作品メモ
幼い頃事故で両親を亡くした姉と弟。
シングルマザーとして忙しい日々を送っている姉のもとに弟から久々に連絡があり再会します。
弟は各地をフラフラしていたあげくどうやらお金に困って頼ってきた様子。
そのまま家にいつきますが、何をやっても中途半端。トラブルを起こしてばかりで、勤め先でも問題を抱える姉の苛立ちはつのるばかり。
ところがそんな弟に子供はなついてしまい……
といった家族ドラマです。
前のエントリー『ミスティック・リバー』のローラ・リニー主演作。
いっとき彼女の出演作を集中して観ていましたが、地味で日本公開は難しそうなこの作品はガマンできずアメリカ盤DVDにて鑑賞。
ところがその後日本盤DVDがビデオスルーで登場し、ちょっとびっくりしました。
地味かもしれませんが、全米批評家協会賞で主演女優賞と脚本賞を受賞、アカデミー賞やゴールデングローブ賞でもそれぞれノミネートされたという、演技や脚本の評価は高い作品。
ビデオスルーでビックリしては失礼だったかもしれません。
ヒロイン、サミー役は前述のようにローラ・リニー。
弟テリー役はマーク・ラファロ。
子供はロリー・カルキン。
赴任してきた(ちょっとクセのある)新しい上司はマシュー・ブロデリック。
監督・脚本はケネス・ロナーガン。
製作総指揮マーティン・スコセッシ。
ロケ地
IMDbでは
Margaretville, New York, USA
New York City, New York, USA
Phoenicia, New York, USA
舞台となる町
設定ではニューヨーク州Scottsville。
実際の撮影は、Margaretville。
たとえばテリーの乗ったバスが到着するのはこのあたり。
テリーはマサチューセッツ州ウースター(Worcester)からやってきたという設定。
銀行
外観はMargaretville’s NBT bank。
内部は別の銀行。
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