『わらの女』 Woman of Straw (1964)

創元推理文庫、裏表紙の思ひ出

作品メモ

NHKBS2衛星映画劇場 2009年4月14日 (火) 13:00~ にて録画鑑賞。
大昔(おそらく)テレビで見て以来の実に久々のご対面となりました。
日米ともに現在ソフトなし。 [1]アメリカではVHSが出ていたようですが、現在は入手がむずかしいようです。 アメリカAmazonでのVHS(廃盤)の案内 → … Continue reading
なので今回のような放送は貴重な機会となります。

わらの女 【新版】 (創元推理文庫)わらの女 (創元推理文庫 M ア 5-1) 順番としてはカトリーヌ・アルレーの原作を読んだのが先です。
創元推理文庫の原作本、今は右の画像のようなジャケットらしいですが、むか~しは映画のスチールを使っていて、表紙はショーン・コネリーの立ち姿でした。
でもって裏表紙がジーナ・ロロブリジーダの水着姿。
それ目当てに買ってしまったわけですが(汗)、お話も実に面白くその後も何度か読み返したものです。

というわけで、ヒロインはジーナ・ロロブリジーダ。
資産家の老人の世話をする若くて美しい看護婦です。
彼女に計画を持ちかけるのは老人の甥で秘書でもあるショーン・コネリー。
自分に遺産がわずかしか遺されないこと知り、悪事をたくらんだのでした。
大富豪の老人はラルフ・リチャードソン。性格いと悪しですが、ここまでくるとどこか哀れなところもあったりします。

計画は首尾良く進行し、見事大願成就……と思いきや、急転直下、ヒロインに信じられないような運命が襲いかかります。
それは見てのお楽しみ。

映画は一部ストーリーが変わっていますし、ヒロインのキャラクターも印象が異なるような気がします。
まあ映画ならこういうアレンジも仕方ないかなと思いますし、見ていてそれほど違和感はありませんでした。
いずれにせよ、この設定でこのストーリー展開、日本ならたちどころに2時間サスペンスとしてドラマ化されそうな内容です。

参考までに、NHKで一度ドラマ化されています(1977年)。残念ながら見ていませんでした。
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200090707020030512/

美しい罠 完全版 第1部 前編 DVDボックス また2006年にもフジテレビ系でドラマになっているようですが(『美しい罠』)こちらも見たことがありません。

ロケ地

IMDbではこれだけです。

Mallorca, Balearic Islands, Spain
Pinewood Studios, Iver Heath, Buckinghamshire, England, UK (studio)

エンドクレジットでもMajorcaとPinewood Studiosの名前が出ているだけです。

▼21/7/21 追記
IMDbのリストが追加されていました。

Audley End House, Saffron Walden, Essex, England, UK (uncredited: Foxhurst, Charles Richmond’s English house exteriors and gardens)

邸宅

どこの建物か不明です。
パインウッド・スタジオの名前があるのでそのオープンセットかもしれません。

参考までに、現在のパインウッド・スタジオはこちら。

Pinewood Studios
Iver Heath, Buckinghamshire, England, UK

▼21/7/21 追記
IMDbや英語版Wikipediaが更新されていて判明。
外観はスタジオではなくリアルのカントリーハウスでした。

Audley End HouseW

他のエントリーで言えば、Netflixのドラマ『ザ・クラウン』のS1E7で、内部がウィンザー城の一室として登場。
『わらの女』は外観のみ。

おそらくここだと思います。

Poole Quay

マヨルカ島 Mallorca

プール付きの別荘は背景の地形からしておそらくこのあたりかと思いますが、確証があるわけではありません。

室内はスタジオ撮影でしょう。

資料

更新履歴

  • 2021/07/21 「邸宅」追記

References

References
1 アメリカではVHSが出ていたようですが、現在は入手がむずかしいようです。 アメリカAmazonでのVHS(廃盤)の案内 → http://www.amazon.com/Woman-of-Straw/dp/B00076W2XA

コメント

  1. hachiro より:

    大昔に吹き替えで見たような記憶があります、当時も文庫本を買って読みました。YouTubeに美しい映像で全部がありましたので見ましたが、言葉が20%も理解できないので残念です。コネリーにロロブジーダ、ベルリオーズにベートーベン、それにこの美しい映像。ぜひまた判る言葉で見たいです。小説の結末は可哀想過ぎますからね。

  2. 居ながらシネマ より:

    hachiroさん、コメントありがとうございます。
    当時文庫本とは、同志ですね 🙂
    Youなんとかをさわりだけ見ましたが、たしかに画質が良いですね。
    PCですと、自動字幕起こし(英語)をさらに日本語へ自動翻訳できますので、まあまあだいたいの雰囲気はわかると思います。

  3. 匿名 より:

    最初は自動翻訳を見てたのですが、英語起こしが酷く、その変換は更に意味をなさず、更に字も小さいので諦めました。ヒロインがロロブリジーダでなかったら、結末は原作通りで良いんですけどね(笑)

  4. 居ながらシネマ より:

    確かに自動翻訳は微妙な日本語で悩ましいですね。オチは映像だけでもあの雰囲気なら原作とは違うというのがなんとなく伝わってきますから、無理してセリフを追わなくても良いかもしれませんね。
    コメントいただいたのがきっかけで、久々にこのエントリーを見返して、あの邸宅について情報を更新することができました。気になっていたので、これでスッキリです。ありがとうございました。
    本編も少し見返しましたが、ジーナ・ロロブリジータの花びらのようなものをいっぱいあしらった水泳キャップがなんだか昭和の雰囲気を漂わせていて、なかなか良かったです 🙂

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