浮気が本気になった時……
ほろ苦い大人のラブコメの傑作
目次
作品メモ
ひとつ前のエントリー『フォロー・ミー』とほとんど同時期のイギリス映画。
こちらはアメリカの男性とイギリスの女性の組み合わせ。
完全に不倫してしまってますが、コメディ仕立てでジトジト感はなく、大人が楽しめる上質のドラマとなっています。
細かいストーリー等は資料に挙げた各映画データベースを参照してください。
昔々(おそらく70年代後半)テレビで放送されたときにすっかり気に入ってしまい、「ぴあ」でチェックしては名画座へせっせと見にいきました。
音楽も良かったのでサントラを渋谷の輸入レコード店でゲット。もちろんLP。
もう処分してしまったのが悔やまれますが、同じデザインのCD版が出ていてこちらは今でも入手可能なようです。
この『ウィークエンド・ラブ』は日本ではもしかすると一度もビデオ化されていないかもしれません。
辛抱たまらず、2002年にアメリカでDVDが出たとき米Amazonでゲットしました。
日本Amazonでは輸入VHSしか表示されませんが、米Amazonならこの米版DVDを入手可能ですのでリージョンコードの問題がない方はそちらでどうぞ。英語字幕付きです。 [1]付記・Youなんとかになんと全編アップされてます
http://jp.youtube.com/watch?v=15z5c6trT0k -->
http://www.amazon.com/dp/B00005U2K5/
ヒロインのグレンダ・ジャクソンはこの映画で見事2度目のアカデミー主演女優賞を受賞しています。
後に議員センセイになり大臣にまでなりましたが、そのニュース(当然メリナ・メルクーリ扱い)で久々に彼女の名前を聞きました。
スティーブ役のジョージ・シーガルはこういったコミカルな感じがよく似合います。
(※2012/02/10追記 ゴールデン・グローブ賞ではミュージカル・コメディ部門で両者めでたく主演賞を受賞)
友人役のポール・ソルヴィノは当時よく出ていましたね。
ミラ・ソルヴィノとは親子らしいですが、人がなんと言おうと私は信じていません。
『ロッキー』のアヴィルドセン監督による『ふたりでスローダンスを』という映画では主役を張っていました。
こちらはアメリカ本国でも忘れられている作品でしょうから、どの国でもビデオ登場は期待薄。記憶の中でのみ残る映画となります。
(追記:エントリー書きました → 『ふたりでスローダンスを』 Slow Dancing in the Big City (1978))
『ウィークエンド・ラブ』に戻って……
悩ましいのは原題。
‘A Touch of Class’……って「品のある感じ」だと思いますが、これでは映画のどのようなところとつながるのかわかったようなわからないような。
どなたか正確なところ教えていただけませんか?
※2012/02/10追記
辞書見たら、”a touch of ~”で「~気味」「ちょっと~」という意味があるそうで、そちらかもしれませんね。
※19/8/25追記
テーマ曲は、”All That Love Went to Waste” (Madeline Bell)
少しネタばれ的メモ
劇中でふたりが見入るテレビはデヴィッド・リーンの『逢びき』。
後年リチャード・バートンとソフィア・ローレンでリメイクされていますが、デヴィッド・リーン版にはちょっと及ばない気がします。
ややこしいのでまとめておきますが、デヴィッド・リーンが『逢びき』でリメイクが『逢いびき』です。どちらも続けてエントリーを立てておきましたのでよろしかったら以下をどうぞ。
ロケ地
舞台となるロンドンがほとんどで、あとは海外ロケでしょう。
IMDbでは、
Alembic House – 93 Albert Embankment, Vauxhall, London, England, UK
Lee International Studios, Wembley, London, England, UK (studio)
London, England, UK
Regent Street, London, England, UK
Rotten Row, Hyde Park, London, England, UK
Royal Albert Hall, South Kensington, London, England, UK
Shaftesbury Avenue, London, England, UK
Spain
Threadneedle Street, London, England, UK
公園
冒頭の公園はハイドパークだと思います。
通勤風景
IMDbの「Threadneedle Street, London, England, UK」がここ。
シティに通っているようですね(スティーブは保険会社勤務)。
旧王立取引所の前を通り、イングランド銀行の前の Threadneedle Streetに出ています。
スティーブのオフィス
ガラス越しにテムズ川を見下ろせるオフィス。
IMDbの「Alembic House – 93 Albert Embankment, Vauxhall, London, England, UK」がここ。
シティとは離れていますね 😉
※2012/02/12追記
コメント欄でmilouさんからいろいろ情報いただいていますので、ご覧ください(情報ありがとうございます♪)。
ヴィッキーのオフィス(12/2/12追記)
やや曲がった茶色い建物の2階。
場所は調査中。
目の前が2車線ぐらいの一方通行の道で、建物も特徴的な形なので、粘れば場所がわかりそう。
→ 調査終了。相乗りタクシーで告げた住所にそのまま実在しました。
タクシーを相乗りするところ(12/2/12追記)
調査中。
よく見ると上記ヴィッキーのオフィスのロングショットで見える白い建物と赤いポストが背景に写っています。
彼女は自分のオフィスから出てきたという設定でしょうから位置関係はとてもおかしいですが、いずれにせよ同じ通りで撮影されています。
→ よく見たら自分のオフィスではなくて、どこかのブティックを訪れていたという状況ですね。失礼しました。オフィスから離れた場所という設定ですが、撮影場所は上述の通りオフィスのすぐ向かい。ついでに、ヴィッキーがタクシーから降りたのはオフィスの真下。
ぐるっと一回りしただけ??
最初のデート(12/2/12追記)
そのタクシーを降りた時に約束して翌日お茶したところ。
セリフでは”The Churchill.”
milouさんによると(コメント欄参照)、ホンモノのハイアットリージェンシーロンドン ザ・チャーチルとのこと(情報ありがとうございます♪)。
HOTEL & RESTAURANT
※19/8/25項目追加
0:10 ランチの約束でヴィッキーガやってくるところ。
コメント欄(2019年8月19日 15:50)で、ほりやんさんから情報を寄せていただきました。
The Colonnade Hotel London
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図)
- 51.524302, -0.184499
ヴィッキーはこちら↓の角から、Warrington Crescentに出てきます。
こちら↓のサイトが手がかりとなりました。
ttps://www.reelstreets.com/films/touch-of-class-a/
ヴィッキーの家
※19/8/25項目追加
コメント欄(2019年8月19日 15:50)で、ほりやんさんから情報を寄せていただきました。
0:20頃ヴィッキーが出てくるのは、(完全に個人宅っぽいのでマップは略しますが)こちら。
65 Hillgate Place, London
やはりこちら↓のサイトを手がかりに、建物の意匠から判定されたとのことです。
ttps://www.reelstreets.com/films/touch-of-class-a/
マラガ編(12/2/12追記)
おしのび旅行のロケ地をチェックしてみました。
実際にスペインのマラガとその周辺で撮影されているようです。
ホテルとゴルフコース
“GOLF HOTEL GUADALMINA”と書かれたホテル。
そのものずばりのホテルは見当たりませんが、”Hotel Guadalmina SPA & Golf Resort”というホテルはすぐに見つかりました。マラガ中心部から西南西へ約50km。入口や部屋までは確認できませんが、ゴルフコースに関してはここを撮影に利用しているようです。
住宅地の中にコースがあるといいますか、ゴルフ場の中に住宅地があるといいますか、なんともすごい設計。
小川に架かる可愛らしい吊り橋を渡って始まるゴルフ。
1番ホールのティーショットは、川の位置や背景の山並みから見ておそらくこのあたり。
ゴルフ場の西側を流れる川の西側。おそらくゴルフ場ではない場所をティーグラウンドとして使っています。
白い橋はもうないようですが、背景に見える電信柱は今でも立っているようです。
同ゴルフ場のサイトでマップをチェックすると(→ こちら)、打った先(=セカンドショット)はCampo Sur 12番ホールのフェアウェイ。
最後はCampo Sur 11番ホールのグリーン。
夜の港
レストランにやってきたところ。
マラガの西、マルベージャWの港、Puerto BanúsW
車を停めたのはマリーナ北側、 Av de la Ribera。
お店の看板は”ANTONIO’S RESTAURANT”とありますが、実在するかどうかはわかりません。
背景の円筒状のシルエットは、Restaurant Puerto José Banús。
これのおかげで場所がわかりました。
闘牛場
Plaza de toros de La MalaguetaW
2人のアパート
セリフでも出ますが、画面にも大きく”MACCLESFIELD STREET W.1.”と看板が写ります。
- Google Maps ↓
このあたりは中華街ですね。
北西から南東に走るのが Macclesfield Street 。
そのほぼ中央西側の建物(俯瞰図は西向き)。
画面では書店の脇に入口があります。
※19/8/25追記
SVが使えるようになっていました。
コンサート会場
Royal Albert Hall
South Kensington, London, England, UK
ロケ地マップ
※17/2/12項目追加
スペインで撮影された映画のロケ地マップ
資料
更新履歴
- 2019/08/25 「HOTEL & RESTAURANT」「ヴィッキーの家」項目追加 「作品メモ」にテーマ曲追記 「2人のアパート」にSV追記
- 2017/02/12 「ロケ地マップ」項目追加
References
↑1 | 付記・Youなんとかになんと全編アップされてます http://jp.youtube.com/watch?v=15z5c6trT0k --> |
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コメント
ほとんど誰も知らない映画ですが僕も封切り当時名画座で見て非常に気に入った作品です。
今では何がよかったのかよく分かりませんが…
それはともかく僕のコレクション(?)を調べるとTVの録画がありました。
当然CM入りの2カ国語放送でCMを取ると94分しかないので10分ほど抜けています。
しかもVHSの3倍モードなので汚くて細部まで確認できないのですが…
ちなみに同じテープには『ジョーカー野郎』と『唇からナイフ』が入っていました。
さてタイトルバックの通勤場面
> 旧王立取引所の前を通り、イングランド銀行の前の Threadneedle Streetに出ています。
僕が文を誤解したので詳細に書くと、似た建物だが、前にウェリントン公の像がある
旧王立取引所ではなくマンション・ハウスの前からLombard St.を横切り
旧王立取引所の前でカット、Threadneedle St.までは行かない。
編集が悪いが王立取引所の前から会社内に入り Marine Dept.のドア前から
突然、再び屋外の通勤シーン(退社)になり、多分Corn Hill St.を通るバスの
Vickiを見かける。
彼女の仕事場らしき湾曲した茶色いビルが2回る映るが近いようだ。
彼女の家はハイドパーク近くの 80 Grosvener St.(番地は架空)だが
現在のバスルートを調べるとBank から彼女の家近くにに行くバスはない
恐らくハノーヴァー・ストリートまで行く25番だろう。
最初と最後のタイトルバックの風景は彼の事務所の窓から見えるもので
左手奥にビッグベンが見え、途中の橋は1つなので確かに Alembic House
で問題ない。ところが
秘書(?)の窓からは(ピンク・フロイドのAnimals ジャケットで有名な)
バタシー発電所の4本の煙突が見え、その右側に丸いビルが見える。
しかしVauxhall橋から撮られた(はず)の下記の写真では左に見える。
http://www.panoramio.com/photo/59361489
まさか間違って裏むきのスクリーンでもなかろうが、実景であれば
会社は逆のChelsea 橋方面になる。彼の会社がシティのはずなのに
一致していないように、あくまでフィクションの世界です。
もちろん強弁すればトップシーンが出社・退社時とは限らないが…
2人が借りるアパートはMacclesfield 8番地で部屋の改装用具を持って
利口福の前でタクシーを降りアーチのある路地側(Dansey Place)に向かい
現在の住所検索でも8番地だった Leung’s Legend (今は横の階段はない)
が正解。ただし4番地との記載もあった。
なお場所は変わっているが今も利口福や龍鳳行はチャイナタウンにある。
アパート近くのQueen Theatre(レ・ミゼラブル上演中) でピンターの新作を
見るという台詞がある。撮影時期から見ると1971年6月初演の「Old Times」に
なるが劇場は Aldwych Theatre だった。
2人が初デイトをするハイアット・リージェンシーの Churchil’s は床の模様も
現在と変わっていない。
Vicki の空港までのタクシー代2ポンド(2 quids)を吹替は2シリングと言っていた。
milou様
コメントありがとうございます。毎度のことながらディープな内容に吃驚。
ご指摘のポイント、あとでDVDでチェックしてみますね。
この映画、VHSデッキを持っていなかった頃、カセットテープで録音して繰り返し聴いた記憶があります。
もしDVD化するなら当時の吹き替えをぜひ収録して欲しいですね。
バタシー発電所の構図ですが、やはり角度的には反対側の
チェルシー・エンバンクメント方面からしかあり得ず
考えられないことだがミスで裏返しになったことになる。なぜなら
現在ですら、そちらの方角には高いビルが存在しないから。
ちなみにビルと書いたがガスタンクのような建造物なので訂正します。
ただし、その建造物が当時は右側にあり左側は建設されていなかった、
ならあり得ます。1982年まで稼働していたようです。
http://haikyo.crap.jp/s/1703.html
ちなみに僕は1999年のガイ・フォークスの大焚き火(?)の夜、
側のバタシー公園で炎で暗闇に浮かび上がった幻想的な
4本煙突を見て大感動し、空を飛ぶ恐ろしい夢を見ました。
とりいそぎDVDで窓からの眺めをチェックしました。
前半(0:14頃)はOKですが、後半(1:31頃)のオフィスの場面は全体が裏焼きですね(スティーブのジャケットが左前)。
左右反対にする理由がわからないので、単なるミスでしょうか。
良く気づきましたね~
“Animals”昔LP持ってましたけど、煙突がどこなのか気にしたことなかったです……
久々にDVD(と自分のエントリー)見たので、本文の方も週末に手を入れようかと思っています。では。
この映画はフォロー・ミーの次に好きな映画で、洋画劇場の録画ビデオを何回も見ていたので、海外版のDVDでも結構楽しめました。
Vickie の家ですが、
https://www.reelstreets.com/films/touch-of-class-a/
の Capture15 を見ると壁の色は違っていますが、階段の手すりや窓の形状、隣家のドア上部のペディメントから、
65 Hillgate Place, London
にある青い壁の家だと思われます。
ちなみに、Vickie にここではいやだと言われたホテル&レストランは、上記HPの Capture10, 11 から、
4 Warrington Crescent, London
にある The Colonnade Hotel London ですね。
ほりやんさん、こちらでもコメントありがとうございます。おお、この映画もお好きでしたか。
本文でも書きましたが、私もむか~しテレビで見てすっかり気に入ってしまいました。
ビデオデッキを導入後は録画する機会がありませんでしたが、カセットテープに録音したのを何度か聞いて「ビッキー!」とか「タクシー!」といった吹き替えの声は覚えています(声優さんはわかりませんが)。
お寄せいただいた情報は本編と照らし合わせて後ほどアップ致します。今週とりこんでいるため、週末になるかもしれません。もう少しお待ちください。
ほりやんさん、記事追記させていただきました。
ご紹介のサイトですと、RESTAURANT & HOTELを’The Churchil’としていますが、チャーチルはその前のお茶したところですよね?
いちおう各種権利を尊重するという建前でやっているためキャプチャー画像を使うのは自粛しているのですが、ホントはこういうサイトみたいにどんどん使っていった方が説明がとても簡単ですし、見る方もわかりやすいですよね……
久々に本編見返しましたが、やはりこの映画面白いですし好みです。
最後レコード針を上げてぽんとエンドタイトルに行くところも、テンポの良いしめくくりでした。
チャーチルは、最初にお茶した高級ホテルのほうですね。おそらくサイトの作者さんが勘違いされたのでしょう。
ビデオデッキがないので声優の確認ができませんが、ネットで調べたところ北村総一朗さんと平井道子さんのようです。私の好きな映画「ホット・ロック」ではシーガルは穂積隆信さんでしたが、この映画の声は穂積さんではないと思っていたものの、北村さんとは意外でした。平井さんはフェイ・ダナウェイを得意にしていたのでピッタリだと思います。
家庭を壊さず粋な付き合いを続けるつもりだったシーガルが、最後のシーンでは別れの寂しさで憔悴した顔をしていますが、レコード針を上げてジ・エンドを告げる演出は、そんな未練がましい男に引導を渡したように感じられました。
ほりやんさん、わざわざお調べいただきありがとうございます。
北村総一朗さんと平井道子、記憶の声でもそうかもしれません。
テレビ放送の録画はあれこれ結構持っていたのですが、珍しそうなものを動画に変換した他はみな処分してしまいました。そのまま保管しておけば、吹き替えはもちろんですが、間のCMとか、解説とか、どれだけカットされたかとかまで含めて、貴重な記録になっていたかもしれませんね。
グレンダジャクソンのインタビューを見たのですが、始め、全く誰か分かりませんでした、が、アカデミー賞の話云々で、思い出し、大好きなweekend loveを Googleで調べていると、貴方様の綿密なサイトに出会い興奮している次第です。
アパートの中華街辺りや、懐かしい‼︎
凄い調査、驚きました。さっそく、Amazonで探してみます。
カズコさん、コメントありがとうございます。
この映画は私も大好物で、コメントいただけてとてもうれしいです。
日本盤はあいかわらず出ていないようですが、海外ならBlu-ray盤(リージョンA)があるようですので、これなら日本のプレーヤーでそのまま見ることができそうですね。
どうぞ規格にお気を付けになった上で、ぜひ良い商品をゲットしてください。
コメントいただいて、ついYouなんとかで最近の動画をいくつか見てしまいました。
確かに長いブランクがあったので、復帰してからのお姿は一瞬誰だかわからない……かもしれませんが、まあ矍鑠というのも失礼なぐらいお元気ですよね。
ドラマの方は見るのが難しいかもしれませんが、今年公開の映画(『ザ・クラウン』みたいなキャスティング)は来月ソフト化のようですし、このあとマイケル・ケインとの共演作が控えているようで、楽しみです。
https://www.imdb.com/name/nm0413559/mediaviewer/rm894307585
ビデオデッキがないため、むかし録画したVHSテープを見るのはあきらめていたのですが、
最近アマプラに入会して映画熱が再燃したせいか、どうしても過去の録画が見たくなり、
このたびVHS・DVD一体型プレーヤーを中古で買いました。
たくさんあるテープのなかで特にお気に入りのこの映画を試しにDVDにダビングしたところ
無事にできました! 3倍速で録画していたので画質はひどいものですが、間のCMから1987年に録っていたようで35年ぶりのご対面です。
関西テレビの深夜の洋画劇場で放映されたもので、解説は増井孝子さんという人でした。番組終わりに声優の名前が出なかったのでがっかりしましたが、やっぱり北村さんと平井さんの声のようでした。
同じカセットにはグレゴリー・ペック主演の「春風と百万紙幣」も入っていて、これも好きな作品でした。
ほりやんさん、コメントありがとうございます。
(またまた返信遅れまして申し訳ありません)
録画VHSの35年ぶりの復活おめでとうございます。昔の録画を見られないと気になりますよね。
私も以前手持ち録画の大半をせっせとVHSからDVDにダビング、さらにその何年後かには動画ファイルに変換してバックアップもとり、それでだいぶ気持ちが落ち着きました 😀
「春風と百万紙幣」見たことありませんでしたが、Youなんとかにありましたので、先ほどちょっと見てしまいました(本日はなぜかお休みの日)。
面白かったです。マネーは現物ではなく信用だということがよくわかる映画でした(汗)。
「せっせとVHSからDVDにダビング」、キャプテンもされましたか。それにしても時間がかかりますね。意気込んで始めましたが、なかなか進みません。アマプラの見放題で見たいものがたくさんあるので、困ったもんです。
「春風~」見られましたか。Youなんとかには何でもあるのですね。日本語字幕もないのに、楽しまれたとは凄い!
「シベールの日曜日」も復活できたので喜んでいますが、江守徹が吹き替えていたことを忘れていました。いい声です。
ほりやんさん、時間は確かにかかりますね。それでいて作成したDVDや動画ファイルをその後くまなく見ているかと言えば、さにあらず。保全したという満足感は得られますけど、作品によっては今はサブスクで簡単に見ることもできるので、あの労力はなんだったのかとも思ったりして。
あとは、CMごと録画していた方が、当時の雰囲気を再現できて楽しかったりしますね。
頑張ってCMカットをしていた労力はなんだったのかと、そこでも思ったりしました。
『シベールの日曜日』の録画もお持ちでしたか。もしかすると私はテレビでは見ていないかもしれません。江守さんの吹き替え、映画の雰囲気に合いそうで良さげですね。
この映画、ラストが一部カットされているのでは?と書かれているのをよく見るのですが、お持ちのテレビ録画はいかがですか?
私は現在流通しているバージョンしか見たことがないのですが、結構気になっています。
(以下ネタばれ:ピエールがクリスマスツリーを少女のところに持っていき、ナイフを手に近づいていくショットがカットされているらしいです……)
この吹き替え版にも、そのショットはありませんが、
「ナイフ片手に、眠ってる女の子に、にじり寄っていましたからね」
というセリフがあるので、そのショットは要らないと思います。もしカットされていなかったら、そのショットを見た観客に、さらにこのセリフを聞かせることとなって、ダルい演出になりそうです。
ただ、そのショットがあっても、駆け付けてきたマドレーヌたちに説明するために、このセリフは必要であるとも考えられますが、観客サイドから言えば、このセリフがある以上、カット版のほうがよいと思います。それにカットされてるほうが見る人によっていろいろ想像できますしね。
ほりやんさん、ご報告ありがとうございました。
やはりそういったシーンはなかったのですね。
でもおっしゃる通り、もし入っていたらダルかったかもしれませんね。
想像にまかせるというのが正解なのかも……
もしかすると、ナイフを持って少女に近づくという描写自体が、直接的といいますか刺激が強すぎて避けたのかも思ってしまいました。
とはいえあの映画の雰囲気の中でどんな風に撮られていたのか興味はありますが、見てみたいような見たくないような……