目次
- 1 作品メモ
- 2 ロケ地
- 2.1 イギリス軍の行進
- 2.2 従姉妹ノーラとクイン大尉の間に割ってはいる場面
- 2.3 イギリス軍に志願したところ
- 2.4 イギリス軍の野営地
- 2.5 プロシア軍の駐屯地
- 2.6 叙勲
- 2.7 ベルリン
- 2.8 警察長官の部屋
- 2.9 シュバリエの屋敷(外観)
- 2.10 シュバリエの屋敷(内部)
- 2.11 賭博場
- 2.12 同・決闘
- 2.13 ベルギー
- 2.14 庭園
- 2.15 2人で散策する庭園
- 2.16 結婚式
- 2.17 リンドン家の邸宅(外観)
- 2.18 リンドン家の邸宅(内部)
- 2.19 リンドン家の演奏室
- 2.20 母親との会話
- 2.21 ハラム卿に相談
- 2.22 王の謁見
- 2.23 演奏会
- 2.24 邸宅内の橋
- 2.25 ウェンドーバー伯に見切りをつけられるダイニング・ルーム
- 2.26 ブリンドン卿の邸宅
- 2.27 決闘の納屋
- 2.28 旅籠
- 3 ロケ地マップ
- 4 資料
- 5 更新履歴
作品メモ
スタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』に続く作品。
ロケ地
IMDbのリストは長すぎるので、直接ご覧ください。
http://www.imdb.com/title/tt0072684/locations
The Worldwide Guide to Movie Locationsもウェブで読むことができます。
内容は書籍版よりむしろ詳しいです。
http://www.movie-locations.com/movies/b/BarryLyndon.html
イギリス軍の行進
クイン大尉率いる部隊のデモンストレーション。
背景に見える山はおそらくここ。
Glenpatrick,
従姉妹ノーラとクイン大尉の間に割ってはいる場面
Huntington Castle ハンティントン城
Clonegal, County Carlow
イギリス軍に志願したところ
Carrick-on-Suir, County Tipperary, Ireland
イギリス軍の野営地
画像はgeograph.org.ukから。
© Copyright Dave Henderson and licensed for reuse under this Creative Commons Licence.
ドイツでの戦いに備えていた場所。
ここでグローガン大尉と再会します。
プロシア軍の駐屯地
Cahir Castle, County Tipperary, Ireland
画像はWikimedia Commonsから(パブリックドメイン)。
将校になりすましていたバリーがポツドルフ大尉に招かれたところ。
叙勲
ベルリン
「ベルリン」とテロップが出る場面。
ポツダムにあるサンスーシ宮で撮られています。
Sans-Souci, Potsdam, Brandenburg, Germany
具体的には新宮殿の前の通りを北側(画像左下)から南向き(画像右上)に撮っています。
Photo from Wikimedia Commons
Author: Brian W
Licensed under Creative Commons Attribution ShareAlike 2.0 License
マップ↓
警察長官の部屋
スパイを命令される場面。
プロイセンという設定でしょうけど、撮影はアイルランドにあるこちら↓のBallroomです。
Powerscourt House and Gardens
http://www.powerscourt.ie/
ここは1974年11月4日に火災で焼失していますが、撮影はそれ以前に行われています。
現在のBallroomは再建したもので、画像を見る限り映画に登場したものに比べてさすがに明るくピカピカな雰囲気です。
シュバリエの屋敷(外観)
Ludwigsburg Palace
- Wikipedia(英語) Ludwigsburg Palace
- Wikipedia(ドイツ語) Residenzschloss Ludwigsburg
- Google Maps
- Live Search Maps(概観図)
画像はWikimedia Commonsから。
Arthur: Ireas from German wikipedia/Ireas on Commons (g)
Licensed under the Creative Commons Attribution 3.0 Unported
シュバリエの屋敷(内部)
ダブリンにあるこちらのDrawing room。
Dublin Castle
http://www.dublincastle.ie/
画像はWikimedia Commonsから。
Arthur: Wknight94
Licensed under the Creative Commons Attribution ShareAlike 3.0
※19/3/30追記
Bill McCrearyさんから画像を提供していただきました。いつもありがとうございます♪
ご自身のブログに多くの画像をアップされていますので、ぜひご訪問ください。
ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学) アイルランド・英国紀行(2015年9月)(88)
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e0f97085bd98abee69002c3d9ae8f17e
賭博場
Burg Hohenzollern (Hohenzollern Castle)
マップ↓
同・決闘
ベルギー
「ベルギー」とテロップが出ますが、撮影地はスコットランドです。
Dunrobin Castle
Golspie, Sutherland, KW10 6SF, Scotland
http://www.dunrobincastle.co.uk/
画像はWikimedia Commonsから。
Arthur: Meho29
Licensed under the Creative Commons Attribution ShareAlike 3.0
庭園
バリーがレディ・リンドンを見初めるところ。
上記お城の庭園という設定でしょうけど、撮影地はベルギーでもスコットランドでもなく、イングランド。
Compton Acres
164 Canford Cliffs Road, Poole Dorset, BH13 7ES England
http://www.comptonacres.co.uk/
イタリア庭園
http://www.comptonacres.co.uk/index.php?pIDref=122-the_italian_garden
2人で散策する庭園
Blenheim Palace ブレナム宮殿
Woodstock, Oxfordshire OX20 1PX
http://www.blenheimpalace.com/
マップ↓
ここはロケ地として時折利用されているところ。
たとえば『ヘルハウス』で仕事を依頼する富豪の邸宅もここです。 → 『ヘルハウス』
結婚式
Petworth House (のチャペル)
Petworth, West Sussex, England, UK
http://www.nationaltrust.org.uk/main/w-petworthhouse/
リンドン家の邸宅(外観)
設定上の名前はCastle Hackton。
Castle Howard
http://www.castlehoward.co.uk/
画像はWikipediaから(パブリックドメイン)。
リンドン家の邸宅(内部)
Wilton House
Wilton, Salisbury, Wiltshire, England, UK
http://www.wiltonhouse.com/
『プライドと偏見』でダーシー卿の邸宅の内部として撮影に使われています。
→ 『プライドと偏見』
リンドン家の演奏室
3人が蝋燭の明かりで演奏している場面。
こちら↓のPicture Galleryで撮影。
Corsham Court
http://www.corsham-court.co.uk/
ここは、バリーが演奏会中に義理の息子と大げんかする場面でも登場します。
母親との会話
Stourhead Garden
Stourhead Estate Office, Stourton, Warminster, Wiltshire BA12 6QD
マップ↓
この橋は、『プライドと偏見』でエリザベスが雨の中を駆けていくところです。
→ 『プライドと偏見』
ハラム卿に相談
爵位が欲しいバリーがハラム卿に相談するところは、前述Petworth HouseのCarved Room。
木彫りの装飾が特徴的です。
The National Trust – Petworth photo gallery
王の謁見
ジョージ3世。
演奏会
前夫の子、ブリンドン卿と人前で激しく争う場面。
前述の演奏室。
邸宅内の橋
その後橋のたもとで茫然とする場面。
ウェンドーバー伯に見切りをつけられるダイニング・ルーム
Longleat House
http://www.longleat.co.uk/longleat-house.html
ここのSaloonです。
ブリンドン卿の邸宅
ここは『いつか晴れた日に』でも登場しています。
決闘の納屋
Somerset Rural Life Museum
Abbey Farm, Chilkwell Street, Glastonbury
http://www.somerset.gov.uk/somerset/culturecommunity/museums/somersetmuseums/somersetrurallife/
旅籠
決闘の後運び込まれたところ。
The Guildhall
Lavenham, Suffolk, England, UK
パゾリーニの『カンタベリー物語』もこの村とのこと。
ロケ地マップ
※2016/07/24追加
資料
更新履歴
- 2016/07/24 「ロケ地マップ」追加
コメント
すみません、アイルランドでロケをしていたのは知っていたので、もっと早く気付かなければいけなかったのですが、ダブリン城のDrawing roomでご協力ができます。
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e0f97085bd98abee69002c3d9ae8f17e
アイルランドに行って痛感するのは、アイルランド人の英国に対する複雑な心境です。ダブリン城の展示も、基本独立運動のことばかりです。
Bill McCrearyさん、ありがとうございます。さっそく画像いただきました。
やはりBill McCrearyさんにご協力いただいた『ライアンの娘』など、もろそのあたりを扱ってますよね。
地球の反対側にいるとニュースやら映画や小説などで感じるしかありませんが、現地へ行けば歴史をひもとくまでもなくとても生々しいことなのでしょうね。