作品メモ
ひとつ前のエントリー『死刑台のエレベーター』がルイ・マル監督の劇映画初監督作なら、遺作がこちら。
日本ではおそらくDVDは無し。
VHSも大きなレンタル屋さんにいかないとまずありません。
ウォーレス・ショーン、ジュリアン・ムーア、ブルック・スミス。
ロケ地
IMDbでは、
New Amsterdam Theater – 214 West 42nd Street, Manhattan, New York City, New York, USA
New York City, New York, USA
OP・待ち合わせたところ
登場人物がニューヨークの街角に次々登場。
ウォーレス・ショーンが立っていたのは、背景の建物から見て42丁目(7th Aveと8th Aveの間)の北側のようです。
特にカラフルなシャッターがあったのは、7th Ave.との交差点、現在の3 Times Square(the Thomson Reuters Building)の42nd St.側のように見えますが、確証はありません(ビルの着工は1998年、竣工は2001年)。
この界隈が生まれ変わる前のアダルトな雰囲気が、背景の”PEEP SHOW”やら”XXX MOVIES”という看板でたっぷり見て取れます。
参考画像としてはたとえばこちら↓の中ほどあたり。
- http://wirednewyork.com/forum/showthread.php?t=8818
劇場
本編の大半が撮影された劇場は、IMDbのリストによればNew Amsterdam TheatreW。
これは上記待ち合わせ場所のすぐ向かい側にあり、内部の画像をいろいろチェックしたところ、映画に登場したものに間違いなさそうです。
この画像は1985年、放置状態の頃のもの。
映画で見る限り内部はかなり傷んでいたようですが、ディズニーが買い上げ、近隣の他の劇場同様90年代に立派に生まれ変わっています。
資料
関連記事
ジュリアン・ムーア
- 『めぐりあう時間たち』 The Hours (2002)
- 『ゆりかごを揺らす手』 The Hand That Rocks the Cradle (1992)
- 『エデンより彼方に』 Far from Heaven (2002)
- 『エボリューション』 Evolution (2001)
- 『ケミカル・シンドローム (SAFE)』 Safe (1995)
- 『サバイビング・ピカソ』 Surviving Picasso (1996)
- 『シッピング・ニュース』 The Shipping News (2001)
- 『トゥモロー・ワールド』 Children of Men (2006)
- 『ハンニバル』 Hannibal (2001)
- 『フォーガットン』 The Forgotten (2004)
- 『ブラインドネス』 Blindness (2008)
- 『42丁目のワーニャ』 Vanya on 42nd Street (1994)
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