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『ランデヴー』 C’était un rendez-vous (1976)

作品メモ

数日前ピエール・バルーの訃報が伝えられました。
『男と女』からちょうど半世紀。拙サイトの『男と女』のエントリーでも、その名前を含めて、コメントをいろいろいただいていたところでした。
合掌。

『男と女』は製作50周年記念デジタル・リマスター版が現在各地で巡業中。来年(2017年)も公開が続くようです。

http://otokotoonna2016.com/theater.html

同時上映されているのが、やはりクロード・ルルーシュ監督による短編『ランデヴー』。
『男と女』の10年後の作品となります。

http://otokotoonna2016.com/rendezvous.html

夜明けのパリを爆走するクルマ……
その様子を車載カメラのワンカットでとらえた8分48秒の小品です。

原題は「それはランデヴーだった」で良いのでしょうか?
意味は最後まで見ればわかります。

英語版やフランス語版Wikipediaに拠れば、クルマはMercedes-Benz 450SEL 6.9W
ただしエンジン音はルルーシュ監督のフェラーリ275GTBに吹き替えられているとのこと。

赤信号をものともせず、アクセルを踏み続けたドライバーはクロード・ルルーシュ自身。
サクレ・クールで«ランデブー»した女性は、当時の恋人Gunilla Friden。

今なら、たとえばこのままSNSにアップしたら、いわゆる○カッターとして炎上必至。
当時の基準でもかなりスレスレの行為に見えますが、ダイジョブだったのでしょうか???

こちら↓は本編。

 
 
 

こちら↓は30年後の2006年収録のメイキング。
ルルーシュ監督がインタビューを受けながら、同じルートをたどります。
究極のコメンタリーですね 🙂

 
 
 

ロケ地

例によって、ウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。

『5時から7時までのクレオ』よりもさらに徹底した一筆書きなので、途中一箇所でも判明すれば、前後に敷衍して完全に解明することが出来ます。
項目はスタートとゴールだけ作りましたが、実際には全コースわかりましたので、下のロケ地マップに掲載しています。

スタート地点

トンネルを出て上り坂に向かうところから始まりますが、環状道路のこちら↓

 
 
 

ゴール

サクレ・クール寺院の正面階段。

ロケ地マップ

クロード・ルルーシュ監督作品 パリを中心に

資料

更新履歴

  • 2016/12/31 新規アップ

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