目次
作品メモ
ひとつ前のエントリー『ラ・カリファ』に続いてロミー・シュナイダー主演作。
原題は「列車」、英題は”Last Train” ということで、列車での長い旅が主な舞台となっています。
1940年の北フランス。
ベルギーとの国境近くに住むラジオ修理工のジュリアンは、迫り来るドイツ軍から逃れるべく、身重の妻と幼い娘を連れて列車で疎開しようとします。
妻子とは別の車両に割り振られてしまった彼は、乗り合わせたドイツ系ユダヤ人の女性アンナと親しくなります。
いけないこととは思いつつ惹かれあう2人。
列車はやがて目的地に着きますが、そこはすでにドイツ軍の手が及んでいるのでした。
アンナは妻子を捜すジュリアンについていきますが……
……とご紹介するとまるでメロメロのメロドラマみたいで実際そうなのですが、長い列車の旅を経て2人の気持ちが寄り添っていく様が丁寧に描かれ、さらにラストに向かって大きく盛り上がる展開となっているので、見終わったときの充足感はかなりのものとなります。
詳しく書いてしまうと面白く無いので、後はぜひ本編をご覧ください。
と言いたいところですが、前のエントリーでも触れましたように、現在DVDの入手が難しい状況。
VHSをレンタルしているところも限られているでしょうから、今から見るとなるとBS・CSでの放送に期待するしかないかもしれません。何よりDVDの再発売が望まれます。
ジュリアン・マロワイユにジャン=ルイ・トランティニャン。
アンナ・クフェールにロミー・シュナイダー。
この2人の組み合わせはとてもマッチしていて、他にもいろいろ見たかったような気がします。特にロミー・シュナイダーはこれがマイベストかもしれません。
ほとんどこの2人で成り立っている物語ですが、警察官役の人が非常に嫌な奴的感じで昔も今も印象に残ります。
監督ピエール・グラニエ=ドフェール、製作総指揮ラルフ・ボーム、音楽フィリップ・サルド。
原作はジョルジュ・シムノンの1961年の小説。 → Wikipedia(フランス語)
ハヤカワ文庫から『離愁』のタイトルで翻訳も出ていますが、現在入手が難しいようです。私も未読。
漢字2文字もの
「愁」で終わる2文字のタイトル。
『哀愁』、『湖愁』、『郷愁』、『春愁』、『悲愁』、『憂愁』、『離愁』、『旅愁』その他2文字タイトル代表作。
『追想』、『旅路』、『望郷』、『旅情』、『慕情』
同タイトルで複数あったりしますので、いよいよややこしいです。
試しに作品の数だけ並べてみました(ヒマだね)。
哀愁湖愁湖愁郷愁郷愁春愁悲愁悲愁悲愁憂愁離愁離愁旅愁旅愁
追想追想旅路旅路旅路旅路旅路望郷望郷望郷望郷旅情旅情慕情慕情
映画と原作(ネタばれ)
ロケ地
IMDbではスタジオの記載しかありません。
Studios de Boulogne-Billancourt/SFP – 2 Rue de Silly, Boulogne-Billancourt, Hauts-de-Seine, France (studio)
エンドクレジットには
Voitures de FRANCE AUTOMOBILE PRoduction
NOVION – PORCIEN
あとは映像とにらめっこですが、今回はかなり難易度高そうです。
OPの橋
ジュリアンと家族が住んでいた町。
鉄橋を渡った向こうに、教会の尖塔が見えます。
後半の方のセリフで住所を聞かれて「フュノワ」と答えていますが、どこなのかわかりませんでした。
フランス語版Wikipediaに
son village du Nord-Est (Fumay, Ardennes)
という記述があったので、ようやく判明。
フランス北部シャンパーニュ・アルデンヌ地方、ベルギーとの国境沿いの町、フュメイ(Fumay)W。
川はマース川W。
※2012/4/11追記
コメント欄で情報寄せていただきました。
続く町の中の描写も、同じくFumay。
ちょっと細かく見ていきますと……
“SEDAN 41km”の標識があるのは → Google Maps(SV)
標識があったのは、窓枠が赤いお肉屋さんの手前の角。クルマはPl. Lambert Hamaideを南へ。
“AUTO ECOLE”の看板がある建物は → Google Maps(SV)
山が背景のカット → - Google Maps(SV)
クルマはPl.Lambert Hamaideを北へ。つまり最初のカットと同じ広場を逆走しています。
※2012/4/12追記
またまたコメント欄で情報寄せていただきました。
ジュリアンの家は、ここ。
建物はもうありませんが、「24」と番地が書かれた建物が左隣に確認できますので、ここでしょう。
列車に乗った駅
Fumayの駅でしょうか?
確認できませんでした。
※2012/04/12追記
どうも駅舎の形が違うようなので、Fumayの駅かどうか断定できません。
引き続き調査中。
通過する駅(2012/04/12追記)
0:20頃。
駅員が電話で「シャルニー駅」と言っています。
ChalignyW でしょうか?
Fumayから南南東に150km。
参考までに、近くの駅はこんな感じ。
映画に登場したのと似ていると言えば似ていますが、到底断言は出来ません。
一晩停まった駅(2012/04/12追記)
0:23頃。
アンナを巡ってちょっとしたトラブルがあったところ。
貨物列車の切り離しが行われ、”BRÜSSEL”の文字がある列車が優先的に客車に繋がって行ってしまいます。
「ベルギー人を優先しポワチエで合流だ」
場所は調査中。
橋(2012/04/12追記)
0:36頃。
地雷があるとのことで停められてしまうところ。
場所は調査中。
上記、「シャルニー駅」の南側にある橋が、線路の構成や地形など似ています。
あくまで参考までに。
MOULINS駅
0:58頃。
場所は調査中。
運河
1:01頃。
機銃掃射
1:08頃。 ここは単線。
海辺
1:17頃。
到着した駅
長い旅の終着駅は、時計の塔が特徴的なこちら。
Gare de La Rochelle-Ville(ラ・ロシェル・ヴィル駅)W
構内の横断幕が、
COMITÉ D’ACCUEIL DE LA ROCHELLE
とありますので、設定上もそこはラ・ロシェルWとなります。
港町
というわけで着いた町はフランス西部のラ・ロシェル。
港の入口に立つ塔はTour de la ChaîneW。
2人が腰を降ろしたのは、塔の西側、壁の北側のRue Sur les Mursで、ちょうどこのあたり。
This work is licensed under a Creative Commons Attribution 2.0 Generic License.
※2012/04/12追記
またコメント欄に情報いただきました(milouさん、いつもありがとうございます♪)。
この時2人が見たカフェ&バー、”L’ÉTOILEE du MARIN”は港の向こう岸に実在するようです。
Pl Du Cdt De La Motte Rouge
2人が腰掛けているところから東に500mのところ。
かなり視力が良いです。
©1986 milou アルバム「フランス西海岸」から |
※2012/06/29追記
milouさんから画像を提供していただきました。
(いつもありがとうございます♪)
※2014/03/29追記
2人が腰を降ろしたあたりで、ピンポイント的にストリートビューが見られるようになっていました。
家族に再会するところ
セリフでは「ヴィリエ病院にいる。ロワール川の上流だ」とありますが、場所不明。
資料
関連記事
ロミー・シュナイダー出演作
- 『すぎ去りし日の…』 Les choses de la vie (1970)
- 『サン・スーシの女』 La passante du Sans-Souci (1982)
- 『スカンポロ』 Scampolo (1958)
- 『ラ・カリファ』 La califfa (1970)
- 『何かいいことないか子猫チャン』 What’s New Pussycat (1965)
- 『夕なぎ』 César et Rosalie (1972)
- 『太陽がいっぱい』 Plein Soleil (1960)
- 『太陽が知っている』 La piscine (1969)
- 『恋ひとすじに』 Christine (1958)
- 『暗殺者のメロディ』 The Assassination of Trotsky (1972)
- 『華麗なる相続人』 Bloodline (1979)
- 『追想』 Le vieux fusil (1975)
- 『離愁』 Le train (1973)
更新履歴
- 2014/03/29 「港町」2人が腰を降ろしたあたりのSVを追加。
コメント
やあ、いい映画を選んでくれました。『追想』と並んでロミー・シュナイダーでは一番好きな作品。
さっそくトップシーンを確認すると、撮影時から40年にもなるのに、まったくと言っていいほど
景色が変わっていない。じっくり追いかけたいと思うが、まずトップシーンのみ。
僕の録画映像では不鮮明だが多分橋の左にある青い標識にはFumayとあり、現在の映像では標識は
右側でD7とある。カットが変わるとSedanへ41キロとある。、現在のルートで調べるとランボーの生地シャルルヴィル=メジエール(ここも行きました)経由の57.8キロ。不鮮明で分からないがN383か585と読めるがN(国道)では番号が大きすぎるし違うのだろう。
ただしこの標識はスダンの近く、という状況説明であり現実の標識ではない可能性が高い。
スダンは普仏戦争(1870-71)でナポレオン三世がビスマルクに破れ捕虜になり第二帝政が崩壊、アルザス・ロレーヌ地方を失った激戦地としてフランス人なら誰でも知っている地名であり第二次大戦でも40年5月13日にドイツ装甲師団がスダン渡河作戦に成功、連合軍がパリへ総退却させられ前半戦の分岐点となった要地だった。
次に自動車が通り過ぎカットが変わるとヴィアゼムスキーの名前のバック
Auto-Ecole とCafe でSports のある場所は
General Degaulle とRue Lambert Malcotte の交差する広場でバックに教会の塔がみえる。
そしてPlace Lambert Hamaide をまっすぐ進むとカットが変わり山をバックに左手に公的機関らしい国旗のある建物の通りを川沿いまで進み右折しQuai des Carmelites 通りを進む。
ほとんど変わっていないので間違いないです。
今日はここまで…
milouさん、いつもコメントありがとうございます。
手元にあるのがあまり状態の良くないVHSなので、”SEDAN 41km”以外の細かい標識までは全然見えませんでした。
DVDだとはっきり見えるのかもしれませんね。
途中の駅などいろいろチェックしたかったのですが、とりあえずわかったのは最初の町と終着駅ぐらいでした。
町の中のチェックもありがとうございました。後で本文に追記しておきます。
今週来週と比較的時間があるので、いろいろ更新しようと思っています。よろしかったらまたぜひお立ち寄りください♪
VHSでは操作が大変ですね。余計なお世話ですがDVDに仮コピーしたほうがいいかもしれません。
僕の場合も検証時にはDVDのVIDEO_TSをHDDに仮コピーしています。
さて、前回の続きですが車が右折した川沿いのQuai des Carmelites の24番地がジュリアンの家です。
現在は建物はなくなり空き地で荷物置き場のようですが両側の家は健在、特に左側に見える24番地の丸いアーチはそのまま。
住所はラストの警察でのアンナの身分証で特定されます(テープでは判読できないかも)。ラ・ロシェルの役場で言っていたとうり1912年6月13日Soissons,Picardie 生まれになっています。ちなみに身長168センチ目は青ですね。
突然終点のラ・ロシェル、駅内部(鉄骨)の写真は今も一緒ですね。
(『冒険者たち』の要塞島のあるここにも2回行きました)
2人は Cour des Dames を丸いTour de la Chaine に向かって歩き Rue Sur les Murs の入り口の階段に座ります。当然目の前には大きな塔だけしか見えないはずです。
(ちなみに昔はこの壁の海側が要塞島へ行く観光船の乗り場でしたが今は埋め立てられ広い駐車場になっていますね)
しかし映画では、まず朝食を、と指さすと目の前に L’Etoile du Marin というCafeが見えます。
調べると同名の Cafeが近く(7 Pl Du Cdt De La Motte Rouge)に実在し、かすかに見える二階の
雨戸や隣の壁を見ると映画の店と同じようです。
http://www.monnuage.fr/photos/point-d-interet/37112/226312
妻の居る病院は Villiers と言いますが Villiers だけでは特定できないが距離的に考えるとVilliers-en-Plaine, Loire だと思われます。
映画の大半が原題どうり列車内で途中の景色の特定は難しいですが、架空ではない地名や住所から見て事実に近いと思われるので特定される駅はMoulins だけですが通過点を調べれば特徴的な橋などは分かるかもしれません。
彼らが乗った駅は不明だが少なくとも設定は Fumay でしょう(彼らは徒歩で来た)。恐らくシャルルヴィルで貨物車を切り離し新しい機関車は台詞にもあるようにSedan からでFumay は通りません。新たに連結される車両はベルギー(列車に青いBの表示)からの列車でブリュッセルとアントワープ(フランス語ではAnvers)が確認できる。ベルギーが降伏したのが5月28日なので映画は5月上・中旬。
経路的には(普通の旅行なら)パリ東駅着、オステルリッツ駅に移動してツール、ポアティエ経由ラ・ロシェルになりますが、状況的に見て恐らくパリには入らず貨物専用の線路で通過したと思われる。
ちなみに列車は右側通行だったり左側だったり不可解ですね。
番地まで現実通りなのに街の名前はフュノアと聞こえる(Funois,Funoix?)
しかし身分証にもFumay と記載されフランス語ならフュメイの発音が普通。
ただフランス語Wikiにあるようにワロン語ではフュムウェ(?)と少し近くなる。国境地帯では変則的な発音が多いので現地のフランス人はフュノアと発音するのだろう。少なくともラ・ロシェルの役人にとっては聞いたことのない地名だった。
milouさん、手持ちのVHSは少しずつPCに移してはいるのですが、まだ何本も残ってしまっている状態で……。これ以上お皿は増やしたくないので、LANタイプのHDDに保存するのが一番ですね。
ジュリアンの家、よく見つけられましたね。個人宅なら書いてしまっていいかどうか迷いますが、空き地なら大丈夫でしょうから、あとで追記しておきます。
ラ・ロシェルは要塞島の近くでしたか。『冒険者たち』はこのサイトの最初の記事ですが、もう少し中身を追加したいといつも思っていました。実際にいらっしゃったことがあるんですよね。うらやましいです。
2人がちらりと見たカフェ。マップで位置確認できました。これで間違いなさそうですね。これも追記しておきます。
『離愁』の途中の駅は、セリフや映像をよくチェックすれば解明できるかもしれませんね。それがわかったところでどういう意味があるのかわかりませんが、それはこのサイト全体も同じこと(汗)。
Fumayの発音の件も参考になりました。原作本あたりにはちゃんと書かれてあるのかもしれませんね。入手は難しそうですが。
追記は今日中にやっておきます。ではまた。
やっぱりフュノア(Funnoy)でした。
某手段によりフランス語台本での確認が取れましたが
設定上は Fumay ではなく実在しない地名 Funnoy です。
それにしてもヨーロッパ映画らしいと言うか滅茶苦茶。
実際にFumayで実在する住居を使い“番地”まではっきり映るのに
ラ・ロシェルでは現住所を
18 Avenue Jean-Baptiste Clement,Funnoy と言う。
それなのにラストのアンナのIDの現住所は
24 quai des carmelites で街の名は
Fumay にも Funnoy にも見えるが当然Fumayのはず。
シムノンの原作では主人公の名前はMarcel Feron と映画と異なるが
Anna Kupfer は同じで街も Fumay になっている。
http://www.0faute.com/biblio1960.htm
なお台本は台詞のみでト書きなどはないので地名も台詞にあるものしか
確認できません。
ちなみにAvenue Jean-Baptiste Clement はFumay には存在しないが
撮影所のあるビヤンクールほかいくつかの街に存在します。
milouさん、貴重な情報どうもです。
う~ん、やっぱり「フュノア」なんですね。
最後は映画の中での整合性の問題という、IMDbのgoofネタみたいな話になってきたのでしょうか。
そうなったのにはきっと何か理由があったのだとは思うのですが。
見ている側としては出来上がった作品で判断する他ないわけですが、ロケ地チェックという点を別にしても、この映画、もうちょっとちゃんとした画質で見たいですね。
フランスamazonで見たら、DVDが10ユーロぐらいなので、円高が進んでいる今ポチってしまいそうです。
ついでながら、ラストが小説と違う。
書いたURLのあらすじによると
Un silence lourd. Anna a compris… Un mois plus tard, sur une liste d’espion fusillés, Marcel Féron lira le nom d’Anna Kupfer
重い沈黙。アンナは(彼の思いを)理解した…
一ヶ月後、銃殺されたスパイのリストの中に
フェロンはアンナ・クプフェルの名前を見つけた。
どちらのラストがいいかは人それぞれでしょうが
当然ドラマチックという意味では映画の方がいい。
知らないと言ってドアの前で立ち止まり振り返り
視線を交わし…ラストのロミー・シュナイダーの顔がいい。
恐らくは2人とも銃殺されることになるのでしょうが。
小説ならそういうラストもあるかと思いますが、映画なら絶対こっちのラストですよね。
演技も良いですし、カメラや編集もばっちり、それまでの淡々とした取り調べから一気に情緒が迸り出て、ぐっと盛り上げたところでストップモーションって、本当にこのラストのためにある映画という気がします。
この映画のIMDbの記載が詳しくなっていました。いくつかは答えも書いてありますね。
https://www.imdb.com/title/tt0070826/locations?ref_=tt_dt_loc
この映画は、ラ・ロシェルを除くとほかは無名の街か特徴のある風景があるわけではありませんので、ロケ地探しということでは難易度が高そうですね。
>ハヤカワ文庫から『離愁』のタイトルで翻訳も出ていますが、現在入手が難しいようです。私も未読。
アマゾンで確認しましたら、プレミア付きですね。うーん、入手しようかどうか・・・。
https://www.amazon.co.jp/dp/4150401039
以下感想です。
IMDbのTriviaによると、監督もぎりぎりまでラストをどうするか決めかねていたみたいですね。
>The director found how to film the end only 24 four hours before shooting it, after listening to the prewritten score by Philippe Sarde.
https://www.imdb.com/title/tt0070826/trivia/?ref_=tt_trv_trv
『カサブランカ』は、ラストを、ボガードがバーグマンと結ばれるバージョンと結ばれないバージョンの両方撮ったとか、『チャイナタウン』では、ポランスキーと脚本のロバート・タウンで、ラストの意見が対立した(ポランスキーのラストになった)なんて話を思い出してしまいました。まあおそらく現実にこのようなことがあれば、たぶんどっちも「知らん」で押し通すのでしょうが・・・。
Bill McCrearyさん、コメントありがとうございます。
IMDb更新されていましたか。
この映画はとても好きなので、後ほど差分をチェックして、記事を埋めていくことにします。情報多謝です。
> アマゾンで確認しましたら、プレミア付きですね。うーん、入手しようかどうか・・・
現在2500円以上ですか。
なかなかのものですが、価格の履歴を見てみたら今年の初め頃は3万円近くまで上がっていたみたいですから、だいぶお手頃になっているのではないでしょうか(^_^;)?
自分も記事では原作のラストについて触れていますが、実際に読んだわけではないので、気になりますね(押すなよ絶対に押すなよっ)
> IMDbのTriviaによると、監督もぎりぎりまでラストをどうするか決めかねていたみたいですね。
これはハリウッドでしたら試写会開いてその反応で決めるとか、かもしれませんね。
実際、ラストはどちらでも有りのような気もしますし、もうひとつのラストでも優れた映画になったような気もします。
RPGやアドベンチャーゲームですと途中の選択肢に拠って違うラストを体験できたりしますが、映画は決めなくてはならないのでつらいですね。
『バタフライ・エフェクト』なんて、DVDに違うラストを何種類も入れていて、作り手の未練も結構感じられました。