目次
作品メモ
製作総指揮スティーブン・スピルバーグ、エドワード・L・マクドネル。
監督D・J・カルーソ。
出演は、謎の女性の声に操られる主人公ジェリー・ショーにシャイア・ラブーフ、レイチェル・ホロマンにミシェル・モナハン。
2人を追うFBI捜査官トーマス・モーガンにビリー・ボブ・ソーントン。
同じく空軍特捜部のゾーイ・ペレスにロザリオ・ドーソン。
謎の女性(アリア)の声はジュリアン・ムーア。
撮影は2007年11月6日から翌年2月まで。
VFX担当はSony Pictures Imageworks等。
ネタばれ的メモ
いろいろ既視感のある映画ですが、何に似ていると言ったとたんに互いにネタばれとなってしまうもどかしさがあったりします。
以下はその点ご了承の上でどうぞ。
既視感
ツッコミどころ
多々ありますが、勢いで見せてしまうタイプの映画なので娯楽映画としてはさほど気にならないレベルでしょうか。
- 主役の彼は目的達成のために必要不可欠なキャラなのだから、もうちょっと安全に優しく取り扱った方が……
- 認証システムで、どこまで一致するのか?
- 重要容疑者を窓際の部屋に入れるなんて、『ボーン・アルティメイタム』同様、FBIのセキュリティ意識低すぎ。
ロケ地
IMDbでは
Apple Valley, California, USA
Chicago, Illinois, USA
Eglin Air Force Base, Fort Walton Beach, Florida, USA (explosion)
First Christian Church of North Hollywood – 4390 Colfax Avenue, Studio City, Los Angeles, California, USA
Indianapolis, Indiana, USA (Indianapolis International Airport)
Los Angeles International Airport – 1 World Way, Los Angeles, California, USA (Airport chase sequence)
March Air Force Base, Riverside, California, USA (DHL Facility)
Newark, Illinois, USA (Power line scene)
Pasadena, California, USA
Washington, District of Columbia, USA
と、移動が多くてロケ地がたくさんあるはずなのに、リストは控えめです。
画面をよく見て、自分で探さなくては……。
エンドクレジットのFILMED INでは、
LOS ANGELES, CA CHICAGO, IL WASHINGTON D.C. THE STAGES AT PLAYA VISTA
中東
IMDbのリストにあるこちら↓の周辺かもしれません(未確認)。
Apple Valley, California, USA
国防長官のヘリが到着するところ
ホンモノのペンタゴンに見えます。
鉄道
教会の脇を走る鉄道。
ジェリーはシカゴに住んでいるという設定で、撮影もシカゴ。
カメラはこのあたりを捉えています。
ジェリーのアパート
高架線のそばの建物。
調査中。
兄の葬儀
First Christian Church of North Hollywood
4390 Colfax Avenue, Studio City, Los Angeles, California, USA
電車(シカゴ・L)
FBIの建物に近い駅
前半の見どころのひとつ。
ジェシーがとある方法でFBIの建物から脱出する場面。
ホームに駅名の表示があります。
FBIの建物は西側にあるという設定。
マップ↓
この場面、クレーンが突っ込むスペクタクルな部分はスタジオ撮影とVFXだとして、そこから先の夜景をバックに飛び降りるところは、メイキング映像を見ると実際に駅のすぐ側で撮影を行っています。
ワイヤー付けたスタントマンが飛び降りて、そのすぐ後をカメラマンが一緒に落ちて撮影するというスリル満点の撮影風景。
『フューリー』(1978年)でカーク・ダグラスが飛び降りるのはすぐとなりの駅。
同じようなことをしてますが、撮影技術の進歩には驚くべきものがあります。
ひかれそうになったのはBlue Line。
QuincyにはBlue Lineは通っていないようですが……
乗り換えた駅
指示にさからって乗り換えたところ。 調査中。
列車が逆走したところ
このあたりです。
奥に見える駅は、Washington/Wells (CTA)
レイチェルと出逢った駅
乗客たちに迫られて飛び降りた駅。
そのまま駈け降りてレイチェルの車に乗り込みます。
Wilson (CTA)
解体工場
調査中。
爆発実験
Eglin Air Force Base, Fort Walton Beach, Florida, USA (explosion)
鉄塔群
「高速123Eを108マイルポストまで歩け」の指示に従って、送電線の下を歩くところ。
IMDbによればこちら。
Newark, Illinois, USA (Power line scene)
Google Earthでそのあたりをウロウロして、撮影場所を探してみました。
空撮で最初に映る鉄塔はこちら(周囲の景色から判断)。
イラン人のバンが2人に追いついた鉄塔は特定できませんでしたが、上記鉄塔のすぐそばと思われます。
この場面、『セブン』を連想した方が多いのではないでしょうか。
場所はもちろん別です。
参考までに『セブン』の鉄塔はカリフォルニア州のここ↓
個人的にはこの場面あたりから映画の雰囲気に『オーメン』的なものを感じてしまいました。
ハイウェイの下
口論して車を停めてしまうところ。
インディアナポリスに入ったあたりという設定ですが、撮影はおそらく別の場所だと思います。
ケースを奪うところ
監視カメラには”W56TH/VAN BUREN INDIANAPOLIS”とありますし、右下に表示されている緯度経度もインディアナポリスの市内のものです。
ただ撮影は別の場所(おそらくロス周辺)でしょうか。
このケースの中身、見ていてとても気になりました。
なかなか良いアイデアだったと思うのですが、人によっては拍子抜けだったかも。
国防総省
ゾーイ・ペレスがやってくる場面。
空撮はホンモノ。
彼女が入る玄関もホンモノでしょうか?
となると、冒頭のヘリ到着の場面もペンタゴンの前である可能性が高いです。
ショッピングセンター
MASAKO号が乗り付けるところ。
調査中。
空港
IMDbでは
Indianapolis, Indiana, USA (Indianapolis International Airport)
配送センター
というのかどうか知りませんが、荷物を仕分けするところ。
March Air Force Base, Riverside, California, USA (DHL Facility)
トンネル
入口は不明。
トンネル内部はロサンゼルスのこちら。 (S Grand Aveの下)
VFXで長~いトンネルに見せかけています。
議事堂
遠景外観はもちろんホンモノ。
子供たちが「かっこいい」と駆け上がる階段は東側。
議会図書館
マップ↓
コメント