『世紀の怪物 タランチュラの襲撃』 Tarantula (1955)

世紀の怪物 タランチュラの襲撃 デジタル・リマスター版 [DVD]

作品メモ

このところ50年代の古典的なSF映画をとりあげていますが、この作品は3つ前のエントリー、『それは外宇宙からやって来た(イット・ケイム・フロム・アウター・スペース)』(1953)のジャック・アーノルド監督による、巨大生物パニックもの。
実験によってそのまんま大きくなっちゃったタランチュラが研究所を脱出。もそもそ歩き回り、家畜や人々を襲うという趣向です。

Tarantula [Import anglais] 原題は、ポスター等のビジュアルでは最後にびっくりマークが付いていますが、本編のタイトルやIMDb、Wikipedia等では付いていません。

町の医師マット・ヘイスティングスにジョン・エイガー。
保安官ジャックにネスター・パイバ。
町外れの邸宅に住み動物実験を進める生物学者ディーマー教授にレオ・G・キャロル。
助手としてディーマー邸にやってきたステファニー(スティーブ)にマーラ・コーディ。

他に無名時代のクリント・イーストウッドが、ラスト近くのジェット機編隊の隊長役で登場(クレジット無し)。マスクしているので、ほとんど誰だかわかりません。

大活躍?のタランチュラくんは、大半がホンモノを実写映像に合成しているだけ。
たとえば『スパイダー・パニック!』あたりのCGづくしのクモさんたちに比べれば、なんだかアットホームな雰囲気すら漂いますが、こちらが好みという方も案外多いのではないでしょうか?
一部アップのショットでパペットが使われています。IMDbによれば、ウォー・チャン(クレジット無し)。

監督ジャック・アーノルド。『それは外宇宙からやって来た(イット・ケイム・フロム・アウター・スペース)』のエントリーでメモ済み。原作にも名前を連ねています。
製作ウィリアム・アランド。『ニューヨークの怪人』のエントリーでメモ済み。
撮影ジョージ・ロビンソン、特撮クリフォード・スタイン、音楽ジョセフ・ガーシェンソン。

2011年11月2日にSPOから初ソフト化。
同時発売が、『宇宙水爆戦』『マックイーンの絶対の危機』……てなもんです♪

手軽に見るには、Internet Archiveに全編パプリックドメインとしてアップされています。

こちら↓は予告編ですが、クモが苦手な方はご覧にならない方が良いかも。

 
 
 

ロケ地

IMDbでは、

Dead Man’s Point, Lucerne Valley, California, USA
Courthouse Square, Backlot, Universal Studios – 100 Universal City Plaza, Universal City, California, USA
Yuma Desert, Arizona, USA
Alabama Hills, Lone Pine, California, USA (Photograph)

例によって、ウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。

岩場

砂漠の中の特徴的な岩場。
オープニングで左へのパンで映し出され、男が歩いてくるのがとらえられます。

3つ前のエントリー、『それは外宇宙からやって来た(イット・ケイム・フロム・アウター・スペース)』(1953)でも登場したこちら↓

Dead Man’s Point, Lucerne Valley, California, USA

厳密に言えば、男がよろよろ現れるのは、この↓の岩の部分。

37分頃にも再登場。たっぷりと映し出されます。
車を停めたショットは、こういったアングル。

 
   

ラスト近く、巨大タランチュラを爆薬で吹っ飛ばそうとする場面は、西側からDead Man’s Pointをとらえています。

 
 

IMDbで同地を撮影に使った映画のリスト↓を見ると、ジャック・アーノルド監督のこの2本だけがリスト入り。

Most Popular Titles With Location Matching “Dead Man’s Point, Lucerne Valley, California, USA”

空港

DESERT ROCK AIRPORTとあり、舞台となる地名が示されます。アリゾナ州という設定。
周辺の山並みが写っているので、場所は粘ればわかるかもしれません。

Desert Rockの町並みは、スタジオのオープンセットでしょうか。
通りのロングショットの背景は合成。

資料

更新履歴

  • 2016/12/30 新規アップ

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