橋桁の脇の民家

SVの都合上逆向きですが、占拠した民家はこのあたり。

家々はセットでしょうか。

二つの尖塔の教会

民家の屋上から橋をうかがうカットで背景に見える教会。

Sint-Nicolaas- of BergkerkW

Photo from Wikimedia Commons (public domain).

 

橋の下

夜間火炎放射器を持った二人が登っていった橋の下の階段。

アルンヘムの橋(実物・参考)

実際の橋の位置はこちら。

史実としては、Arnhemの橋はマーケット・ガーデン作戦での攻防戦では残りましたが、翌10月に空爆で破壊。
戦後同じ場所に同じような形で再建されています。
1977年12月17日にジョン・フロスト橋 John Frost BridgeWと改名。
日付からして、映画が契機となっているものと思われます。

現ジョン・フロスト橋。

Photo from Wikimedia Commons (public domain).

 

アイントホーフェン

Eindhoven

1:30頃。
バンドルール中佐(マイケル・ケイン)の地上部隊が熱烈歓迎を受けるところ。
迎えたのはスタウト大佐(エリオット・グールド)。
地上部隊はこれでようやく最初の目標地点に到達したことになります。
街並みがあまり写らないので、実際の撮影場所をつきとめるのは難しそう。

こちらは実際の画像。
撮影は9月20日。

Photo from Wikimedia Commons (public domain).

 

▼23/5/9 追記
コメント欄でTackmixさんから情報を寄せていただきました。(2023年5月9日 00:35
「レオポルドビル」と同じくデーフェンター(Deventer)で、同じ広場を計量所の側から捉えていました。

最初のカットは目線が高いので、もしかすると計量所のバルコニーから撮っていたのかもしれません。

グラーブ橋

1:48頃。
Grave Bridge – 22 miles from Arnhem

地上部隊が順調に渡っていった橋。
現在こういう名前のようです。

John S. Thompson-BrugW

余談となりますが、この橋が映画鑑賞の上で混乱の元でした。
最初の目標地点アイントホーフェンのソーン橋(爆破された橋)と、第2目標のナイメーヘン橋の間に、予定通り確保できたグラーブ橋という橋があったことになります。
史実としては、アイントホーフェン方面の部隊はソーン橋ともうひとつの橋(Veghel)、ナイメーヘン方面の部隊がグラーブ橋とナイメーヘン橋を確保したようです。最後のアルンヘムの橋を加えて合計5つ。
これでキャッチコピーの「五つの橋奪取なるか!」と計算が合いますが、映画の中ではちゃんと説明されていなかったような……。

参考までにグラーブ橋は、Google Earthの物差しでざっくり測って、ソーン橋からは北東へ30数kmのところ。
ここからナイメーヘンまでは10数km、アルンヘムまではテロップにあるように35km。

ナイメーヘン橋

1:55頃。
Nijmegen Bridge

町の北側に橋があります。
地上部隊がやってくるのは南から。
ルードビッヒ少将(ハーディ・クリューガー)がいるのは北側。

こちらは当時の画像。
ナイメーヘン橋を渡る英国第30軍団。
撮影は1944年9月17日~20日とありますが、ホンモノだとすれば20日以降のはず。

Photo from Wikipedia (public domain).

 

その後の傷んだ街並みと橋。
撮影は9月28日とのこと。

Photo from Wikimedia Commons (public domain).

 

現在の橋の様子。
平和のありがたさを感じずにはいられません。

渡河作戦

ジュリアン・クック少佐(ロバート・レッドフォード)率いる部隊が白昼手こぎボートで渡るという勇猛果敢な攻撃をみせるところ。
史実では橋の西側(下流)のようですが、映像から見ると橋の北東側のこのあたりで撮影されたように思えます。

史実や設定では南から北側に渡っているはずですが、撮影時は北から南へと渡っていることになります。
ナイメーヘン橋のすぐ西側に鉄道の橋がありますので、それが写らないように東側から撮影したのでは?と憶測。

師団長たちが撤退を決断するところ。
設定ではアルンヘムの橋から1マイル。

実際の撮影は、「アルンヘム」に見たてたDeventerの町の教会。
フロスト中佐の部隊が街路に展開したときに背景に見えた塔です。

ということは、設定上も橋の北西側にあるということになっているはずですが、そうなるとショーン・コネリーはともかく、他のメンバーが川の北側にいることになり、ちょっと変かもしれません。

ロケ地マップ

今回は史実も加えてみました。
いつもの黄色いカメラマークが撮影地で、赤いピンは史実関連の位置です。


より大きな地図で 遠すぎた橋 を表示

資料

更新履歴

  • 2023/05/09 「アイントホーフェン」追記
  • 2018/07/01 「ドイツ西部軍司令部」「レポルドビル」追記

コメント

  1. 高橋元治 より:

    初めまして。

    近い将来( 笑 )遠すぎた橋のロケ地巡りをするので大変に参考になりました。
    また、他の作品も大変興味深くこれから読破しようと思います。( 笑 )
    今後も頑張ってください。

  2. 居ながらシネマ より:

    高橋元治さん、いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。
    ロケ地訪問を計画されているとのことで、うらやましいです。
    どうぞご旅行楽しまれてください 🙂

    久々にこのエントリーも読み返してみましたが、自分で書いたのにわかりづらく混乱してしまいました。もう少し整理して書かないといけませんね……

  3. 高橋元治 より:

    2度目の投稿です。

    今、アムステルダムに旅行中です。
    これからナイヘーメンとアーネムに行きます。
    この目で「遠すぎた橋」を確かめてきます。

  4. 居ながらシネマ より:

    高橋元治さん、コメントありがとうございます。
    いよいよ現地に向われるのですね。たっぷり堪能してきてください。
    引き続き現地の様子をレポートいただければさらに有り難いですが、なにより道中お気を付けて、良い旅となりますように、お祈りしています。

  5. 「素晴らしき戦争」のとこでちょっと出てきた人 より:

    私も将来、アルンヘムやアイントホーフェンをこの目で見てきたいですなあ。あの映画の、いつも傘を持ってる空挺隊員が大好きでした。あの空挺隊員が終盤、アルンヘムで戦死するシーンがものすごく印象に残っています。あと、オランダの民間人の少年が(何となくハリーポッターに似ている)英軍機に向かって手を振るシーン。あの少年も「パパ!」と叫んで死んでしまいますねえ。

  6. 居ながらシネマ より:

    「素晴らしき戦争」のとこでちょっと出てきた人さん、コメントありがとうございます。
    アルンヘムは実際には別の場所で撮影されていますが、傘を持って歩くなら史実よりは撮影地の方が良さそうですね。

  7. Tackmix より:

    ホロックス中将がジープで作戦説明に到着するシーンは、ディペンターで撮影されています。
    https://www.google.co.jp/maps/@52.2523673,6.1608071,3a,75y,201.27h,74.09t/data=!3m6!1e1!3m4!1shuWVmvp0fkqLYe3dYPQUZw!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja&authuser=0
    橋の北東の「計量所」前広場で、噴水側から撮影しています。
    1996年に新婚旅行のついでに遠すぎた橋ロケ地巡りをしましたが、ここを見つけたのは偶然でした。
    ディペンターの橋に向かうために駅から歩き始めて、急に目の前が開けたと思ったらこの場所でした。

    あといくつか情報がありますので連投しますね

  8. Tackmix より:

    https://www.youtube.com/watch?v=dXirP8WIR3Y
    これを見ると、ドイツ軍司令部はZutphenにあったようです。

    さて、ナイメーヘン渡河の撮影ですが、サントラCDに渡河を撮影しているアッテンボローの写真があります。IMDbにも同じようなカットがありますが、確かCDの写真は左手奥に古い城が写っています。これは、南側にあるものです。
    橋と渡河シーンが一緒の場合は確証はないのですが、少なくとも南側から渡っているシーンは撮影されているようです。

    http://www.tackmix.com/modules/xpwiki/168.html
    ここに私のページがあります。
    一部、昔私が撮影したビデオが含まれています(^^;
    参考になれば・・・

  9. 居ながらシネマ より:

    Tackmixさん、コメントありがとうございます。

    ホロックス中将がやってきたところが実は「アルンヘム」だったというのがびっくりですね。マップでチェックした際にこの広場も見たはずなのに、全然気づきませんでした。
    新婚旅行のついでに偶然見つけられたというのがまた凄いです 🙂
    サイトにアップされている1996年の動画がその時のものでしょうか。映像も貴重ですが、編集にも思い入れがたっぷりで素晴らしいです♪

    他の情報もありがとうございました。
    ドイツ軍司令部はZutphenの市庁舎のようですね。
    それからナイメーヘン渡河はじっくり見返さないといけませんね。

    現在ちょっと時間がとれなくてサイトの更新が滞っていますが、週末あたりにはいただいた情報をもとに更新するつもりでので、今しばらくお待ちください。
    貴重な情報ありがとうございました!

  10. Tackmix より:

    バンデラー中佐とスタウト大佐が出会うシーン。判明しました。
    なんと、ホロックス中将が作戦説明に来るシーン、計量所前の広場です。
    計量所を背にして撮影されています。
    真ん中の噴水はどうやって隠したのか判りませんが、最初のシーンはこの角度。
    https://www.google.com/maps/@52.2524048,6.1608902,3a,75y,37.16h,84.36t/data=!3m6!1e1!3m4!1s-HPccKI00IOKYtGCh1OAew!2e0!7i13312!8i6656?authuser=0
    もしかすると、合成しているのかも知れないですね。

    バンデラー中佐が話すときには、計量所の角が背景に映ります。
    https://www.google.com/maps/@52.2517187,6.1600709,3a,75y,169.93h,86.52t/data=!3m6!1e1!3m4!1s0Lcjx-jH_mP_ePi_jw-AqQ!2e0!7i13312!8i6656?authuser=0

    気がついたのは、この写真を見てです。
    https://www.facebook.com/photo/?fbid=1034126733894715&set=pcb.1034129817227740

  11. 居ながらシネマ より:

    Tackmixさん、お久しぶりのコメントありがとうございます。
    おー、これはよく気づかれました。
    ふたりとも前線へ進んだふりして、実はその場にとどまっていたのですね 🙂
    こういうネタ大好物です。
    大作映画といえども予算が無限にあるわけではないですから、異なるシーンを同じ場所で撮影できればだいぶ省エネになりそうですね。

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