『ミニチュア作家』 The Miniaturist (2017)

The Miniaturist [Region B] [Blu-ray]

時移れば状況は変わるはず

作品メモ

気がついたらもう2月の末、今年まだ一度も新規アップしていませんでした。
いくらなんでもそろそろ何か書かねば、ということで……

あいかわらず休日は映画館へもいかずに家でゴロゴロタブレットを見ていますが、先月珍しく上野のフェルメール展へ出かけてきました。
だいたい有名作品をのこのこ見に行くと、モナリザやツタンカーメン、月の石みたいに人の後頭部しか見られないハメになりかねませんが、今回は入場日時指定のチケットが奏功したか、かなりゆったり鑑賞することができました。
やはりホンモノは良いものですね。
(残念ながら現在開催中の大阪では日時指定のチケットは発売されないようです……)

映画でフェルメールと言えば『真珠の耳飾りの少女』となるのでしょうけど、あちらはほとんどがスタジオ撮影で、確か運河の場面もオープンセットのはず。
なのでロケ地チェック的には書くことがなく、代わりに……といっては失礼ですが、こちらのドラマをピックアップ。

『ミニチュア作家』は、イギリスBBC ONE製作のミニシリーズで、本国では2017年12月に放映。日本では昨年(2018年)AXNミステリーで放送されました。
17世紀、アムステルダムの商人の家へ嫁いだヒロインの身に降りかかる事件やら出来事を描くドラマで、『真珠の耳飾りの少女』のようにまるでフェルメール的……としか言いようのない美しい映像で綴っているのが特徴です。

正統派ミステリーとは言えない筋書きですが、ミステリアスな部分も確かにあるので、最近の何でもアリなAXNミステリーなら十分放映対象といえましょうか。
この(2019年)3月27日に再放送があるようですので、見逃された方やご興味おありの方はぜひどうぞ。

https://www.mystery.co.jp/programs/miniaturist

BBC ONEでは2部作だったようですが、国際版は3部になっているようで、AXNミステリーでも1話1時間弱の3話が続けて放送されました。

ヒロイン、ネラにアニヤ・テイラー=ジョイ。
夫となるやり手の商人ヨハネス・ブラントにアレックス・ハッセル。
その妹マーリン・ブラントにロモーラ・ガライ。
当事者で無ければ知り得ないような精密なミニチュアを次々作り出す謎のミニチュア作家にエミリー・バーリントン。

アメリカPBSでのトレーラー↓

 
 
 

いつだったか<ヤング・モース>(『新米刑事モース~オックスフォード事件簿』)を見返していたら、この女優さんが生徒役で出ていました(幽霊が出る寄宿学校のお話)。IMDbのフィルモグラフィーではデビューの年で、クレジットされた最初の作品のようです。

原作

原作はジェシー・バートンという人。
2014年に書かれたデビュー作で、翌年早川書房から翻訳出版されています。

ミニチュア作家

こちら↓のドールハウスにインスピレーションを得ているとのこと。

painted by Jacob Appel, 1710
photo from Wikimedia Commons
(public domain)

実物はアムステルダム国立美術館所蔵。
この画像はそれを写した絵画で1710年作。

ペトロネラ・オールトマン (Petronella Oortman)という女性のもので、その夫はヨハンネス・ブラント。
執筆にあたり、ドールハウスとそれにまつわる人名をいただいて、あとは自由に想像の翼を羽ばたかせたのかと思われます。

こちら↓は原作者がPinterest(ピンタレスト)にアップしている関連写真。これだけでも雰囲気十分ですね。

https://www.pinterest.jp/jesskatbee/the-miniaturist/

ロケ地

IMDbでは、これだけ。

Leiden, Zuid-Holland, Netherlands

例によって、IMDbのリストとウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。

運河

<アムステルダム 1686年>とテロップが出る冒頭の運河。
VFXの産物と思われますが、もしかすると素材をリアルの町から取得しているかもしれません。

町並み

セットとVFXっぽいですが、もしかすると実際の町並みでロケしたかもしれません。

教会

ライデン市内のこちら。

Hooglandsekerk(ホーフランセ教会)W

By Zairon
via Wikimedia commons
(CC BY-SA-4.0)

水辺

ラスト近く、とあるイベントが行われるところ。
VFXの産物でしょうか。
さすがに場所は不明。

ここでギャートルズのお金のようなものが登場しますが、もちろん貨幣ではなく碾き臼。

資料

更新履歴

  • 2019/02/28 新規アップ

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