作品メモ
ひとつ前のエントリー『離愁』をビデオ見ながら書いていたら、機銃掃射の場面で『禁じられた遊び』を思い出しました。
アクション映画で人がバタバタ死んだりSF映画で惑星が丸ごとふっとんだりするのは平気ですけど、空からの機銃掃射で無防備の人たちがなすすべもなく次々命を落とす場面は、どんな映画で見てもやはりとても生々しく正視にたえないものがあります。
それを最初に感じたのがこの『禁じられた遊び』だったでしょうか。
ルネ・クレマン監督、永遠の名作。
ナルシソ・イエペスのギターは最強の条件反射。
ロケ地
IMDbでは、
Aiguines, Var, France
La Foux, Alpes-de-Haute-Provence, France
Puget-Théniers, Alpes-Maritimes, France
手懸りはこれしかありません。
今回はスポット的に冒頭の場面だけチェックしてみます。
橋
1940年6月とテロップが出ます。
『離愁』は同年5月のことですから、同じ状況を描いているわけですね。
有名な話かもしれませんが、冒頭の橋の場面、ポーレットの両親が死んでしまうところは、現在はダムによって水没し湖となっています。
IMDbのリストでいえば、Aiguines, Var, France。フランス南東部の山間。
川はヴェルドン川(Verdon)W。
湖はサント・クロワ湖(Lac de Sainte-Croix)W。
冒頭の俯瞰ショットは、こんな感じ。
つまり橋はこの↓位置に南北にかかっていたことになります。
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