作品メモ
この3月からチャンネル銀河で放送中。
昔なつかしNHKで放送された作品ですが、当時は「あ、『ラスト・ショー』の子だ、で相手は誰?」的反応でしたが、今見返すと「うっ、ブルース・ウィリス若い、○もフサフサ」的反応となります。
例によってNHKの吹き替え陣が豪華で、シビル・シェパード(マディ)が浅茅陽子、ブルース・ウィリス(デビッド)が荻島真一、アリス・ビーズリー(アグネス)が松金よね子でした。
軽妙な吹き替えもこのドラマの魅力の一つだったように思います。
荻島真一さん、にやりとするように唇のはじっこを持ち上げて吹き替えていたのでは……とこれはこちらの勝手な想像。
チャンネル銀河では、まずスペシャル版なるもの(パイロット版)が放送されましたが、これだけ字幕です。
これも当時観た記憶がありますが、吹き替えだったような記憶があります。
今回が字幕だった事情はよくわかりません。
それはともかく、今見返すとゆるゆるの内容かもしれませんが、それもまた昔のドラマの良さでもあります。
今回の放送も、毎週必ずチェック、などと意気込むのではなく、なにげにテレビをつけてもし流れていたら懐かしさとともに楽しむ……そんなスタンスでいられればいいなと思います。
ロケ地
探偵社のあるビルの外観は、IMDbにあるように
ABC Entertainment Center
2040 Avenue of the Stars, Century City, Los Angeles, California, USA
(exterior – David & Maddie’s detective agency building)
スペシャル(パイロット)版のクライマックス
時計のあるビル。
Eastern Columbia Building
849 S. Broadway, Los Angeles, California, USA
コメント
『ブルームーン…』は当時の放送を毎週楽しみに見ていたがパイロット版を見た記憶はない。『コロンボ』のパイロット版は「バークにまかせろ」や「バット・マスターソン」のジーン・バリーが好きだったのでピッタリで強く印象に残っているのだが…
そういうわけで録るだけで見てはいないが現在のNHKの放送を毎週録画している。
さて途中に出てくるレストラン入り口のボードには大きなBHの文字とStarline Room 35th Floor と書かれている。BH は Bonaventure Hotel のことで35階は最上階にあたり現在は LA Prime というレストランに替わっている。
LA には75年と79年の2回行っただけで余り土地勘もないのだが75年の時ちょうど建設中だったボナヴェンチャー(完成は76年)は当時としては斬新な近未来的デザインで今では珍しくないが特徴的なむきだしのエレベーターが売り(?)で多くの映画のロケに使われた。というわけで、ぜひとも行きたいと79年に高いレストランは無理として中二階(?)のコーヒーショップに行った。恐らくビルの形に合わせているのだろうがコーヒーショップでも空中に突き出した円形の席に座ったが何となく怖い感じで落ち着けなかった。