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『火星人地球大襲撃』 Quatermass and the Pit (1967)

火星人地球大襲撃 [DVD]

作品メモ

ロンドンの地下鉄工事現場で発掘された金属製の巨大な物体。
中には昆虫のような姿をした異星人の死体が何体も……
クォーターマス博士たちの調査の結果、500万年前にやってきた火星人の宇宙船と判明。
宇宙船からは謎のエネルギーが迸り出て、ロンドンの街は大混乱に陥ります。
それはかつて火星上で勃発した最終戦争が生み出した憎悪のエネルギー。
はたして博士たちは火星人の怨念からロンドンを、いや地球を救うことができるでしょうか。

……といったお話。

日本では劇場未公開のイギリス映画。
アメリカでのタイトルは”Five Million Years to Earth” 。

子供の頃テレビで見て、非常にインパクトがあった作品です。
allcinemaやAmazonでのコメントでも同じことが書かれていて、なんだか嬉しくなりました。
特に角を生やした異形のエネルギー体がロンドン上空にそそり立つ姿は、子供の時分の記憶にしっかりと焼き付いています。
そしてその後に続くスペクタクルで、しかしどこかもの悲しい場面も……。

それらは今日DVDで見返すと素朴でショボくもありますが、500万年前ならぬン十年前の記憶とシンクロして、 けっこう盛り上がって見ることができました。

精神エネルギーによって街が大変なことになってしまうくだりは、『禁断の惑星』+『スペース・バンパイア』といった趣きでしょうか。
レトロな雰囲気もあいまって、もしかしたら『超生命ヴァイトン』を映画化したらこんな雰囲気になったかも、等々妄想が果てしなく広がったりするのでした。

クォーターマス・シリーズ第3弾。
というからには1作目、2作目とあるはずですが、テレビで見たことがあるのはこの『火星人地球大襲撃』だけです。
もともとはテレビシリーズだったのを、映画化したとのこと。

製作はイギリスのあのハマー・プロダクション。
同プロダクションのサイトでの紹介↓

http://www.hammerfilms.com/productions/film/quatermass-and-the-pit

監督ロイ・ウォード・ベイカー、製作アンソニー・ネルソン=キーズ、原案・脚本ナイジェル・ニール。

クォーターマス・シリーズ

原子人間 [DVD] 1 『原子人間』 The Quatermass Experiment

宇宙からの侵略生物 [DVD] 2 『宇宙からの侵略生物』 (未) Quatermass II: Enemy from Space

火星人地球大襲撃 [DVD] 3 『火星人地球大襲撃』 Quatermass and the Pit (1967)

ハマー・フィルム怪奇コレクション DVD-BOX SFアドベンチャー編 ハマー・フィルム怪奇コレクション DVD-BOX SFアドベンチャー編

2と3が収録されています。

ロケ地

IMDbでは、

London, England, UK
MGM British Studios, Borehamwood, Hertfordshire, England, UK (studio)

スタジオ撮影なので、これといってロケ地はありません。

地下鉄の駅

CENTRAL LINEのHOBBS ENDと標識が出ていますが架空の名前。
スタジオのセットです。

資料

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