目次
作品メモ
なにかというと「あの『シックス・センス』の」と冠がついてしまうM・ナイト・シャマラン監督。
『ヴィレッジ』はメジャー映画監督作としては5本目にあたります。
世評はいろいろ分かれているようですが、個人的には『シックス・センス』以降では比較的しっくりくる作品です。
物語の展開や結末よりもその動機にぐっとやられてしまいました。
今日の風潮にマッチしていた、あまりにも哀しく切ない動機。
森の神秘的な雰囲気も良くとらえられていましたし、出演者は豪華ですし、結末を知ったあとでもまた観ることができるレベルには仕上がっていたと思うのですが、どうでしょう??
お役に立つ
『ヴィレッジ』が他の映画や小説を下敷きにしているのではという指摘は公開当時あれこれなされていました。
このあたり、他の映画のネタばれにもなってしまいますので、このエントリーの一番下に少しだけまとめてみました。
ロケ地
IMDbでは
Centerville, Delaware, USA (The News Journal, Wilmington, DE)
Cossart, Pennsylvania, USA
Pedricktown, New Jersey, USA
Pennsylvania, USA
Philadelphia, Pennsylvania, USA
以下、ネタばれにご注意ください。
村
村のセットはIMDbにあるこちらに作られました。
Cossart, Pennsylvania, USA
セットは撮影後撤去されていますので、今さら厳密に位置を特定することはできません。
大ざっぱにこのあたりと思われます。
当時も現在も私有地ですから、のこのこ入っていってはいけません。
ラスト近く
アイヴィーがケヴィンと会うところ。
“The Worldwide Guide toMovie Locations”によると場所はこちら。
Straughns Mill Road
資料
お役に立つ(ネタばれ注意)
Margaret Peterson Haddix “Running Out of Time”
『恐怖の獣人』 Teenage Cave Man (1958)
監督はあのロジャー・コーマン。
日本未公開でむか~しテレビ放映されました。
このエントリー書いていて初めてDVDになっていることを知りましたが、まさか……という感じです(汗)。
ラリー・クラーク監督が撮ったテレビ映画”Teenage Caveman”(2002)は一応リメイクのようですが観たことはありません。
なぜラリー・クラークが……と思ってしまいますが、”Teenage”ってタイトルだからお呼びがかかったのでしょうか。 😉
一般に……
「隔絶された世界が実は……」というのは、SFではよくあるパターンで、基準を広げてしまえば、R・A・ハインラインの『宇宙の孤児』やC・プリーストの『逆転世界』などもその範疇に入るかもしれません。
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