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『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』 Person of Interest (2011-)

Person of Interest: The Complete First Season [Blu-ray] [Import]

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作品メモ

数年前まとめてアップしたことのある「海外ドラマの本部はここ」シリーズ
その後もあいかわらず海外ドラマを見続けているので、たまってきたネタを少しアップ。

昨今いちばんハマっているのがこのドラマ。
現在日本では第2シーズン絶讃放映中で、このシーズンから『パーソン・オブ・インタレスト』とカタカナ表記になっています。

このドラマの陰の主役は「マシン」。
国家を脅かすテロを防ぐため、秘密裏に稼働している完全な監視システムです。あらゆる通信網や映像システムを傍受し、テロに関連する情報を自動的に解析して危険を予知するという、いわば究極のエシュロン。『地球爆破作戦』のコロサス+自動化された『エネミー・オブ・アメリカ』てな感じです。

この「マシン」をプログラムした天才IT技術者フィンチにマイケル・エマーソン。
「マシン」を国家に納品してからは表舞台から姿を消していますが、実はこっそり「マシン」に裏口を作っていて、「マシン」の目的からははずれるような個人的な犯罪を予知させて未然に防ごうと考えています。
このあたりは、個人向け『マイノリティ・レポート』てな感じ。

フィンチにスカウトされた元CIA工作員ジョン・リースにジム・カヴィーゼル。
卓越した諜報技術と戦闘能力を持ち、「マシン」がはじきだした人物をぴったりマークする役目。相手が女性の場合は、その2枚目ぶりも武器になったりします。
万能なシステムにしてはケチくさいことに、「マシン」の裏口は社会保障番号しか吐き出しません。
どんな事件が予測されるのか?どころか、その人物が加害者なのか被害者なのかすらわからないというミッションの難しさがあり、シナリオライターの腕の見せ所にもなっています。

基本たった2人ではじまったこのお仕事ですが、すぐにニューヨーク市警の男女刑事がレギュラー参加。
さらに回を追う毎に魅力的かつクセのある人物が次々登場、準レギュラー化していきます。
FBIやCIAはもちろん、「マシン」開発に関連した政府関係者、裏組織に属する腐敗した警官たち、旧マフィアをしりぞけニューヨークの裏社会に君臨しようとする男、裏情報に精通するタフな女性フィクサー、フィンチ以上に優れた技術を持ちながら人間らしい感情を失ったクールビューティー……
クライムサスペンス向けのキャラが全部入りのてんこ盛り、ちょっと収拾が付かないほどですが、なんとかうまく出し入れして、話に矛盾が出ないような工夫がほどこされています。

アメリカではCBS,日本ではAXNで放送中。
基本1話完結とは言え、大きな話の流れを知らないと面白さ半減なので、乗り遅れた方はぜひレンタル屋さんで大人借りしてください。

 
 

ロケ地

IMDbでは、

Clinton Diner, Maspeth, Queens, New York City, New York, USA (restaurant)
New York City, New York, USA
New York, USA

少なくとも第1シーズンは、実際にニューヨークでロケしているような場面がいくつもありました。
第2シーズンに入ってからは、合成を使っているショットが増えたような気がします。

図書館

使われていない図書館をフィンチが自分のものにして、本部として使っているという設定。
IMDbには書かれていなかっため、自力で調べようとしましたが、ギブアップ。
WikiaにあったPerson of Interest Wikiを利用しました。

http://personofinterest.wikia.com/wiki/The_Library


大きな地図で見る

アメリカのヒットドラマはたいていWikiが作られていますね。
ありとあらゆる情報が収集されていて便利なので、「マシン」もきっと参考にしていると思います。 😉

最終話・屋上

※16/11/17項目追加

フィンチがいたのはこちら↓

1155 Avenue of the Americas

リースくんがいたのは、すぐ南側のこちら↓

資料

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海外ドラマ、本部はここ

更新履歴

  • 2016/11/17 「最終話・屋上」項目追加

コメント

  1. kaz より:

    こんにちは、ご無沙汰しております。その後も更新されてらっしゃる様で何よりです(^.^)
    ワタシは昨年からの腰痛悪化で退職を余儀なくされ、今は年金生活しております。収入激減でCATVを解約せざるを得なくなり、代わりにアマゾンプライムでドラマ、映画をちょこちょこ見ている毎日であります。
    ・・・で、PSIなんですけど、これもドハマりしましてCATV解約までに最終回まで見ることが出来ました。
    アメリカTVドラマによくある視聴率低下→打ち切りのパターンにはなってしまいましたが、それでもキッチリと最終回を描いてくれたのは幸いでした。
    ワタシ共感性が低いのかドラマで泣くことは滅多に無いんですけど、この最終回は号泣してしまいました。
    トータルで見れば、視聴率上げる為に話を膨らませ過ぎて、本来この話が持っていた良さが薄れてしまったのが非常に残念でしたが、NYでのロケは金掛かるらしいんできっとTV局側からのハッパが厳しかったんだろうなぁと制作スタッフに同情したり。
    で、何と言ってもこのドラマのトピックはフォイルさんの不肖の息子(?)役をやっていたJulian Ovendenさんが出演していたことですね。見た瞬間「オッ!?」でした。
    この人、顔に愛嬌があるので悪役しててもワルに成り切れてないと言うか、実は最後にPSIメンバーの彼女を助けてくれるんじゃないかと勝手に思っておりました(^.^)
    あと、とにかく犬のベアーが可愛かったとか、実際の夫婦であるMichael EmersonさんとCarrie Prestonさんって共演しててやりにくなかったんだろうか。とか。
    まぁ、そんなこんなで面白いドラマでした(^.^)
    全然関係無いですけど、アマゾンプライムにラインナップされてるドラマの「CBストライク」にマーチン・ショーさんが出演されてて、これも「オッ!?」でした。
    と言うことで、いきなりの長文失礼しました。ではまたm(__)m

  2. 居ながらシネマ より:

    kazさん、お久しぶりです。
    お体大丈夫ですか?
    このドラマ、仰る通り、最終シーズンは短くとも最後まで描ききってくれて、本当に良かったです。できればその前のミニのくだりは全部カットして、最終シーズンとしてサマリタンとの闘いをこってり20数話で描いてくれたらなお良かったかも……と思ったりもしますが、それでも視聴率がすべての世界で最後よく頑張ってくれましたよね。

    アンドリューはフォイルさんのその後グレちゃってダークサイドに落ちたのですかね(笑)

    私もケーブルTVはそろそろ解約してもいいかなとも思っているところです。Amazon PrimeとNetflixだけでけっこう時間を取られているので、以前よりずっと視聴時間が短くなっていますし。
    「CBストライク」って、「私立探偵ストライク」というドラマでしょうか。
    知りませんでしたが、これ面白そうですね。
    ご紹介いただきありがとうございます。また睡眠時間が短くなりそうです♪

    ではどうぞまたお気軽にお立ち寄りください。くれぐれもお体お大事に。

  3. kaz より:

    こんにちは。お言葉に甘えて早速やってまいりました(^.^)
    身体の件、お気遣いありがとうございます。お陰様で仕事辞めてからだいぶマシになりました。
    で、POI(前回PSIとか書いてスミマセン)ですが、仰る通り、短くするならミニのところは要らなかったですね。
    ただミニのお蔭でイライアスとスカーフェイスの涙の別れシーンがあったので、そこだけは良かったかなと(^.^)
    ミニ役の人身体はゴツいけど、常に怯えた感じの表情と、あと目がカワイイんで悪役には向いてなかったかも。

    アマゾンプライム登録されてらっしゃるんですね。CBストライクは仰る通り「私立探偵ストライク」の事です。原作がハリーポッターの作者の方で、最初は男性名で出版したら全く売れなかったのに、出版社だったか彼女のMgrだったかが「実はJKローリングだよん」てポロッと喋ったお蔭で一気にベストセラーになったとか。ま、絶対そのつもりでリークしたんでしょうけどね(^.^)
    アマゾンプライムでは1stシーズンだけなのが残念です。イギリスドラマらしく湿度感の高い(わかります?)のドラマになっております。

    アマゾンプライムで言えば「ボッシュ」てアメリカドラマも面白いです。主人公は色んなドラマの悪役でお馴染みTitus Welliverさん。イイ味出してらっしゃいます。残念なのはこの方立ってる時にデッ尻に見えるところですかね。他のドラマで見ている時には気づかなかったですが。
    あと主人公の相棒役がPOIでミニのNo2役していたJamie Hectorって役者さんなんですが、この方の役どころと演技が素晴らしく良いです。
    シーズン6まで撮影されていて、アマゾンプライムではシーズン5までラインナップされてますので、相当なお時間ある際には是非。(ワタシは時間だけは腐るほどあるんでイッキ見しましたが。しかも2回(^.^)

    アマゾンプライムで言えば別に取り上げてらっしゃいますが、「ブリッジ」も面白いですね(コメントこちらに書いて申し訳ないm(__)m
    これだけ感情移入しにくい主人公も珍しいのではw 主人公の強さと脆さと回りから見てのナンギさが同じく北欧ドラマの「ドラゴンタトゥの女」のリスベット・サランデルに似ているかなぁと。
    主人公役のSofia Helinって役者さん、女優デビューしてからチャリでこけて、唇に傷跡残っても整形せずに女優続けてらっしゃるとかで、強い人だなぁと。こう言うのは国民性ですかね。
    シーズン3から出ている相棒役のThure Lindhardtって役者さんが良かったデス
    このドラマはCATVでシーズン4まで見ましたが、心に残るドラマでありました。

    と言う訳でまたも長文失礼いたしました。では。

  4. 居ながらシネマ より:

    イライアスはルックスが角野卓造さんみたいで一見そんなにコワそうじゃないのに(確か登場したときは地味な教師でしたっけ?)、実は裏の顔が凄いという設定がよかったですね。それなのにミニみたいに腕力中心の組織にあっけなくやられた感があり、そのあたりも少々残念でした。最後追い詰められたときもきっと何か奥の手があると信じていたのに。

    「ボッシュ」も面白そうですね。
    Amazon Primeはもともと配送関係の特典目当てだったのですが、今ではビデオやPhotoなどどっぷり首まで漬かって、すっかり外資のいいなりです。
    今配信中のドラマですと『TRUE DETECTIVE』とか面白かったです。HBOですけど、アメリカのドラマも負けていないぞ、という感じで。
    こういうケーブルTV製作ものや、Amazon PrimeやNetflixのオリジナルものは、やはり見応えあるものが多いですね。

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