目次
作品メモ
ひとつ前のエントリー『ネイキッド・タンゴ』はブエノスアイレスが舞台でしたが、そうなるとやっぱりこれでしょう。
ウォン・カーウァイ監督の『天使の涙』(1995)と『花様年華』(2000)の間。
梁朝偉(トニー・レオン)と張國榮(レスリー・チャン)のキャスティングが絶妙でした。
撮影クリストファー・ドイル、音楽ダニー・チョン。
英題”Happy Together”。
『ブエノスアイレス 摂氏零度』はメイキングといいますかドキュメンタリー。
ジャケットが似ているので、うっかりこちらを買ってしまう恐れがあります。
※15/1/10 動画差し替え
ロケ地
IMDbでは、
Buenos Aires, Federal District, Argentina
Iguazú Waterfalls, Misiones, Argentina
Taipei City, Taiwan
Ushuaia, Tierra del Fuego, Argentina
例によって、IMDbのリストとウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。
イグアスの滝
映画『ミッション』でもおなじみ。
空撮だけでなく後の方では展望台目線も登場します。
幸い展望台はストリートビューが利用できますが、スケール大きすぎて上から見ようが下から見ようがワケわからず。
- Google Maps(SV) ……展望台先端
- WikiMapia
BAR SUR
この名前で実在する店。
BAR SUR
299 Estados Unidos, San Telmo, Buenos Aires, Argentina
http://www.bar-sur.com.ar/
- Google Maps(SV) ……バスがやってくる通り
- Google Maps(SV) ……お店は北東の角
『ネイキッド・タンゴ』で登場した教会は、ここから2ブロック南。
イグアスの滝は、ここから北北東へ約1000km。
COSMOS HOTEL
※15/1/11項目追加
コメント欄でmilouさんから情報を提供していただきました。
0:13頃に写る屋上広告。
駅前広場のバス停越しにLima通りを北側から見たものでした。
カメラ位置は、左端の丸い駅舎に、手前のビルの屋上にある鳥居のようなもの(屋上広告の枠組みでしょうか??)が少しだけ重なっているので、それをもとにだいたい推定できました。
正確には左右の位置は上のSVをもう一歩右へ行ったあたりですが、木の枝が邪魔なのでこちらの位置で表示しています。
COSMOS HOTELのネオン看板が出ていたのは、このSVで数階分頭をのぞかせている奥の建物で、場所はこちら。
milouさんお書きのようにネオンはなくなり、すでに廃業しているようにも見えます。
オベリスク
0:26他夜景で何度か登場。
スペイン語風ならオベリスコ。
©1998 milou アルバム「南米」から |
こちらはmilouさんから提供していただいた画像です。
(いつもありがとうございます♪)
以前『トゥモロー・ワールド』でも使わせていただいています。
※15/1/4追記
コメント欄でmilouさんから情報を提供していただきました。
カメラ位置、デジタル時計のある建物は、ヌエヴェ・デ・フリオ通り広場の南東 Sarmiento とCarlos Pellegrini 角の建物で、カメラは北西向き。
- Google Maps(SV)
- Google Maps(45°・東向き) ……屋上のデジタル時計
橋
0:33
競馬場
0:34
外の景色
0:35
2人が部屋でタンゴを踊るシーンの間にインサートされる外の様子。
どんよりした空の下、派手な色のドラム缶や紅白のテープが目立ちます。
場所は先にとりあげた「橋」のすぐそば。カメラ西向き。
上のストリートビューで振り返ると橋があります。
この場所は、後の方の「ポスト」が特定できたので、どうやらこの橋の周辺がアヤしいということでSVでウロウロしていて判明しました。それがなかったら見つけるのは難しかったかもしれません。
※15/1/4追記
milouさんから画像を提供していただきました。
©1998 milou アルバム「南米」から |
撮影は1998年12月とのことです。
ちょうど「外の景色」のアングルの正反対の向きでしょうか。
右側奥がカメラ位置で、こちらに向って撮影しているイメージですね。
©1998 milou アルバム「南米」から |
こちらはこのあたりの画像。
この画像で右側に側面が写っている建物は、「外の景色」のショットで、中央やや右寄り、街灯が並ぶ道の一番奥に見えています。
屋上
0:48
メインビジュアルにもなっている、港に面した建物の上。
建物は上記「外の景色」で右端に写っています。
ストリートビューでは、封鎖されて取り壊しを待っているような状態に見えます。
これなら住人の方に迷惑かけることもなかろうということで、SVでも示してしまいますと……
2人がいたのはおそらく中央の一段高くなった部分。
その下の部屋が住まいだったのではないでしょうか。
DVDのジャケットの右下、小津監督的赤いバケツの背後にあるビルは対岸のこちら。
※15/1/4追記
milouさんから情報寄せていただきましたが、これはホテルではないかとのことです(名前は”Revera”)。
なのでもう少しSVで粘ってみますと、0:54頃張國榮が身を乗り出しているショットはこの部分↓であるように見えますので、やはりこの建物で間違いなさそうです。
CANTINA 3 AMIGOS
※15/1/10項目追加
1:04,1:07頃
コメント欄でmilouさんから情報を寄せていただきました。
Boca 地区のSuarez通りとNicochea 東角の店。
ポスト
1:17
“Av. D.Pedro de Mendoza 1600 1500″と大きく道路標識が出ているのでわかりました。
- Google Maps(SV)
- Google Maps(SV) ……標識のアップ
- WikiMapia
ストリートビューでは標識は見えますが、ポストは見当たりませんね。セットだったのでしょうか?
背景右側の建物は今でも確認できますが、左側のガソリンスタンド風の建物はビルに建て替えられています(Google Earthの時間スライダーでは、2010年頃)。
その直前のショットで、梁朝偉が道を横切っていくのも同じ場所。
手前の橋脚は、前述項目「橋」のもの。
※15/1/4追記
コメント欄でmilouさんから情報寄せていただきました。
なんとポストは実在したとのことで、画像も提供していただいています。
(※19/6/3 はっきり映っている画像を提供していただいたので、差替えました)
©1998 milou アルバム「南米」から |
撮影は1998年12月とのことです。
※15/1/5追記
0:30頃梁朝偉がタバコを買いに来るショットでも、背景にシルエットでちらりと写っているようです。
このお店は、角から2軒目のこちらでしょうか。
逆さ香港
※15/1/10項目追加
1:19頃からの逆さ香港。
コメント欄でmilouさんから情報を寄せていただきました。
夜間に続く昼間の最初のショット、左カーブの高速は、こちら。
海底トンネルを出てすぐのところでした。
イグアスの滝への道
おそらく国道12号線。
こういった道が延々続きます。
灯台
1:29
Les Eclaireurs Lighthouse(エクレルール灯台)W
Beagle Channel(ビーグル水道)Wと呼ばれる水路の半ばにあります。
世界最南端とか世界の果てとか呼ばれているので、てっきりホーン岬の本当の先っぽにあるのかと思っていました。
実際にはここより南にも灯台は出来ているようです。
水路がアルゼンチンとチリの国境となっていて、この島はぎりぎりアルゼンチン領。これより南側がチリ。
台北のホテル
ここから台北編。
となりの建物の袖看板が一部見えているので、きれいな画像で見たらわかるような気もします……
夜市
目を凝らしてみましたが、ギブアップ。
撮影時よく大騒ぎにならなかったものだと思います。
※15/1/10追記
コメント欄でmilouさんから情報を寄せていただきました。
遼寧街夜市とのことです。
お店のひとつ、北海道活魷魚はこちら。
チャンの両親の店である清祥小吃は、場所としては2軒右隣の角。
- Google Maps(SV)
- Google Maps(SV) ……角を回った側からのアングル
- WikiMapia
確かに角の店ですね。
よく見ればカメラが右側に回っています。
※18/9/22追記
milouさんから画像を提供していただきました。
撮影は今年(2018年)とのことです。
ありがとうございました♪
こちらが角店。
こちらも角店。
映画で帰り際立ち上がったときのアングルとほぼ同じ角店から見た眺め。
北海道活魷魚♪
MRT
カーブ
早送りで列車がやってくるカーブは、復興南路二段と和平東路二段の交差点。
おそらくその北側の科技大楼駅(科技大楼站)Wから撮影。
路線は台北捷運文山線W。
1996年開通とのことで、撮影時はピカピカの物件。
利用したことはありませんが、松山空港便であればこれを使えばとても便利そうですね。
途中?の駅
駅名がはっきり写ります。
そのまま北上していくイメージでしょうか。
※14/12/31追記
milouさんから画像を提供していただきました。
(いつもありがとうございます♪)
©2002 milou アルバム「台湾」から |
忠孝復興站から北を見た様子のことです。
撮影は2002年7月。
最後の駅
沿線の建物から判断して、おそらくこちら。
どうしても「中山」は「なかやま」と読んでしまいますね 😉
milouさんのアルバム(参考)
参考画像となりますが、milouさんから画像をいろいろ提供していただいていますので、こちらで何枚かご紹介させていただきます。各画像に添えられたコメントも楽しいので、ぜひアルバムの方もご覧ください。
ブエノスアイレスの画像はアルバム「南米」にまとめられています。
→ アルバム「南米」
またブエノスアイレスの猫さんたちの画像は、アルバム「世界の猫」にまとめてあります。
以下何枚かピックアップしてご紹介。
©1998 milou アルバム「南米」から |
©1998 milou アルバム「南米」から |
©1998 milou アルバム「南米」から |
©1998 milou アルバム「世界の猫」から |
©1998 milou アルバム「世界の猫」から |
ロケ地マップ
資料
更新履歴
- 2019/06/03 「ポスト」の画像を差替え。各画像のリンク先をPicasaからGoogleフォトへ変更。
- 2018/09/22 「夜市」にmilouさんの画像を追記
- 2015/01/11 「COSMOS HOTEL」「ロケ地マップ」項目追加
- 2015/01/10 「CANTINA 3 AMIGOS」「逆さ香港」項目追加。「夜市」追記。「作品メモ」の動画差し替え。
- 2015/01/05 「milouさんのアルバム」追加。「ポスト」追記。
- 2015/01/04 「オベリスコ」「屋上」追記。「外の景色」「ポスト」にmilouさんの画像を追加。
- 2014/12/31 「途中?の駅」にmiliouさんの画像を追加
- 2014/12/29 新規アップ
コメント
ポストはあった!!
はい。『ブエノスアイレス 摂氏零度』を間違ってレンタルしました。
ロケ地に関し付け加えることは少ないが
☆ポストは現在は消えているが、古いビデオを見るとBoca からの帰り29番かもしれないバスがファイの家の角で左折しポストのあった建物の前を通る。道路標識の下には青いゴミ箱もありポストもちゃんと立っている。(不鮮明だが一応アルバムに入れました)。
☆何度か挿入されるオベリスコは世界一幅の広いヌエヴェ・デ・フリオ通り広場の南東 Sarmiento とCarlos Pellegrini 角の建物から北西を見たもので屋上の斜めになったデジタル時計の青い建造物は今もSVで確認できる。
☆Cantine 3 Amigos が何回か登場するが角店らしいので Av Tte. General Donato Alvarez 1795 にあるLos 3 Amigos の可能性が高い
☆78分頃トラックに肉を積み込んだあと電話をするシーン。確認はできないが柱に電話機が6台(?)もあることや上に大きな時計が4面もあることから場所は街中ではなく駅の構内だろう。トイレのシーンもかなり広いから店などではなく駅だと思われる。
☆イグアスの滝に向かう国道12号だが映画によく使われる急な坂道に C** Delicia 33, Eldorado 43, Posadas 243 と書かれた道路標識が見える。つまり向かう道ではなく帰路になる。多くの映画に登場する坂道を探そうと思ったが距離が長すぎ1日では走れない。
以下、例によっての余談だが封切りで映画を見たときイグアスの滝は別として室内シーンが多く、わざわざブエノスで撮ることもない無駄さが気に入った。ブエノスアイレスに行こうと思ったのも、地球でブエノスの真裏が香港で建物は足の下に反対に建っている(だから逆さの映像が挿入される)というセリフがあり、そうか日本でも同じだから建物が反対か確かめよう(冗談)と翌年に行った。直行便はなく飛行機だけで30時間以上乗るので怠惰な僕は1週間シアトルとシカゴで休憩したあとブエノスアイレスに飛んだ。
もう1つの理由は1974年にパリでデュラスの『インディア・ソング』を見たときカルロス・ダレッシオのタンゴのテーマソングが頭から離れずレコードも買って帰った。その後、あがた森魚の「バンドネオンの豹」を聞いてタンゴ発祥の地に行ってみたいと思っていた。ちなみに高橋克彦がアルバムに触発され「バンドネオンの豹」という冒険小説を書いた。音楽に触発されてのノベライズなんて非常に珍しい例。あがた森魚が小説の登場人物藤村の友人で藤村の冒険を聞いてアルバムにしたという倒置した内容だが非常に面白かった。
milouさん、コメントありがとうございます。
「摂氏零度」やっちゃいましたか。私はレンタルショップのワゴンセールで100円で見つけて「ラッキー♪」と手に取りレジに並ぶところまで行って、気づきました。でも買っておけば今回資料として役立ったかもしれませんね……
本家?ブエノスアイレスはVHSでしか見たことがなく、暗い場面が多いのでホントにブエノスアイレスまで行って撮ったのか正直疑問になるような印象でしたが、今回解明できてスッキリです。
貴重な画像もありがとうございました。特にポストはお見事です。
1998年って、映画の直後ですね。現地に行かれてしまうというのが、凄いと言いますかさすがと言いますか。飛行機で30時間は私ムリです……
夜市が分かった。
まず各看板に店番号(?)があり上に北建中字、下が数字で203筒仔米糕、204北海道活魷魚、205愛心冰果、そして206が角店でチャンの両親の店である清祥小吃と並んでいる。“台北 北海道活魷魚”で検索すると、同じ看板の店が見つかり、場所は
中山區遼寧街夜市(中興中學右旁)NO.13。
SVを見ると現在店番号などはないが北海道活魷魚の左が(文字は右からに変わったが)筒仔米糕なので間違いない。205,206は店名が変わってしまったが面白いことに、さらに道を北進すると清祥海産があり、右隣が(看板から同じ経営と思われる)北海道活魷魚[火庚]と並んでいる
☆Cantina 3 Amigos は Boca 地区のSuarez通りとNicochea 東角の店でした。閉鎖かもしれないが壁に 3 Amigos の文字が残りmap では A Amigo 3になっている
実は『ブエノスアイレス』のパンフレットを持っていることを思い出し引っ張り出したがロケ地探しには あまり役に立ちそうにない。やはりファイの住んでいた家は当時 Revera という安ホテルでおかしな男が撮影現場に拳銃を持って乗り込んだり、かなり危険なこともあったらしい。僕が1日目に飛び込みで泊まった安ホテルも内部の雰囲気は似ていた。
関係ないがシナリオ採録(字幕は岡田壮平)が監督デビューしたての諏訪敦彦。今でこそ東京造形大学の学長だが恐らくアルバイトでやったのだろう。
milouさん、情報ありがとうございます。
他のエントリーでもコメントいただいていますが、すみませんが多忙モードに入ってしまい、本文に反映するのが木曜日か金曜頃になりそうです。もう少しお待ちください。
逆さ香港のひとつが判明。
正像にした道路標識の右手下に太古城、中央に北角及銅鐸湾とある場所。
1年でも大きく変わるほど変化の激しい香港だが、高速脇のビル以外は当時と同じ。
高速上なので文章では表しにくくSVで示すが香港島から半島側への海底道路に入る前。
http://goo.gl/maps/t9sUy
Cosmos Hotel 判明
ネットでCosmos Hotel はヒットしなかったが右隣にある大看板 Kuky Discos はPlaza Constituciónにあったことが分かり画像も見つかった。巨大な看板の角度をSVで合わせると駅前広場のバス停越しにLima通りを北側から見たもので左手には映画同様にConstitución駅の西側入口の丸窓上部が見える。現在は駅の右(西)にビルがあり丸窓のある入口はかなり引っ込んでいるがビルがなければ映画と同じ景色になる。駅西向かいのHotel Tren Mixto 屋上に映画でのKiki Discos 看板があったと思われる枠が残っている。Cosmos Hotelのネオンはないがあったはずの屋上はLima 通り右手奥に見えている。ホテルは廃業したようだが料金表などは残っていて右の掲示最下部に
http://www.cosmoshtl.com.ar というホームページのアドレスも見えるが当然リンク切れになっている。
ただカメラ位置になる高い建物が駅前に存在しない。
映画ではCosmosとKuky がほぼ隣接して見えバス停の屋根にも近いので、かなり望遠での撮影だと思われ駅前広場の向こうの教会上部からの撮影ろう。
PS:
先に書いた香港の部分で海底トンネルに入る前と書いたが出てすぐですね
milouさん、少しずつ追加してきましたが、これで追いついたでしょうか。
CANTINA 3 AMIGOS、逆さ香港、夜市、COSMOS HOTEL、全部お見事でした。(この場所をチェックするために良い画質のもので見返してみましたが、色がついていてビックリ。ネオン看板の引きとアップの2ショットは手持ちの映像では、なぜかモノクロなのです……)
なるほど。見間違いでしたね。Hotel Tren Mixto 屋上の枠をDiscoの看板跡だと思い込んだためカメラ位置はLima通り正面だと思ったが、(映画以前はともかく)看板跡ではなく現在も映画の画面とまったく同じ状態で残り、Lima通りからカメラ位置を右にずらしてもCosmos の上部が見えるだけでなく、その左奥の煙突のような斜塔(?)まではっきり見える。つまりカメラ位置はかなり西に移動するので西側で広場に面した9 de Julio ホテル左の高い建物からだろう。ただ角度的には現在のバス停の屋根では短すぎるので当時はもう少し長かったはず。屋根の途切れるあたり、Cosmos のネオンの真下に明かりの付いた窓が見え枠の模様も現在の薬局などが入った建物と一致する。
COSMOS HOTELのショットはまったく見当つかなかったので、助かりました。うまくポイントを探すと今でもアングルを再現できるのが面白いですよね。
バス停の屋根はまあ当時は長かったと解釈するのが無難でしょうか。
おかげさまでこのエントリーもまた詳細な調査結果を残すことが出来ました。
記念に?ロケ地マップも作ってみましたが、最近は新しいGoogle マップでしか埋め込みマップを作れず、しかも以前のように地域を限定することが出来なくて、範囲が自動で(すべてのピンが含まれるように)表示されてしまいます。
今回は南米と台湾なのでほぼ全世界図となってしまっていますが、埋め込んだ状態でも拡大できますし、右上に並ぶアイコンのうち、”<”の右側の四角い枠の形をしたアイコンをクリックすると大きなマップに広がるので、見やすい状態でご覧ください。
今日『世界から猫が消えたなら』を見た。映画はツッコミどころ満載のフツーの日本映画だが映画ネタがいっぱいで『ブエノスアイレス』も出てくる。キネ旬のレビューをみても多くの人がアルゼンチンでロケする必要性がないと言ってるが、要するに監督が好きな映画で予算が取れたから映画のロケ地に行きたかったのだろう。
そんなわけで、イグアスの滝はもちろんボカの Puente Nicolás Avellaneda が登場「Happy Together」に出てきたとの台詞も、さらにBar Sur の店内でもロケしていたが、どれだけの人が気づくか…
ちなみに当然『ブエノスアイレス』のDVD も登場するがパッケージの裏には大きく『絶対温度』の文字が…
帰りに“タツヤ”に寄って確認すると、少なくともレンタル版はジャケット写真が違い確かに『ブエノスアイレス』だったが、なぜ裏に絶対温度があるのか不明。
はっは! 絶対温度じゃなく摂氏零度ですね
milouさん、コメントありがとうございます。
キャベツ巻き猫、ご覧になったのですね。うちの猫様は、あんな格好絶対させてくれません(引っかかれるのがオチ)。
原作はタイトルに惹かれて書店で斜め読みしたのですが(立ち読みとも言う)ちょっと微妙でしたので、映画の方もレンタルかネット配信来てからで良いかなあと思っていたところです。
でもそこまで『ブエノスアイレス』がフィーチャリングされているなら、気になりますね。
『世界から~』について「35年ぶり邦画“イグアスの滝”撮影」という記事があり、何かと思ったら『夜叉ヶ池』でした。あの滝、イグアスの滝だったのですね。
今日『ラスト・タンゴ』を見たら また Bar Sur が出てきました(多分)。
もちろんトップシーンからラストシーンまで何度もオベリスクが映りヌエヴェ・デ・フリオ通りの広さが実感できます
コメントありがとうございます。
留守していたため返信遅れてすみません。
『ラスト・タンゴ』でBar Surが登場していたとのことですが、よく気づかれましたね 🙂 フロアの市松模様でも写ったのでしょうか??
予告編を見る限り、鉄橋や路面電車のレールがある道、劇場なども気になりますね。
はい。最初店の正面が映り記憶の映像に近いと思ったが、当然館内で確認はできないしバルセロナ同様ブエノスも交差点角が直角ではなく斜めの建物が多く感じの似た店が多い。
次に店内が映り、まさに市松模様の床なので間違いないとは思ったが色がセピア調で少し違和感があり“多分”と書いたのです。映像も30秒足らずだったし…
僕は路面電車には乗ってないどころか見た記憶もないので気になったが、まず単線であり、しかも道の中央ではなく片側に寄っているので変な気がした。現在では常時運行の路線はないようだが印象的な絵なのでSVがあれば見つかるだろう…
(一応)ドキュメンタリーだし、まさかオープンセットではありえないが、ちょうど雨のシーンで人工の雨を鉄橋の外側からホースで降らせるのを見せるほどフィクションであることを強調した場面でした。
最初のコメントもやはり(?)milouさんでしたか。失礼致しました。
路面電車の線路は予告編に目をこらしたら、鉄橋と同じ場所のように見えました。でも鉄橋がどこだかわかりません。マップ見たらすぐにわかると思ったのですが……
『ブエノスアイレス』をチェックしていて思いましたが、やはり独特の町並みですね。
コッポラの『テトロ』もそのうちチェックしようかと思っています。