作品メモ
ムービープラスにて3月頃放映されたのを録画。今頃になって鑑賞。
ペキンパー監督作では『砂漠の流れ者』と『ジュニア・ボナー』の間にある作品。
両作品に漂う哀愁やペーソスはあまり見られず、インテリの中で暴力のスイッチが入っていく様をリアルに描いていきます。
ダスティン・ホフマンの演技はさすがですが、なぜかクレジットされていないデヴィッド・ワーナーも印象深いものがあります。
とはいえ最も印象に残ったのは、昔も今もスーザン・ジョージでしたが……
ロケ地
IMDbでは
Lamorna Cove, Lamorna, Cornwall, England, UK
St.Buryan, Penzance, Cornwall, England, UK
(Wakeley – churchyard, village street, interior and exterior of pub)
Tor Noon, Morvah, Cornwall, England, UK (Trencher’s Farm)
Twickenham Film Studios, St Margarets, Twickenham, Middlesex, England, UK (studio)
今回はピンポイント的にこちらだけチェック。
村
St.Buryan, Penzance, Cornwall, England, UK
冒頭の教会はこちら。
St Buryan’s Church
このSVでそのまま右を向くと、パブです。
コメント
昨日(2022年7月30日)早稲田松竹で、『ワイルド・バンチ』と『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』の2本立てを見まして、ネットで調べましたら、デヴィッド・ワーナーがつい先日お亡くなりになっていたことを知り驚きました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC_(%E4%BF%B3%E5%84%AA)
『砂漠の流れ者』での聖職者(?)は傑作でした。ペキンパーがらみですと、『キラー・エリート』のジェームズ・カーンも亡くなりましたか。
それにしてもこの映画でのワーナーはまるっきり知的障害者にしか見えませんね。すごい役者はほんとすごい。
この状況ではとてもいつ行けるなどというめどは立ちませんが、ここも行きたいですね。ただ地元の人からすると、あんまりロケ地になったことを自慢できる映画ではないかもですね。
Bill McCrearyさん、コメントありがとうございます。
ペキンパー2本立て楽しまれたのですね。早稲田松竹がまだ健在なのもなによりでした。
『砂漠の流れ者』はペキンパーの中でもお気に入りです。スローモーションでばんばん撃ち合う系より、これとか『ジュニア・ボナー』とか、しみじみじわじわ来てたまらないです。
コメント拝見して、今では副題が付いているのを知りました。原題をまんま副題にしたようですが、別に『砂漠の流れ者』だけでも十分良いような。
デヴィッド・ワーナーも亡くなりましたか。拙サイトでもどこかで言及したような気もしましたので検索してみましたが(汗)、『トム・ジョーンズの華麗な冒険』『トロン』とこの『わらの犬』でした。ジャンル的にはバラエティに富んでいますが、独特の個性といいますか一定のコアな雰囲気は共通していますよね。ラブコメ向きではないと言いますか……
それから我ながらこの記事はシンプルで良いですね。最近のエントリーはひとつ書くのに歳取ってしまうような重厚長大なものばかりですが、こんなんで良ければどんどん書いてエントリー数稼ぐのもよいかもと思ってしまいました。