作品メモ
母親と息子とその恋人。
三者三様にドラッグにハマり転落していく姿を描きます。
監督・脚本は『π』(パイ)のダーレン・アロノフスキー。
『π』よりさらにエッジの効いた映像と編集で、見る者の神経を逆なでします。
IMDbのtriviaによると、カット数が2000以上だとか(普通は600~700カット) 。
ドラッグの怖さを警告する映画と言うよりは、ドラッグの破壊力をそのまま見せつける映画で、感情移入や感動とは無縁のハードな描写のオンパレード。
映画に安らぎや感銘を求める人にはお奨めできない内容となっています。
キャストはそれぞれエレン・バースティン、ジャレッド・レトー、ジェニファー・コネリー。
ジェニファー・コネリーも熱演でしたが、エレン・バースティンの貫禄十分な演技は見事でした。
ロケ地
IMDbでは
Brooklyn, New York City, New York, USA
Coney Island, Brooklyn, New York City, New York, USA
Red Hook, Brooklyn, New York City, New York, USA
アパート
サラの住まい(冒頭テレビを運び出すところ)。
ブルックリンの南、ブライトン・ビーチ Brighton Beachの浜辺沿いの建物です。
テレビを運ぶ道筋
2人がテレビを運んだのはBrighton Beachの高架線の下や浜辺のボードウォーク、Thunderbolt(木造ジェット・コースター、2000年秋に解体)の脇など。
画像はWikipediaから(パブリックドメイン)。
桟橋
Coney Island Cross (Steeplechase Pier)
蛇足ですが、この桟橋は2人が遊園地や海を見下ろしながら将来のことを語り合っていたときに映っていたもの。
この場面、『ダークシティ』を連想した人も多いのでは?
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