悩める野球小僧
目次
作品メモ
『東京暗黒街・竹の家』、『東京ジョー』と見てきて、もう一本。
ちゃんと調べたわけではありませんが、戦後10年ぐらいの間で「東京」と名が付き実際に撮影も行われた外国映画はこの3本くらいでしょうか。
もう少し年代を広げると、『東京特ダネ部隊』(’57)や日本未公開でビデオもない”Stopover Tokyo”(’57)等が入ってくるかと思います。『東京スパイ大作戦』 (’45・未公開)は日本ロケは無いでしょう。
この『東京ファイル212』は日米合作映画。
『東京ジョー』と違い、出演者がちゃんと来日して全面的に日本ロケを敢行。主なスタッフに日本側も参加していることもあって、日本の描写もあまり違和感がありません。
普通の日本映画に外国俳優が登場しているような趣きもあり、「なんちゃって日本」的にはあまり面白くないかも。
たとえて言うなら、『緯度0大作戦』(’69)にジョセフ・コットンが出ているようなもんでしょうか(違うか……)。
これだったら同じ頃の日本映画、たとえば小津監督の『東京物語』(’53)をチェックしても同じかもしれませんが、お遊びと言うことでお許しを。
日本ではソフト未発売の模様(未確認)。
いくつかのサイトでパブリックドメインとして全編アップされていますが、ホントにそうかは未確認。
アメリカではDVDが出ていて比較的容易に入手できます。
米Amazonでは、『東京ファイル212』、『東京暗黒街・竹の家』、『東京ジョー』あたりのどれかひとつを開くと他の2つがお奨めとなるという、3兄弟のような扱いとなっていたことがありました。
舞台は朝鮮戦争勃発後の東京。
『東京ジョー』と比べてみると、わずか2年しか隔てていませんが、悪役(=アメリカの敵)がフィクサー(右)からコミュニスト(左)へと大きく変わっています。
このあたりを含めて、ご覧になる際、特にお若い方は『東京ジョー』以上に当時の情勢を把握しておいた方が良いかもしれません。
キャスト
記者として来日した諜報員、ジム・カーターにロバート・ペイトン(Lee Frederickの別名)。大学時代の日本人学友が戦後危険な組織の一員となっていたため、彼に近づき組織のトップについて情報を得るというミッションを与えられます。
語学に堪能で案内役となる美女ステフィ・ノヴァクにフローレンス・マリー。『東京ジョー』(1949)でもヒロイン役でしたが、今度はホントに来日しています。
見た目は派手で肉食系。日本人男子がたじたじとなりそうな雰囲気ですが、怪しげな盛り場で注文する「はいぼーるふたーつ」が何気に可愛いかも。
ジムの学友だった松戸太郎に灰田勝彦。過激な組織に入っていて、当局にマークされています。キネマ旬報データベースでの解説では「組織」とカギカッコ付きで遠慮がちに表現されていますが、セリフでははっきり「コミュニスト」。
灰田勝彦さんは、私にとっては昔懐メロ番組で「野球小僧」を歌っていた方という認識ぐらいしかありませんが(ごめんなさい……)、1951年はまさにそれが主題歌だった『歌う野球小僧』が公開された年でもあります。歌に映画に、大活躍の時期ですね。
太郎の父で政府要人の松戸に斎藤達雄。
もう少し活躍してほしかった許嫁なみ子に新人大谷伶子。
謎めいた実業家大山に、日本の特撮映画でおなじみ中村哲。
大山の一味のひとり加藤に田崎潤。
その他、Special Performanceとして、市丸が “OYEDO BOOGIE”(お江戸ブギ)を披露。
宝塚歌劇団の舞台も、地味でシリアスな話にいっときの華やかさをもたらしています。
スタッフ
原案、製作がジョージ・P・ブレイクストン(George P. Breakston)。
この方、知ってる人は知ってるけど知らない人は全然知らない『双頭の殺人鬼』(’59)てな映画も作っています。こちらは原案、製作だけでなく、監督にも名前を連ねています。
やはり日本を舞台にしたSFホラーで、お話はまあアレですけど、日本の描写に関しては『東京ファイル212』同様違和感がありません。
日本側製作鈴木郁三(東日興業)。
監督・脚本ダレル・マックガワン、スチュアート・マックガワン。
撮影ハーマン・シャープ、星島一郎。
音楽アルバート・グラッサー。
AmazonでサントラがDL購入できます。
ロケ地&物語
IMDbでは、
Tokyo, Japan
映画のオープニングでは、
This picture was filmed entirely in Japan
と堂々と宣言されています。
現在日本語字幕で見られる環境はほぼないと思いますし、キネマ旬報の解説も一部おかしいところもありますので、以下ロケ地をチェックしつつ、物語もご紹介していくことにします。
OPクレジット
映画タイトルの背景
『東京ジョー』でも日比谷交差点側から写されていたお堀端の第一生命館W。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図・東向き)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6758741,139.760414
ここは戦後GHQが置かれたところ。
現在のDNタワー21。
主演の背景
三和銀行の看板が見える交差点。
オープニングの直後も似たようなアングルで1カット登場しますが、その時のセリフにもあるように場所は銀座。
4丁目の交差点から中央通り沿い、北方向を向いています。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6712199,139.7650703
左手奥に見える教文館ビルは今でも建っていますが、手前(左隣)にビルが並んだため、こちら側の壁面が見える貴重な映像となっています。
WikipediaWを見ると、「銀座界隈で目立つ建物であった」とありますが、確かにこれは目立ちますね。
右側手前に見えるのは、昔の銀座三越。
三和銀行の奥の建物は、昔の銀座松屋。当時はGHQに接収されPXとして使われていました。『東京物語』で夫婦が上るのがここですが、そちらは返還後の撮影。
これはWikipediaにあった画像ですが(パブリックドメイン)、三越や教文館が確認できます。松屋も屋上が少し見えているでしょうか?
脚本家の背景
『東京暗黒街・竹の家』でも登場した、フランク・ロイド・ライト設計による帝国ホテルの旧本館。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6725273,139.7577532
以下、鎌倉の鶴岡八幡宮、東京駅丸の内側、国会議事堂など、この映画の撮影ポイントがざっくり続きます。
東京の俯瞰
クレジットが終わって、カメラが鉄道に沿って左から右へゆっくりパンするショット。
ホテルの部屋から見た景色という設定。
現在のJR有楽町駅の西側から東→南東向きで撮っています。
- Google Maps(45°・南向き)
- Bing Maps(概観図・南向き)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6750374,139.7629996
事件現場
東京駅丸の内北口そば。
森永チューインガムのベンチ。
SBカレーの時計……
やってきた外国人男女は、ジムとステフィ。
ベンチで待っていた紳士は太郎の父松戸。
どうやら太郎が3人をここへ呼び出したようです。
そこへ強張った表情の日本人が近づいてきて、持ってきたケースをこっそりベンチの下に置きます。
緊迫したショットの積み重ねの後に衝撃的な場面が。
「お話は遡って」をくるくる逆回転する時計で表現しているのがおしゃれ。
詳しい場所は最後で。
空港
お話は2週間前、ジム・カーターが来日した時に遡ります。
現在の東京国際空港(羽田空港)。
飛行機が右から左に通り過ぎたショットの背景にある格納庫や櫓は、『東京ジョー』で着陸する時の空撮ショットでも目の前に写っていました。
着陸する進路は、『東京ジョー』では現在のB滑走路を南西から北東、『東京ファイル212』ではA滑走路を北西から南東となります。
その後写るターミナルは、『東京ジョー』のそれと同じように見えます。
『東京ジョー』の本文では保留としましたが、ここまでくれば実際に当時のターミナルであったと考えて良さそうです。
場所は旧旅客ターミナルのあたりでしょうか。
昭和22年は影も形もなし。
昭和38年ともなると、旧旅客ターミナルがしっかり見えますね。1955年に開業とのことです。
その前、50年前後の空撮画像を求めて国土交通省国土変遷アーカイブにあたってみましたが、残念なことに1947年から55年の間の画像が見当たりません。
近いところで示しますと……
- 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス USA-M372-3(1947/07/09)
- 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス USA-M68-92(1955/01/21)
- 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス USA-M288-66(1956/03/06)
- 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス MKT636-C17-18(1963/06/23)
最後の画像(1963/06/23撮影)だけ国土地理院撮影で、他は米軍撮影です(解像度を200dpiにすると、より細かく見えます)。
映画に登場したターミナルの場所はいまいち特定できませんが、50年代半ば以降に、旧旅客ターミナルと周辺が急速に出来上がっていったのがわかります。
記者として来日したジム、実はArmy Intelligenceの一員。
空港に着くなり小芝居で現地の情報部と接触します。
そこで見せられたのは、大学時代のルームメイト松戸太郎が共産主義者の集会を率いている写真。
ジムのミッションは、旧友として太郎に近づき、組織の実態、特にトップの正体をあばくこと。
太郎の父親が政府の要人であることを知っているジムには、今の太郎の姿は意外なものに映るのでした。
記者クラブ
ジムの部屋が用意されていたところ。
車でやってきたショットで外観が写りますが、”TOKYO CORRESPONDENTS CLUB / NO.1 SHIMBUN ALLEY”といった標示が。
外国特派員協会のこちらのページには、
We don’t hang out any neon signs. In fact, the closest thing to that was the marquee on our first home, a dowdy three-story building near the Yurakucho train station. It read: “Tokyo Correspondents Club — No. 1 Shimbun Alley.”
とありますので、おそらく実在した建物の外観ではないかと思われます。
No.1 SHIMBUN ALLEYってどこだったのでしょうね??
部屋で寝ていたのはヒロインのステフィ。
語学に堪能でタイプもできる彼女、積極的にアピールしてアシスタントの役目をゲットします。
どうやら彼女、国を棄てこの地にやってきた模様。他にもいろいろ訳ありのようです。
外からロシア語の怒鳴り声が聞えてきましたが、すぐ隣はソ連大使館員の住まいとのこと。
これは後ほどちょっとした伏線になります。
映画はまだ始まったばかりなのに、こんなに文章が長くなってしまいました。
少しスピードを上げていきましょう。
夜の街
太郎を探して回るところ。
設定では新橋周辺でしょうか。
ガード下など雰囲気ありますが、場所は不明。
Yankee Doodleの替え歌で太郎をうまく誘い出しますが、周りの日本人に遮られて逃がしてしまいます。
この歌、寮歌みたいなもんでしょうか? ご存知の方教えてください。
ステフィの住まい
場所は不明。
外国女性がキモノを室内着として着ると左前になっているものですが、ステフィはちゃんと右前。
飾ってある写真から、彼女の妹が北朝鮮にいることがわかります。やっぱり訳ありでした。
ジムは写真の調査を運転手に頼みます。
駅前の交差点
翌日、輪タクが横切る駅前の交差点。
冒頭の俯瞰と同じく、有楽町駅の日比谷側ですね。
- Bing Maps(概観図・南向き)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6750025,139.7625275
有楽町そごう(現・ビックカメラ有楽町店)の建物ができる前の時代です。
高架沿いの道
輪タクがやってくる高架線沿いの道。
ここは有楽町駅の銀座側、東京寄り(北側)の部分です。
その前のショットの位置からは線路をまたいでワープしてますね。
- Google Maps(SV)
- Google Maps(45°)
- goo地図・昭和38年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.675203,139.7640617
右側の商店が軒を連ねているところは、現在交通会館とその前のスペースとなっています。
背景の高いビルのところには、現在は紅虎餃子房の建物や、ビックカメラ(ソフマップ)や無印良品が入った建物が建っています。
国会議事堂
ホンモノですね~
今はおそらく映画撮影の許可は出ないはず。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図・南向き)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6762009,139.7452273
議事堂前でジムを呼び止める松戸。
松戸は、息子が神風特攻隊のパイロットとして厳しい訓練を受けていたこと、そして敗戦による挫折が彼を変えてしまったことを語ります。
演じる斎藤達雄さん、カンカン帽スタイルが決まっています。英語も素敵。
松戸が話し終えたのは、皇居外苑のこのあたり。
- Google Maps(45°・西向き)
- WikiMapia
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6797392,139.7555275
記者クラブに戻ってきたジム。
江の島の祭りをひとりで見に来いという、謎の電報が届いていました。
切符売り場
道路の斜めの交わり方から見て、JR有楽町駅中央口、銀座側(東側)でしょうか。
現在はイトシアができたため、当時の面影はまったくありません。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図)
- goo地図・昭和38年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6746626,139.7633965
ホーム
そのまま有楽町駅……と書きたいところですが、タバコをくわえたジムの背景に写る大きな通りが有楽町駅の下に見あたりません。
近いのが晴海通りですが、ホームの真下ではなく少しはずれています。
ふと思ったのが、4つお隣の御徒町駅。
ホームから春日通りに沿って西の方を見た時の道路構成が映画と似ているように思えます。
また、上野広小路の交差点にある松坂屋上野店の昔の建物が、映画で背景に写っていた白い建物にとても似ています。
なのでホームに関しては御徒町駅ではないかと思うのですが、どんなもんでしょう??
- Google Maps(45°)
- Bing Maps(概観図)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.7077789,139.774812
この頃はホームがひとつしかなかったようですね。
Wikipediaを見てみると、京浜東北線と山手線が別の線路を使うようになったのは昭和31年とのことです。
それまでは同じ線路を相乗りしていたようで、今からではまったく考えられない状態ですね。
※2013/12/02追記
実際に撮ってみました。
別にパブリックドメインで構わないのですが、picasaウェブアルバムの設定で見当たらないんですよね……
海辺の町
祭りで賑わう海辺の町。
設定通り、江の島でしょうか?
神社は『東京暗黒街・竹の家』でも登場した、鎌倉の鶴岡八幡宮。
- Google Maps(SV)
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.325886,139.5562891
とうとう太郎と再会したジム。
固い握手を交わします。
その夜部屋へ戻ってきたジムは、男たちに待ち伏せされフルボッコ。太郎に関わるなと厳しく警告されます。
電話ボックス
調査中。
そばの標示に「丸の内警察」とあります。
熱海のホテル
大山と会うためにやってきたところ。
セリフにもあるように熱海の大野屋W。
ホテル名をこれだけはっきり言うのですから、タイアップでしょうか。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps
- 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス USA-R1353-9(1948/03/01 )
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.0908624,139.0733421
映画ではホテルの前はすぐ海となっていますので、その後埋め立てられたことがわかります。
電話の罠をなんとかクリアしたジム。
一歩間違えれば毒を盛られるという会席料理を恐る恐る味わいます。
これでまだ半分。このエントリー長すぎ……
すみませんが疲れちゃったのでこの先ストーリー紹介はどんどんはしょっちゃいます(おい)。
帝国劇場
謎のメッセージを受け取ったジムが、太郎のフィアンセだったなみ子を探しにやってきたところ。
出入口周辺が少し映りますが、実際に昔の帝国劇場のようです(1965年に解体)。
GHQが入っていた第一生命館のとなり。
- Google Maps(SV)
- goo地図・昭和22年
- 地理院地図・電子国土WEB(1945-50)
- 35.6767543,139.7608463
右はWikipediaにあった1933年の画像ですが(パブリックドメイン)、「ルネ・クレエル監督 巴里祭」絶讃上映中ですね~
太郎にぜひ会いたいというなみ子でしたが、劇場を出たとたん誘拐されてしまいます。
ジムたちが追いかけると、なみ子は走る車から放り出され、重傷を負って入院。スターの事故をマスコミは大きく取り上げます。
入院先へ太郎がこっそり見舞いにやってきます。
なぜか英語で会話する太郎となみ子(汗)。
そこへ現れたジム。なみ子をこんな目にあわせたのは太郎の組織なのだと明かし、なみ子も「あなたこそ何もわかっていない、以前にくらべて日本は良くなっているのに、なぜそれを壊そうとするの?」と諭しますが、太郎は無言で立ち去ります。
この場面のなみ子のセリフは、農地改革やら労働者の権利やら、とても瀕死の重傷を負っている入院患者のものとは思えませんが、時代を考えればこの程度は仕方ないものかもしれません。
メッセージの特徴からステフィのタイプライターで打たれたものとわかり、ジムは彼女のもとへ行きます。
ステフィは北朝鮮にいる妹を出国させたいばかりに、大山の手先になっていたのでした。しかし妹が6ヶ月前に殺されていたという事実をジムから知らされ、だまされていたことに気づきます。
大山の正体をあばくため、彼とその一味の動向を探るステフィ。
一味が各地で大規模なストを画策していることを掴みます。合法的なサボタージュで朝鮮戦争を北側に有利に導く、それが彼らの狙いでした。
激しい口調で労働者たちを煽動する太郎。
その時父松戸が現れ体を張って争議を収拾しようとしますが、太郎の仲間に襲われます。
懸命に止めようとするジム。たちまちあたり一帯は大混乱に陥ります。
父や友の姿を見て、太郎の苦悩は深まるばかり。悩みを打ち明けるべくなみ子の病室に向かった彼ですが……
事件現場(再)
ここから先はラストのネタバレが含まれますので、折りたたむことにします。
……といったお話。
長らくのご清聴ありがとうございました。
ロケ地マップ(13/4/4追記)
より大きな地図で (ちょっと昔の)日本が舞台の外国映画 を表示
関連記事
昔の日本が舞台の外国映画
- 『Mishima: A Life In Four Chapters』 Mishima: A Life In Four Chapters (1985)
- 『OSS117/東京の切り札』 Atout coeur à Tokyo pour O.S.S. 117 (1966)
- 『Stopover Tokyo』 Stopover Tokyo (1957)
- 『ゴースト・イン・京都』 The House Where Evil Dwells (1982)
- 『サヨナラ』 Sayonara (1957)
- 『ザ・ヤクザ』 The Yakuza (1974)
- 『トコリの橋』 The Bridges at Toko-Ri (1954)
- 『ブラック・レイン』 Black Rain (1989)
- 『モスクワわが愛』 Москва, любовь моя (1974)
- 『双頭の殺人鬼』 The Manster (1959)
- 『惑星ソラリス』 Солярис (1972)
- 『東京ジョー』 Tokyo Joe (1949)
- 『東京ファイル212』 Tokyo File 212 (1951)
- 『東京暗黒街・竹の家』 House of Bamboo (1955)
- 『歩け走るな!』Walk Don’t Run (1966)
- 『追撃機』 The Hunters (1958)
資料
更新履歴
- 2021/02/27 各マップ更新
- 2013/12/02 「ホーム」に画像追加。
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