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『午後の曳航』 The Sailor Who Fell from Grace with the Sea (1976)

B004ELFF8I

作品メモ

『幸福号出帆』(80)『Mishima: A Life In Four Chapters』(85) と見てきましたので、三島文学をもうひとつ。
こちらはオール外国人俳優&スタッフで描く日米英合作映画、『午後の曳航』です。

内容については、各映画サイトなどをどうぞ。

ご覧になった方はおわかりの通り、猫好きなら絶対に許すまじ的映画となってしまっていますので、未見の方は要注意。
一応エンドクレジットではこういった↓文が表示されますが、まあ当たり前と言えば当たり前のことでして。

NO LIVING ANIMALS WERE INHUMANELY TREATED IN DEPICTING THE SEQUENCES SHOWN IN THIS FILM

映画と言うよりは、そもそも原作がそうなっているのがよろしくなくて、どうも原作者、心理がディープすぎ……というより、いろいろこじらせちゃったのかなあ……と思うこともあります。

出演は……
夫を亡くして今はひとりでアンティークショップを経営するアンにサラ・マイルズ。『ライアンの娘』もそうですが、こういう官能の炎メラメラ系の役はぴったりはまりますね。
多感な息子ジョナサンにジョナサン・カーン。映画出演はこれだけで、テレビシリーズが数本あるのみのようです。
アンのお相手となる航海士ジム・キャメロンにクリス・クリストファーソン。アンの亡夫も写真では二枚目ですし、アンさんだいぶ面食いです。

監督脚本ルイス・ジョン・カルリーノ、撮影ダグラス・スローカム、音楽ジョニー・マンデル。

ロケ地

IMDbでは、

Dartmouth, Devon, England, UK
Shepperton Studios, Studios Road, Shepperton, Surrey, England, UK (studio)

例によって、IMDbのリストとウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。

撮影はイギリスのダートマス。
まあ猫様の件はともかく、風景としては魅力があり、ロケ地チェックは楽しめました。

アンティークショップ

0:13

渡し船でやってきたアンのベンツが止まるところ。

船着き場からのえらく狭い道を進み、左折してすぐ。
現在ホテルのようですね。

船着き場は1:27などではっきり写ります。

海岸

0:35
ふたりで歩く砂浜。 ディナーの後という設定ですが、撮影はいわゆるアメリカの夜でしょうか?

Blackpool SandsW

0:42 1:13

The DaymarkW

1864年に建てられた、高さ24mの昼標(日中用の海標)。灯りがない灯台ですね。

ジョナサンがジムと話す水辺の道

0:51

このあたり↓

埠頭の店

1:01

アンがジムを迎えに来たところ。

Platform 1
https://platform1dartmouth.co.uk/

資料

更新履歴

  • 2020/11/25 新規アップ

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