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『シェトランド』 Shetland (2013– )

Shetland (Complete Series 1 & 2) - 2-DVD Set ( Shetland - Complete Series One and Two ) [ NON-USA FORMAT, PAL, Reg.2 Import - United Kingdom ]

木登りができない島

目次

更新箇所 クリックで開閉します。

  • 「原作と放送エピソード(シーズン1)」に原作情報を加筆
  • 「シーズン2~5」を追加、従来の「シーズン2」はここに含めました
  • 「キャラクター」を追加
  • 従来の「ロケ地」を「エピソード&ロケ地」として大半を加筆、各エピソードごとに登場人物一覧やロケ地チェックを記載しました(従来の「警察署」は「シーズン1」に含めました)
  • 「ロケ地マップ」を追加

作品メモ

AXNミステリーで昨日(2015年4月8日)から放送が始まったイギリスのミステリードラマ。
スコットランドのシェトランド諸島を舞台に、殺人事件とその解明が1話完結で描かれます。
以前エントリーを書いた『ヒンターランド』もひなびてる感がたっぷりでしたが、『シェトランド』もなかなかのもの。
主人公の娘の言葉を借りれば、「コンビニもなく、ネットもろくにつながらず、木登りする木もない」[1]S1E1 1:24そんな最果ての島々で起きた事件の捜査が進むにつれ、閉ざされた社会で生きてきた人々の複雑な人間関係と心理が浮き彫りになっていきます。
映像はとてもクリアで、日本とはまったく異なる厳しくも美しい風土に、ぐっと惹かれるものを感じました。

主役のジミー・ペレス警部(DI Jimmy Perez)にダグラス・ヘンシュオール(Douglas Henshall)。
部下サンディ・ウィルソン(PC Sandy Wilson)にスティーブン・ロバートソン(Steven Robertson)。
同じくアリソン・“トッシュ”・マッキントッシュ(DC Alison MacIntosh)にアリソン・オドネル(Alison O’Donnell)。

オドネルさんがマッキントッシュさん役って、いかにもご当地的なお名前ですね。
DIはDetective Inspector、PCはPolice Constableでしょうか。

シーズン1

原作は、アン・クリーヴス。日本では「シェトランド・カルテット(四重奏)」としてシリーズ4作が翻訳紹介されています。(▶22/4/8追記 2022年4月現在7作が翻訳刊行済
1作目は英国推理作家協会賞最優秀長編賞を見事受賞。それもあってか2作目あたりまでは読んだ記憶があります。

野兎を悼む春 (創元推理文庫) ドラマの第1話の原作は、シリーズ3作目の『野兎を悼む春』(“Red Bones”)。

日本では本国でのSeries1とSeries2をまとめてシーズン1としています。
全部で4話。原作の刊行順ではありません。
本国では各話を2回に分けて放送。
ややこしいので、日本での放送順に整理してみました。

タイトル 日本での放送日 英国での放送日 原作
#1 野兎を悼む春
Red Bones
2015/04/08 Series1-1 Part1 2013/03/10
Series1-2 Part2 2013/03/11
第3作(2009)
#2 大鴉の啼く冬
Raven Black
2015/04/09 Series2-1 Part1 2014/03/11
Series2-2 Part2 2014/03/18
第1作(2006)
#3 澱んだ水
Dead Water
2015/04/15 Series2-3 Part1 2014/03/25
Series2-4 Part2 2014/04/01
第5作(2013)
#4 青雷の光る秋
Blue Lightning
2015/04/16 Series2-5 Part1 2014/04/08
Series2-6 Part2 2014/04/15
第4作(2010)

▼22/4/8 追記
シーズン1の#1(本国のSeries1)「野兎を悼む春」は、これだけ放送日が離れていますからパイロット版的な感じでしょうか。
1年後(2014年)に本国でSeries2の3本が放映(日本でのシーズン1#2~#4)。これは原作の1,5,4作目に相当します。

#2「大鴉の鳴く冬」は邦題とは裏腹に夏至の夜から始まっていて「あれ?」となりますが、原作では新年を迎えた深夜から始まる冬の話ですので、時節を夏至にしたのはドラマのアレンジ。夏至という設定だけ原作第2作『白夜に惑う夏』から引っ張ってきたとも言えます。

#3「澱んだ水」は原作新4部作(後述)の1作目(通算5作目)。翻訳本は『水の葬送』。
日本での放映時点ではまだ翻訳本は刊行されていなかったため、ドラマと翻訳本でタイトルが異なっています。

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こちら↓は輝け第1作(シーズン1#1、Series1)の予告編。

 

原作

逆に原作側からドラマ化を見てみますと……

  • 『大鴉の啼く冬』 Raven Black (2006) ……シーズン1#2の原作
  • 『白夜に惑う夏』 White Nights (2008) ……ドラマ化なし(白夜という設定だけ#2に利用?)
  • 『野兎を悼む春』 Red Bones (2009) ……シーズン1#1の原作
  • 『青雷の光る秋』 Blue Lightning (2010) ……シーズン1#4の原作

この4部作は”The Four Seasons Quartet”と称されていて、翻訳タイトルに季節が含まれています。
原題には季節は含まれていませんが、代わりに黒、白、赤、青の色が入っていますね。

5作目以降は新たな4部作”The Four Elements Quartet”として展開。
四元素、つまり水、空気、土、火ですね。

  • 『水の葬送』 Dead Water (2013) ……シーズン1#3の原作
  • 『空の幻像』 Thin Air (2014)
  • 『地の告発』 Cold Earth (2016)
  • 邦訳未刊 Wild Fire (2018)

こちらの新4部作をもって、ペレス警部シリーズは完結とのことです。
作者いわく、人口2万3千人の島でこれ以上殺人を続けると『そして誰もいなくなった』になってしまうから、だそうな 😇[2]『地の告発』解説より
現時点(2022年4月)で最終巻以外は翻訳本刊行済み。すべて創元推理文庫から。

ドラマのシーズン2(Series3)以降は、アン・クリーヴスの原作からは離れたオリジナルストーリー。
『空の幻像』以降は未ドラマ化となります。

シーズン1について、ドラマと原作の比較。ネタばれにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
ドラマが原作と大きく異なるのは、妻フランの設定。
ドラマでは故人となっていて、ジミーは連れ子のキャシーと一緒に住んでいますが、原作では1作目でフランと知り合い、4作目で結婚を控え両親に紹介するため故郷のフェア島へ連れていく……というラブラブな展開となります。この間フランはずっとハンター姓。
結果ジミーの私生活については、フランとの恋人関係の代わりに、キャシーとの親子関係に焦点が当てられることになり、これはこれで「あり」なアレンジでしょうか。
ジミーはやもめ設定となり、妻との思い出を抱きつつ、毎回女性ゲストとあれこれ……という描写を注入できるわけですし……

他に警察署内のメンバーでは、原作ではサンディはレギュラーで登場しますが、トッシュやビリーは出てきません。


原作者アン・クリーヴスは、『ヴェラ ~信念の女警部~』の原作者としておなじみ。
最近放映されたミニシリーズ『刑事マシュー・ヴェン 哀惜のうなり』もアン・クリーヴスということで、AXNミステリーと縁が深いです。

シーズン2~5

▼22/4/8 項目追加(従来の「シーズン2」もこちらへ含めました)

本国でのSeries3~6に相当。原題にはシーズンタイトルはなく、ナンバリングのみです(シーズン5は邦題もなし)。
シーズン1と異なり、シーズン2以降は各シーズンが3つの章(本国では6エピソード)から成り、シーズン全体でひとつの物語が語られます。
各シーズン6時間近いボリュームで、各話2時間程度だったシーズン1に比べると物語は複雑化、多くの登場人物が入り乱れ、ジミーたちは丹念な捜査で少しずつ真相に迫っていきます。
原作から離れたオリジナルの脚本とはいえ、シーズン1の質をしっかりキープ、見ごたえあるドラマが展開します。

タイトル 日本での放送 英国での放送
シーズン2
汚れた刻印
第1章 2016/06/16
第2章 2016/06/22
第3章 2016/06/23
Series3 E1-E6
2016/01/15~2016/03/04
シーズン3
過去の啓示
第1章 2019/01/12
第2章 2019/01/13
第3章 2019/01/13(3話一挙放送)
Series4 E1-E6
2018/02/13~2018/03/20
シーズン4
闇の経路
第1章 2020/05/30
第2章 2020/05/31
第3章 2020/05/31(3話一挙放送)
Series5 E1-E6
2019/02/12~2019/03/19
シーズン5
第1章「ねじれた審判」
第2章「暴走する悪夢」
第3章「罪の末路」
2022/03/06(3話一挙放送)
Series6 E1-E6
2021/10/20~2021/11/24

こちら↓はシーズン5(Series6)の予告編。
シーズン1と比べると、みなさんそれぞれ齢を重ねていますね 🙂

キャラクター

ジミー・ペレス Jimmy Pérez / ダグラス・ヘンシュオール Douglas Henshall
シェトランド署の警部(DI deetctive inspector)。妻フランとは病気で死別[3]シ1E1 0:50頃キャシーとの会話。娘キャシーはフランの連れ子。フェア島の出身でグラスゴーにいたが[4]シ2E2 0:17頃のトッシュとの会話で、グラスゴーの警察にいたことが示されている、妻の死後シェトランドに戻ってきた模様[5]シ2E3 0:37 アーシャとの会話。父方先祖がスペイン人で、島では珍しいペレス姓となっている。
アリソン・“トッシュ”・マッキントッシュ Alison “Tosh” MacIntosh / アリソンン・オドネル Alison O’Donnell
巡査部長(DS detective sergent)。一見ぽわっとしたなごみキャラだが、観察眼は鋭く、頼れる部下となっている。グラスゴー出身[6]シ2E1 0:34 ローリーとの会話
サンディ・ウィルソン Sandy Wilson / スティーブン・ロバートソン Steven Robertson
巡査(DC detective constable)。ブレセイ島出身。ずっとシェトランド住まいのようで、捜査対象や容疑者も知り合いが多く、難しい立場に立たされることもしばしば。
ビリー・マケイブ Billy McCabe / Lewis Howden、Stewart Porter
巡査部長(police sergeant)。ベテランの内勤。過去の事件や地元のことを知り尽くしていて、脳内データベースはとても役立つ。
シーズン1E2-E4(S2)がStewart Porter、それ以外はLewis Howdenが出演。
コーラ・マクリーン Cora McLean / Anne Kidd
法医学者(forensic pathologist)。シーズン1E2~以降に登場。事件のたびに呼び出されては、ブツブツ言いながらもきちんと職務を全うする。町医者と謙遜するが見立ては確か。
ローナ・ケリー Rhona Kelly / Julie Graham
地方検察官(procurator fiscal)。寿命を気にせずに、タバコをスパスパ吸う。
シーズン1E2以降シーズン4まで登場していたが、シーズン5では出番なし。そのまま降板かどうかは不明。
フラン・ペレス
ジミーの死別した妻。以前ダンカンと結婚していてキャシーを授かっている。
キャシー・ペレス Cassie Pérez / Erin Armstrong
ジミーの娘。実父はダンカン・ハンター。母親はフラン。おそらくフランの死後ジミーと一緒にシェトランドへやってきた。ジミーは3歳のときに出会ったとのこと[8]シ2E2のセリフから
ダンカン・ハンター Duncan Hunter / Mark Bonnar
ジミーの亡き妻フランの前夫でキャシーの実父。島ではいろいろ商売に手を出しているがノミ屋で違法スレスレのこともしている模様。原作では「富豪」と描写されるが、ドラマではそこまでリッチではなく、どちらかといえば悪友のたぐい。シーズンを追うごとに「困ったちゃん」となっていく。

エピソード&ロケ地

IMDbには記載がありません。
実際にシェトランド諸島Wで撮影されているようです。
羊は有名でも、シェトランド島がどこにあるのか、地球の反対側の住人で地図でぱっと指させる人がどれほどいることでしょうか??

第1話で、火祭りウップヘリーアー(Up Helly Aa)Wが描かれましたが、もうイギリスというよりはノルウェーですね~

シーズン1E1「野兎を悼む春」

BBC (Series1) 2013/03/10, 11
AXNミステリー 2015/04/08

ブレセイ島で老女が銃殺され、孫であるシェトランド署の巡査サンディに発見される

登場人物
  • ミマ・ウィルソン 被害者。サンディの祖母。
  • ジョセフ・ウィルソン サンディの父親。ミマの息子。
  • ロナルド・ホールデン サンディの母方のいとこ。ミマの近くに住んでいる。父親の土地と外洋漁船を相続し、漁業で成功。ウィルソン家と比べるとリッチ。
  • アンナ・ホールデン ロナルドの妻。島外の出身。夫とはどこかよそよそしくなっている。
  • ジャッキ-・ホールデン ロナルドの母親。ジミーの母親とは幼馴なじみ。
  • ポール・ベルグルンド 考古学教授。ミマの家のそばで発掘調査を行っている。
  • ハディ・ジェームズ 発掘調査隊のメンバー。ミマと親しかった。
  • グウェイン ハディの母親。グラスゴーに住む。
  • ドリュー トッシュの元婚約者。
少々ネタばれのキーワード集。クリックで開閉します。

【キーワード】

  • 発掘現場 昔の人骨が発見され、なぜかミマが不機嫌となった
  • 写真 ミマがなつかしそうに見ていた白黒写真。3人の男が写っている。
  • シェトランド・バス  第二次大戦中ドイツ軍の目を盗み工作員をノルウェーに運んだ特殊部隊。ジョセフの話では、ミマの夫ジェリー・ウィルソンがメンバーだった模様(写真の左端の男)。ジャッキーの父親も仲間だったことが後に明らかになる(写真右端の男。0:38頃博物館のヴィッキーの証言)。中央の男はペール・ラングスタッド(ノルウェー人)。ミラとの2ショット写真もある。二重スパイの疑惑で島民に殺されたとの噂。
ジミーの家

OPクレジットの終わりで、親子の会話となります。
ラーウィックのこちら↓

1:12頃コーラと話すのもこのあたり。

Googleマップでは”The Lodberrie”とマークされています。
なぜかドイツ語版Wikipediaに項目がありました。この地方特有の建物のようですね。

The LodberrieW

ミマの家

アバンタイトルでは暗くてよくわかりませんが、0:03頃サンディが自転車でやってくる場面以降、何度かはっきり写りますので、ねばればわかるかも。

設定ではブレセイ島。
ブレセイはラーウィックの対岸にある島。フェリーですぐ。

0:30頃地図にミマ、ロナルド、ジョセフの家にそれぞれピンを立てていますが、島の北部に集中しています。

港町

ラジオを聞きながらジミーの車が街へ入っていきます。
ラーウィック(Lerwick)Wはシェトランド諸島の中心の島メインランドにある州都。

シーズン1E2以降はタイトルバックに海側からの彩度を落としたショットが含まれるようになります。
フレームの中心がこのあたりで、カメラ西向き↓

警察署

なんだか可愛らしい建物ですが、本物のラーウィック(Lerwick)警察署でした。


大きな地図で見る

シーズン2以降は、その左側の建物が警察署として登場しています。

博物館

0:38
ヴィッキーから話をきくところ。
船の模型が展示されています。
こちら↓かと思いましたが、内装がちょっと違うみたい。

Shetland MuseumW
https://www.shetlandmuseumandarchives.org.uk/

ここはシーズン4では間違いなく登場しています。

ロナルドに声をかけた街角

1:14
セリフではマーケット・クロス。中央に街灯が立っている広場。

声をかけた通りは、広場から延びるコマーシャル・ストリート。

シーズン1E2「大鴉の啼く冬」

BBC (Series2E1) 2014/03/11, 18
AXNミステリー 2015/04/09

若い娘が殺害され、近くに住む世捨て人が疑われる。

登場人物
  • キャサリン・ロス 遺体で発見された17歳の娘。
  • ユアン・ロス キャサリンの父親。ノース・コーモランドの油田基地で働く。
  • ジェス・コリンズ 遺体の発見者。キャサリンをベビーシッターとして雇っていた。
  • サリー・ヘンリー キャサリンの友人。キャサリンとともに夏至の夜(土曜日)マグナスの家を訪れている。
  • マーガレット・ヘンリー サリーの母親。小学校教師。
  • アレックス・ヘンリー サリーの父親。環境監視員。
  • マグナス・ベイン 発見現場の近くに住む世捨て人。カラスを飼っている。夏至の夜(土曜日)にサリーとキャサリンが立ち寄っている。
  • アグネス マグナスの妹(故人)。人形を抱いた白黒写真が残っている。
  • ヒューゴ・スコット キャサリンが通う学校の教師。『七人の侍』や『どですかでん』のポスターを貼っている。
  • カトリオナ・ブルース 19年前レイヴンズウィックで失踪した少女。
    少々ネタばれにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
    キャサリンと住所が同じだったことで(ブルース家の住まいが今はキャサリン親子の家となっている)、2つの事件の関連性が浮上した。
  • ブライアン カトリオナの弟
  • グレット ブライアンの妻
  • アラン・イズビスター 漁業で財を成し羽振りがいい。プレイボーイ(トッシュ評)。
  • ドリュー トッシュの元婚約者
学校前

0:03

ジミーがキャシーを送ってきたところ。

市庁舎

0:04

市庁舎(市議会場?)として登場したのは、ホンモノのラーウィック市庁舎W

ここで検察官ローナ・ケリーが初登場。

バー

0:28
サリーがやってきて男性に話しかけたところ。
リアルでもラーウィックのバーでした。

内部はおそらく別の場所。
このバー(外観)はその後のシリーズでも登場します。

ドック

0:31
アラン・イズビスターに会いにやってきたところ。
ジミーが歩いていったのはこのあたり↓

その前に話しかけたのは、トッシュの元婚約者ドリュー。
E1ではホテルのレセプションで働いていました。

ホテル

1:19 1:38

ブライアン夫妻と待ち合わせたところ。
Pier HOTELと看板が出ていますが、実際にはホテルではなさそう。

ここでもトッシュの元婚約者ドリューが登場して、ほぼ繰り返しコント。

シーズン1E3「澱んだ水」

BBC (Series2E2) 2014/03/25, 04/01
AXNミステリー 2015/04/15

ジミーの旧友の記者が、車ごと転落して死亡する。

登場人物
  • イーヴィー・ワット 結婚を間近に控えた若い女性。
  • キャメロン・ワット イーヴィーの父親。親娘で「入り江を守る会」を作りパイプライン建設に反対している。
  • ジョン イーヴィーの結婚相手。フェアヘッドの社員。前妻とは死別。港の監視担当で、パイプライン建設とは関わっていない。真面目で信仰心が篤い。
  • ジェリー・マーカム ジミーの旧友の記者。黄色いポルシェで地元に立ち寄りジミーと飲んだ翌日、車ごと転落して遺体で発見される。
  • アダム&マリア・マーカム ジェリーの両親。石油で一財産築き、現在はホテルを経営中。
  • ジョー・ダルホージー パイプライン建設予定地の地主。経営する養魚場の魚が水質汚染で死んでいると訴えている。
  • アンディ・ベルジョー フェアヘッド石油基地の広報
  • ジェニー・ベルジョー その妻。花嫁の付添人。
  • ウィロー・リーヴス 科捜研。事故調査でローナが招聘。
  • レッドフォード フェアヘッド社員。パイプライン建設の説明会を仕切っていた。
  • ドリュー トッシュの元婚約者

つまらないことですが、今回の登場人物、ジョン、ジェリー、ジョー、ジェニーと似たような名前が続き、結構混乱しました。

OP

花嫁さんを囲んで盛り上がる一行。
新郎新婦のかかしを立てるのが、この地方のならわしのようです。
道路標識は”Welcome to SKELLWICK”ですが、スケルウィックはおそらく架空の地名。
ラーウィックもそうですが、シェトランドのあちこちに「○○ウィック」という地名が見られますね。
ノルウェー語でvikは入り江。vikingも語源は同じかと。

撮影場所はこのあたり↓

ラーウィックの南西10数kmのWest Burra(ウエスト・ブッラ)W島。
OPではどこだかまったくわかりませんでしたが、半ばの結婚式の場面から場所を特定できました。

花嫁さんはイーヴィー・ワット。
となりでヒャッハーしているのはジェニー・ベルジョー。

ジェリーが車を停めたところ

おなじみジミーの家の前。

スケルウィック・ホテル

0:06
ジェリーの両親が経営してるホテル。
これはこちら↓のホンモノのホテルでした。

BUSTA HOUSE
Brae, Shetland, ZE2 9QN https://www.bustahouse.com/

フェアヘッド石油基地

0:13

ローナとのランチ

0:14
ラーウィックのこちら↓の上階。

Shetland MuseumW
https://www.shetlandmuseumandarchives.org.uk/

パイプライン施設説明会

0:23
これはE2でも市庁舎として登場した建物。ホンモノ。

ラーウィック市庁舎W

空港

0:15
サンディが科捜研のウィロー・リーヴスを迎えに来たところ。
メインランド南端のこちら↓

Sumburgh Airport(サンバラ空港)W

「島のいいところは駐車場が近いことです」
「それだけ?」

ワット家

0:41
キャメロンは手作りでボートを制作中。

結婚式

0:45

スタート地点はWest Burra(ウエスト・ブッラ)W島のこちら↓

教会のようです。
ラーウィックの南西10数km。

その後北へ道なりに進んでいき……

この↓橋を渡り、イースト・ブッラ島に入ります。

花婿の一番若い男の親戚と
花嫁の一番若い女の親戚が
ほうきを持って悪霊を掃除する

可愛らしいほうき担当係、長い道のりちょっと大変そうですね 😇

式場はその先のこちら↓

教会から教会へ行列が移動したことになります。

式場ではトッシュの元婚約者ドリューが今度は女性連れ。トッシュはさすがに傷つきます。

1:10
ジェリーの婚約者と話すところ。

電話ボックス

1:37
サンディがイアン・レッドフォードの名刺を見つけたところ。

ジミーの家に忍び込んだ泥棒がその後この電話ボックスに入ったため(防犯カメラに写っていた)、サンディが調べにきたという流れ。

ベルジョー家
ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
ジェリーのノートPCが見つかるが、夫アンディが隠した模様。
妻ジェニーとジェリーの関係を知ったベルジョーがジェリーを殺しノートPCを奪ったと疑われたが、単に置き忘れたPCで妻の不貞を知り、返せば島の笑いものになると思いそのままにしていた(話の流れだけでなく、人物名もややこしい)。
ダルホージーの土地は兄が相続していたが、ダルホージーが追い出したと重要証言。

シーズン1E4「青雷の光る秋」

BBC (Series2E3) 2014/04/08, 15
AXNミステリー 2015/04/16

ジミーの故郷フェア島で、鳥類監視員が殺される。

登場人物
  • ジェームズ&メアリー・ペレス フェア島に住むジミーの両親。
  • フランク・ブレイク 野鳥監視員。アナの夫。生物学者でバーミンガム大学の名誉教授[10]シ1E4 0:30 ジミーのセリフ
  • アナ・ブレイク 野鳥監視員。フランクの妻。
  • ピーター・ラティマー 野鳥監視員。事件発覚後姿を消した。オックスフォード大学の大学院生[11]シ1E4 0:30 ジミーのセリフ。演じたアンソニー・ハウエルは『刑事フォイル』のミルナーさん。
  • フィンレー・コールフィールド 野鳥監視員。アナの助手。
  • ビル・ウォーレン 野鳥監視員
  • テッサ・ウォーレン ビルの妻。普段は離れていて、その夜の船で来島。
  • ジョー・ブレイク フランクとアナの息子。テッサと同じ船で来島。
  • ドニー・タロック ジミーの幼馴なじみ
  • イソベル・タロック ドニーの妻
  • アンガス・タロック ドニーとイソベルの息子。その夜18歳の誕生日パーディーが開かれていた。ITに強い。
  • ジーナ・ブラドリー ラーウィックの図書館に勤務。
OP・フェリー

30代ぐらいの女性と若い男性が乗る船。
おそらくこちら↓

Good Shepherd IVW

フェア島への連絡フェリー。

後でわかりますが、女性は野鳥監視員ビル・ウォレンの妻テッサ(頻繁にメッセージのやりとりをしていた相手)、若者は野鳥監視員ブレイク夫妻の息子ジョー。

OP・島

フェリーが近づいていく島が、今回の舞台フェア島。

フェア島(Fair Isle)W

メインランドからは南へ約70kmと離れています。
人口70人(0:23のジミーのセリフ)。

OP・灯台

島の北側の灯台。

キャシーがやってきた建物

ホンモノのフェア島の鳥類観察センター

Fair Isle Bird Observatory

0:05 1:50

夜の港。船が停泊中で、乗っていた女性と若者が足早に歩いていきます。

ホンモノのフェア島の船着き場。

空港

0:10
ホンモノのフェア島空港W

機体の番号が、ドラマでは”G-SICB”でした。同型機が少なくとも2機ありそう。

こちら↓でフライトの気分を味わえます。

灯台

0:20
トッシュとジミーの父親がやってきた灯台は、島の南端のもの。

タロック家

0:42

ジミーが出てくるところを、ジョーが見ています。

集会所

0:43
捜査本部となった建物。

教会

1:06

外観はフェア島のこちら。

内部はおそらく別の場所。

シーズン2「汚れた刻印」

BBC (Series3) 2016/01/15~03/04
AXNミステリー 2016/06/16, 22, 23

ラーウィックに向かうフェリーから、男性が失踪。一方海岸に漂着したものを口にした子供が重体となる。

今回から1シーズン6時間の話となり、物語や人物関係が複雑化。グラスゴーも舞台に加わり、ドラマは大がかりな展開を見せます。

登場人物
  • リアン・フィオナ・ランダル ラーウィック行きのフェリーでロビーと知り合った女性。翌朝彼の姿が見えないため、シェトランド署に届けた。
  • ロビー・モートン リアンと仲良くなった後に失踪した若者。
  • マイケル・マグワイア フェリーでロビーを突き飛ばした髭面の男。自称建設関係の保安コンサルタント。まっさきに容疑者となるが、強いアリバイがあった。
    少々ネタばれにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
    本名マイケル・トンプソン。証人保護プログラムで島に来た。 
  • フレヤ・ガルディ 髭面の男がつけていた指輪のデザイナー。恋人。
  • 6歳の少年 海岸で見つけたものを口にして重体となる。
  • ジェニー サンディのパートナー(同居しているが婚姻関係は不明)。子供たち(ローガンと妹)は前夫との子で、サンディによくなついている。前夫は服役中。
  • クレイグ・クーパー ジェニーのいとこ。問題児(サンディ談)。フェリーに乗っていた白いバンの運転手。
  • ベラ 老人ホームの入居者
  • アレック・ラムジー 老人ホームの入居者。手がかかる。
  • グレイス 老人ホームの所長
  • フィリス・ブレナン グラスゴーの上級検察官。ローナ・ケリーの親友。
    少々ネタばれにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
    ……というよりパートナー
  • ベン・ブレナン フィリスの息子。E2の冒頭、子供の洗礼式にローナ・ケリーも招かれていた。
  • グライムス 組織犯罪対策課次長(グラスゴー)
  • ギラン 警視正。証人保護プログラム担当。
  • アーシャ・イシュラニ 巡査部長。マイケル・トンプソンの担当官
  • カルヴァン・サルワール グラスゴーの弁護士。マコールの仕事も受けている。
  • トーマス(トミー) グラスゴー警察組織犯罪対策課。元情報部員。
  • ボイド トーマスの部下。DS(巡査部長)[12]名前や肩書は、IMDbのキャストから。DS Iain Boyd。トッシュと組んでマクデイドの行方を追う。
  • ケリー・パターソン 10年前グラスゴーで起きた事件の鍵となる人物。当時ホステスで19歳。
  • エディ・カー 殺し屋
  • ダニー・トール 日焼けサロンを経営
  • ギルボーン母娘 アーシャが初めて担当した証人保護プログラムの案件 
  • ローリー 死傷した動物の絵を描いている男
フェリー乗り場

シ2エ1 OP 1:02

出港したのは設定ではアバディーン。
よく見ると、撮影はラーウィック・フェリー・ターミナル。

入港したのはやはりラーウィック(笑)。
すっかり省エネ撮影。

空港

シ2E1 0:06
グラスゴー空港。

少年がいた海岸

シ2E1 0:07 E1 0:13
少年が袋を見つけた浜。
メインランド南西のこちら↓

聖ニニアンの浜(St Ninians beach)

向こう岸は聖ニニアンの島(St Ninians Isle)

この浜は、この後のシーズンでも何度か登場します。

白いバンがやってきたところ

シ2E1 0:08
この時点では説明がなく、不気味な印象だけが残ります……

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
後ほど(0:35)絵描きのローリーの家であり、バンの運転手はクレイグ・クーパーだと判明します。
病院

シ2E1 0:11
少年が入院した病院。
このドラマで大きな病院といえば、だいたいこちらのリアルの病院の建物が登場します。

警察署

シ2E1 0:16
シーズン2E1から、警察署の外観はこちらとなります。
(シーズン1の左隣の建物)

外観のエスタブリッシング・ショットだけでなく、入り口あたりでの場面もここで撮影されています。

マップでは Lerwick Sheriff Court。

埠頭

シ2E1 0:24
ダンカンと話すところ。自宅から60mほど東。

老人ホーム

シ2E1 0:31 E2 1:12 E3 1:04

ロビーの勤務先。海に面した眺めの良いところ。
設定では「ヘメル・ヴォー近くのヘダー・ハウス」。
撮影に使われたのは、メインランドの南、サンバラ空港近くのこちら↓のホテル。

Sumburgh Hotel
https://www.sumburghhotel.com/

ローリーの家

シ2E1 0:34
トッシュとサンディが聴取に来たところ。
クレイグのバンから動物の血液が検出され、死んだ鹿を届けたという証言を裏取りに来たという流れ。

警察署前

シ2E1 0:40

リアンから話を聞いたあと、珍しい警察署入口から外に向かってのショット

シ2E1 0:43
ロビーと争っていた髭面の男がつけていた指輪のポスターが貼られていたところ。
デザイナーの線からたぐっていこうと試みます。

クレイグの住まい

シ2E1 1:20
路地を入っていき、トッシュがノックするところ。
こちら↓の薬局の右側の奥。

シ2E1 1:55
マイケルが追い詰められた崖。

メインランド北西部のこちら↓

Esha Ness(エシャネス)W

ここは、続くE2 0:20では現場検証を空撮で捉えている他、全く別の話でシーズン4E2でも登場します。

ネタばれメモにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
それにしてもキアラン・ハインズ、ここでよもやよもやの退場……
てっきり犯人だと思っちゃってて、ごめんなさい 🤣
グラスゴー俯瞰

シ2E2 0:11
このあたり↓で、カメラ西向き

洗礼式を挟んで、橋桁の下を通過するドローン映像はこのあたり↓

グラスゴーの大通り

シ2E2 0:16
坂道を登ってくるジミーとトッシュ。
セント・ヴィンセント・ストリート。カメラ東向き。

Scottish National Police

シ2E2 0:17 0:28 1:09 E3 0:33 1:08
ジミーとトッシュをトーマスが迎えたところ。
トーマスは元情報部員だとか。

Scottish National Policeはおそらく架空の組織。
撮影場所は、明るくモダンな作りで、吹き抜けのエントランスホールから大きな階段がどーんと伸びています。
気になるので調査中。

マコールが現れたカフェ

シ2E2 0:25
ジミーの前に、アーサー・マコールが突然現れたところ。

Trans Europe
25 Parnie St, Glasgow

ブライダル店

シ2E2 0:29
マイケルが残した結婚式の写真を手がかりに、ジミーがやって来た店。

Reeta Fashions
http://www.reetafashions.com/
Dovehill Court, 179 Gallowgate, Glasgow

大学

シ2E2 0:31
キャシーと会ったところ。
グラスゴー大学。

エジソンというブラジル人男性を紹介されますが、一緒にブラジルへ行くと聞かされて、ジミーは動揺を隠せません……

フランの両親の家

シ2E2 0:34
ジミーが花を持って訪れます。
フランはグラスゴー出身ということでしょうか。

マコールのアジト

シ2E2 0:35
実家からフランの写真を盗まれて、激怒したジミーが乗り込んでいったところ。

ホテルのバー

シ2E2 0:42
ジミーにアーシャ・イシュラニが話しかけたところ。
外観ショットで写っている袖看板のホテル名は、中央駅のすぐ傍にあるホンモノ。

Radisson Blu Hotel, Glasgow
91 Oswald St, Glasgow G1 4PL

お店のサインはドラマでは”HOTEL CORNER BAR”ですが、リアルでは”COLLAGE CORNER BAR”

シ2E2 0:51
トッシュと話しながら門のようなところをくぐりますが、こちら↓の前にある尖塔の下。

トロン・シアター(Tron Theatre)W
63 Trongate, Glasgow
https://www.tron.co.uk/

以前は教会でしたが尖塔を残して焼失、19世紀にその下を通れるようにしたとのこと。

面した通りはTrongateW
スコットランドでの計量秤TronWがここに置かれていたことからきていて、さらに語源をたどれば、古フランス語のtronelまたはtroneauで、バランスの意。
映画の『トロン』とは無関係?

この門の先を右折して突き当りが、「マコールが現れたカフェ」となります。
また斜向かい(北東側)のブロックには、『パーフェクト・センス』の2人が出会った中庭があります。

マクデイドが滞在したホテル

シ2E2 1:23
カードが使われたとの情報でかけつけたところ。
素通しのエレベーターが特徴的。

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
ブライアン・マクデイドは、グラスゴーの検察官。マイケルが証人保護プログラムの更新を依頼しようとした相手。新情報の見返りに恋人フレヤも保護の対象に含めようとした。
その数日後マイケルが殺されたので、マクデイドが居場所を漏洩したと思われる。
マクデイドは姿を消していたが、ホテルでカードが使われたことでトッシュたちはホテルに向かった。

トッシュを車に乗せたのは、グラスゴー警察組織犯罪対策課のボイド。階級はDS(巡査部長)でトッシュと同じ。
この場面の前に、一度グラスゴー署内でトッシュに話しかけているが、特に名乗ってはいないかも。

シ2E2 1:42
サンディが子どもたちを案内したところ

Scalloway CastleW

子どもたちが無事で良かった良かった 🙂

空港

シ2E2 1:49
トッシュが現れなかった空港は、おなじみメインランド南端のこちら。

Sumburgh AirportW

その前にジミーがいったんクルマを停めたのは、こちら↓

その先こんなふうに↓滑走路の端を横切っているので、発着陸の際にクルマが入らないようにしているのでしょうね。

灯台

シ2E3 0:17
イシュラニとクルマでやってきたところ。
サンバラ空港のさらに南。

Sumburgh LighthouseW
https://www.shetlandlighthouse.com/

画像↓の丸く出ているところでフレヤとの話し合いがもたれます。

アーシャと会うのもここ。
その後のダンカンのセリフから[13]シ2E3 0:40、”ライトハウス・ホテル”のバーという設定であることがわかります。
実際に宿泊施設もあり、泊まれるようですね。
オフィシャルサイトにも『シェトランド』で登場したことが書かれています。
 → https://www.shetlandlighthouse.com/sumburgh-lighthouse

バードウォッチング向きのようですが、眺めだけでもかなり絶景感といいますか、絶海感が味わえそう 😇

桟橋

シ2E3 0:25
小舟で狙撃犯が見つかったところ。

公園

シ2E3 1:06
フィリスが息子ベンから話を聞くところ。

Queen’s Park, GlasgowW

背景に見えている尖塔は、Camphill Queen’s Park Baptist ChurchW

川べり

シ2E3 1:16
マーカスと話すところ。

図書館

シ2E3 1:35
設定通り、ラーウィックの図書館。

Shetland LibraryW

ドラマでは内部だけですが、それだけでも教会をリノベートしているのがわかりますね。

シーズン3「過去の啓示」

BBC (Series4) 2018/02/13~03/20
AXNミステリー 2019/01/12~13(3話一挙放送)

女性殺害で収監されていた無期懲役囚が、証拠の見直しにより23年ぶりに釈放され、シェトランド署は再調査に乗り出す。

登場人物
  • トマス・マローン リジー・キルミュアの殺害容疑で収監されていた無期懲役囚。冒頭23年ぶりに釈放され、支援者ゲイルが迎えに来る。
  • リジー(エリザベス)・キルミュア 23年前の事件の被害者。アンスト島の石塚で発見された。サンディは同じ学校で親しかった。
  • ケイト・キルミュア  リジーの双子の妹。
  • モリー ケイトの娘。
  • ドリュー・マコール  当時の捜査官。警部。
  • サリー ドリューの娘。音楽祭に行った後失踪。新聞記者。
  • アラン・ケリック サリーの恋人。母親と一緒に動物保護園を運営。
  • ドナ・ケリック アランとともに動物保護園を運営。
  • ケビン・ケリック アランの父。8年前に死亡。
  • ジョー サリーやアランの友人。サリーと同居。耳が不自由で読唇と手話でコミュニケートする。
  • ドノヴァン ドリューとともにトマスを聴取した巡査部長。
  • ゲイル 冤罪者支援会。
  • アンドレアス・ヘーゲン ファースト・エナジー社の保安部門責任者。最近過失で従業員が死んでいる。
  • ダニー・ハミルトン ファースト・エナジー社の従業員。作業中に事故で死亡。
  • ベニー・レイ 修理工場主。
  • ジム・オール バー「クレイモア」のバーテンダー
  • ラース・ブレイマン ベルゲン署(ノルウェー)の刑事
  • アンケ ラースの上司
  • マティアス・”マティ”・ソダーランド サリーがベルゲンで会っていた人物。極右団体NDAのメンバー。
  • メアリー・ハンター ダンカンの妻。一度別れていたが、よりを戻した。
  • ロバート・ダウニング ジョーの元夫。
  • コール MIT(重大犯罪捜査班)の警部。シェトランド署に乗り込んできて、サリー殺害事件の捜査にあたる。
オープニングクレジット

シ3E1 OP
ローナからの電話を受けたジミーが歩いていたのは、おなじみ彼の家の前。

シェトランドフォーク音楽祭

シ3E1 0:05
会場となったのは、ラーウィックの対岸、ブルセイ島のこちら↓

その後やってきたサンディが話したのは、再捜査となった事件の被害者の妹ケイトとその娘モリー。
ケイトとの会話でサンディがジェニーと別れたことが示されます。
ジェニーはシーズン2だけの登場でした。子どもたちはサンディになついていたのに残念。

ベンチ

シ3E1 0:12
トマスがベンチに座るサリーをみかけたところ。
対岸にラーウィックの町が見えますので、そこはブレセイ島。
このあたり↓

トマスの家がブレセイ島という設定なのか、単にビジュアル優先でこの場所にしたのかは不明。

トマスの家

シ3E1 0:16

フラダビスタ

シ3E1 0:20
サリーの遺体が発見されたところ。
実在の地名。ラーウィックの南10km。

Fladdabister

背景の岬はブレセイ島↓

ドリューの家

シ3E1 0:25
ジミーが訪れたところ。この後何度か登場します。
リアルでは貸別荘のようなところですね。

Westhall Cottage and Westhall Annex
https://www.bedandbreakfastlerwick.co.uk/

ドラマで登場したのは南側のAnnexの方。

ジョーの家

シ3E1 0:27
サリーと同居している家。

空港

シ3E1 0:30
実父と継父がキャシーを迎えにきたところ。
2人並んでいる姿がなんだか面白みがあります。
場所は、もはや毎度おなじみのSumburgh AirportW
ホンモノのターミナルで撮影されていますね。

キャシーは恋人とブラジルへ行ったはずでしたが……

「ヤン・ハンセン」が泊まったホテル

シ3E1 0:33
「ヤン・ハンセン」(ノルウェー人が使いやすい偽名)が泊まっていたところ。
登場したのは、ラーウィックのこちらのホテル↓

South Ness

Wildlife SANCTUARY

シ3E1 0:34
ドナとアランの親子が運営する動物保護園。
後に(E1 1:12)キャシーがボランティアの応募に来ます。

墓地

シ3E1 0:38
トマスが墓参りに来たところ。

ラーウィック墓地 (Lerwick cemetery)

服役中に亡くなったトマスの母親カレン・マローン(Karen Malone 1951-2013)と、23年前の事件の被害者エリザベス(=リジー)・キルミュアの墓があります。

ハミルトン家

シ3E1 0:40

ダニー・ハミルトンはファースト・エナジー社の従業員で事故死している。
サリーはその事故を調べていたため、ダニーの妻に話を聞きに来たという流れ。

ファースト・エナジー社

シ3E1 1:08
玄関ホールの他、ハミルトン夫人を追って外に出た時に外観も少し写ります。

キャシーとアランが訪れた海岸

シ3E1 1:39
アザラシを見に来たところ。
設定ではシェトランド諸島北部の島アンスト島(Unst)W
撮影は、メインランドのHillswick(ヒルズウィック)W。西側の海岸。

墓地

シ3E1 1:41
DNA採取のため、アランの父ケビン・キリックの墓を掘り起こすところ。

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
アランのDNAが証拠品のスカーフのDNAと部分的に一致。男性の親族のものであることから、アランの父親のDNAを確認しようとした、という流れ。
結果、ケビンのDNAはアランと近似せず、アランの父親はケビンではないことが判明。スカーフのDNAはアランの実の父親のものであり、その人物が容疑者となる。

一方殺されたサリーは、ノルウェーのベルゲンでファースト・エナジー社の保安部門責任者アンドレアス・ヘーゲンと会っていた。
ヘーゲン発見の知らせを受け、トッシュはノルウェーへ飛ぶ。

以下第2章。

ベルゲンの港

シ3E2 0:05

ベルゲンW

ベルゲン警察署

シ3E2 0:05
トッシュが訪れたところ。
外観はホンモノのベルゲンの警察署でした。

狩猟小屋

シ3E2 0:09
ヘーゲンの隠れ場所。
セリフではヴォス(Voss)にある狩猟小屋、という設定。

波打ち際

シ3E2 0:16
アランとキャシーが話すところ。
アランの家の傍?

クラブ

シ3E2 0:18
トッシュがサリーの足取りを追ってやってきたところ。
FORUMと看板が出ていますが、実在する店と建物。

FORUM
https://www.forumscene.no/
Fjøsangerveien 28, 5054 Bergen

味がある建物です♪

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
トッシュがここへやってきたのは、空港のカメラで “Rask Tur”(ファースト・ドライブ、タクシー会社)の案内を見て、サリーを乗せたタクシーを探し、降ろした場所を聴取したから。

バーテンがこっそり、サリーがマティという人物と会っていたと教えてくれます。
マティは極右団体NDA(ノルウェー防衛軍団)のメンバー。

Da Noost

シ3E2 0:25
トマスがケイトを見て立ち寄ったパブ。
ラーウィックのコマーシャル・ストリートに実在した店(閉業)。

1:31頃モリーがトマスを拒否し助けを求めるのもこの店。

ベルゲンのホテル前

シ3E2 0:28
やってきたトッシュにラースが話しかけるところ。

「誰もがモデルのようで、私はホビットね」
「ノルウェーは今や多文化の花盛りだ」
「ホビットは特にね」

カフェ

トッシュの部屋に何者かが侵入していたことから、ジミーがベルゲンに駆けつけます。
そのジミーとトッシュが話すオープンカフェ。
この場面はちょっと合成っぽいでしょうか?

警察の資料からマティを発見。トッシュの部屋に侵入していた男でした。

マティの実家

シ3E2 0:42
母親に話を聞くところ。
ピンポイントではぼやかして、家を出てアンケと電話する場所を示しますと、

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。

マティの父親はアンドレアス・ヘーゲン。
アンケから、マティの指紋がないとの連絡。
サンディはマティの写真をジョーに見せるが、音楽祭でサリーが話していた相手かどうか確認できない。
サリーはマティの件でヘーゲンを脅していた。

吊橋

シ3E2 0:56
インサートされるショット。

Osterøy BridgeW

ベルゲンの東15kmほど。

黒いバンに尾行されるところ

シ3E2 0:57

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
マティはベルゲン警察の情報屋だったため、手を引くように要請される。

NDA本部

シ3E2 1:03
港近くにあるという、極右団体NDA(ノルウェー防衛軍団)の本部。

ヤバい雰囲気でしたが、なんとかマティ・ソダーバーグの居所を聞き出します。

マティの隠れ家

港の倉庫街のようなところ。

“FORRAEDER” 裏切り者

追悼会の浜

シ3E2 1:14
サリーの追悼会の場所。
アランとキャシーが準備しているところに、ジョーが話しかけます。

このドラマで何度か登場するこちら↓

St Ninian’s beach(聖ニニアンの浜)

南側の浜で、東寄りのところ。

海沿いのカフェ

シ3E2 1:15
サンディとケイトが話すところ。

ダンカンの家

シ3E2 1:42
水辺の黒い家。

カフェ

シ3E2 1:47
トッシュが出張してきたラースと話すところ。

砂浜

シ3E3 0:12

キャシーがアランと話すところ。
ジミーの家の西側。

フェリーターミナル

シ3E3 0:25
ラーウィックのフェリーターミナル。
シーズン2でも登場しましたが、こちらでもターミナルや船の内部がたっぷり映し出されます。
アクションを交えて見ごたえのある場面でした。

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
ジョーを襲い家探ししたラースの目的は、サリーが空港で受け取ったUSBメモリを取り戻すこと。彼が極右団体の中にいるところが写っていて、<トルデンスギョル>を連呼。同名の船はシリア難民を収容。その襲撃計画がばれるのを恐れた。
ラースは、ジョーを襲ったことは認めたが、サリー殺害に関しては無実を主張。
音楽祭の時、サリーは中年男と口論していたと証言。ダンカンだった。

ノルウェー編はこれでほぼ解決。
残るはサリー殺しと、23年前のリジー殺しの真相ですが、この後怒涛の展開となります。

【参考】
アンネシュ・ブレイビクWはノルウェーの実在の極右テロリスト。
<トルデンスギョル>も歴史上の実在の人物。→ Peter TordenskjoldW
シリア難民を収容しているという船名は架空。

広場

シ3E3 1:42
トマス・マローンが銃をかまえたところ。
おなじみラーウィックの広場。
マップではMarket Crossとあります。

シーズン4「闇の経路」

BBC (Series5) 2019/02/12~03/19
AXNミステリー 2020/05/30~31(3話一挙放送)

アフリカ系男性の遺体の一部が発見。彼の足取りを捜査する中で、闇の組織が明るみになっていく。

登場人物
  • プレンティス・ヘイズ 解体業のヘイズ社を母親や弟と営む。
  • カーラ・ヘイズ プレンティスの母親
  • ジェイミー・ヘイズ プレンティスの弟
  • ダニエル・ウガラ アフリカ系の男性。遺体の一部が発見された。
  • カラム・ダンウッディ 漁船シルバー・ダーリンの船長
  • レアード 水産加工工場工場長
  • クリス 最近夫婦でシェトランドの住人となった。油田の仕事をしている模様。
  • アリス クリスの妻。ジミーの旧友。
  • オリビア・レノックス ダニエルの母親。ニュースを見て署へ来た。ダニエルとは小さい頃ナイジェリアで別れたという。
  • ゼジ・ウガラ ダニエルの妹
  • マグス 水産加工工場で働くトッシュの友人
  • ドニー マグスの同僚。少々頼りなさげだが、ITや数字に強い。トッシュに気がありそう……
  • ポール・キアナン 事件現場近くのホテルの経営者。本名アーロン・マグワイア。グラスゴー出身。
  • メアリー ダンカンの妻 前エピソードに続いて登場
  • ロージー トレーラーハウスに住む女性。製油所の食堂勤務と言うが……
  • モラグ カラムの妻
  • サム・ボイド グラスゴー署の刑事。人身売買対策班。
  • クレア・マグワイア アーロン・マグワイアの元妻。グラスゴーで人材派遣業を営む。
  • アンドレア・ドイル タトゥーショップのオーナー。双頭の蛇の入れ墨をしている。
  • グレアム・ベンソン グラスゴーの不動産王。シェトランドの出身。アンドレアのタトゥーショップが入ったビルを買った
  • アレックス(アレクサンダー)・グラント シェトランド署の巡査。
  • ニキ ゼジとともに監禁されている娘
路傍

アバンタイトル。
アフリカ系男性がたたずむところ。

発見現場の海岸

冒頭、片腕が発見されたところ。
「ミン・ビーチ」とセリフで言っていますが、実在の浜。ラーウィックの南西15km。

Minn Beach

続いてエスウィック(Eswick)でバッグに入った頭部が発見されますが、こちらはラーウィックの北10数km。
バラバラの場所で発見されたことがわかります。(こちらの現場は0:26頃再度登場)

ヘイズ社

シ4E1 0:06
カーラ、プレンティス、ジェイミーのヘイズ親子が運営する解体業者。
最近苛性アルカリ溶液を購入したため、捜査の対象となります。

場所は調査中。

監視カメラの映像

シ4E1 0:09
被害者が歩いていく通り。
コマーシャル・ロードのこのあたり。

この先にバス乗り場があるという設定ですが、実際にありました。

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
預けたリュックから、名前がダニエルと判明。
監視カメラによる足取り↓
4日前に来島、水産加工工場へ行った後、港でシルバー・ダーリンという船を見ていた(カラム・ダンウッディの船)。 その後エスウィック行きのバスに乗り、そこで殺害。
水産加工工場

シ4E1 0:11 (E1 1:11, E2 1:28)

撮影場所調査中。粘ればわかりそう。

工場長はレアード。
怪しい物置を開け締めしていた女性は管理主任(後ほど友人マグスのセリフで判明)。

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
主任は漁獲高をごまかすための操作をしていた。
クリスとアリスの歓迎会

シ4E1 0:13
ジミーが上っていったのは、ラーウィックの広場に面したこちら↓の階段

新居が完成するまでの2人の仮住まいという設定でしょうか。

カラムの船が停泊する埠頭

シ4E1 0:16
シ4E1 1:15も E3 1:32

カラムの船が呼び戻されたところ。
ラーウィックの北側のこちら↓

マックベイ・ホテル

シ4E1 0:27
MACBAY HOTEL

現場からの帰りにオリビア(ダニエルの母親)と立ち寄ったところ。
経営者ポール・キアナンが話しかけてきます。

バー

シ4E1 0:35
トッシュが友人マグス(水産加工工場で話を訊いた)と飲んでいたところ。
二人組の男性は、解体工場のプレンティスとジェイミーのヘイズ兄弟。
トッシュに声をかけてきたのが、マグスの同僚ドニー。トッシュが席を立った瞬間に、奥の方でさっと立ち上がるのが可愛いです。

トレーラー

シ4E1 0:39
ロージーたちが住むところ。
パイプラインそばという設定ですが、撮影場所不明。

トレーラーはカーラ・ヘイズのもので、プレンティスが仕切っている模様。

ホテル

シ4E1 0:59
オリビア(ダニエルの母親)の滞在先。
ラーウィックのこちら↓

South Ness

前シーズンでは、「ヤン・ハンセン」が泊まったホテルとして登場しています。

カフェ

シ4E1 1:05
アリスと話すところ。波止場の前で、これは粘れば見つかりそう。

ボクスター・ロウ

シ4E1 1:13
水産加工会社のレアード工場長から、ボクスター・ロウでカラムの船シルバー・ダーリン号を見たという証言を得てやってきたところ。
入江の奥の浅瀬といいますか泥地。
足跡だらけで、いかにも大人数が出入りした模様。

架空の地名かどうか不明。

監禁部屋

シ4E1 1:17
ゼジがいるところに弱った女性を連れてきた髭面の男は、ホテルの経営者ポール・キアナン。

カラムの家

シ4E1 1:19
妻子のみ……を装っていましたが、うまく見抜いてカラムを勾留。

ストーリーのメモ。クリックで開閉します。
カラムはマックベイ・ホテルの客を船に乗せたことを証言。
しかし組織をひどくおそれ、サンディが渡した調書用のペンで自殺してしまう。サンディ大ピンチ……。

ポール・キアナンは指紋から本名アーロン・マグワイアと判明。グラスゴー出身で前科あり。 ジミーとトッシュはグラスゴーへ飛ぶ。

グラスゴーの地下鉄出口

シ4E2 0:08

Buchanan Street subway stationW

ジミーを出迎えたのは、人身売買対策班のサム・ボイド主任。
IMDbのキャストでは、肩書はDI(警部補)。
シーズン2でトッシュの相棒をつとめた組織犯罪対策課の男性も同じボイド Boydですが、おそらく無関係(肩書はトッシュと同じDS 巡査部長)。

街角

シ4E2 0:09
サムがクルマで連れてきたところ

アーロンの元妻の勤務先

シ4E2 0:10
アーロンの元妻クレア・マグワイアの会社。
人材派遣業を営んでいる模様。

St.Vincent Stのこちら↓

尾行

シ4E2 0:15
サムのクルマでクレアを尾行。

ここ↑を左折。
最後にやってきたのは、ぴょんとワープしてこちら↓

CAFFE MONZA

シ4E2 0:26
キャシーと話をしたところ

サムと歩く坂道

シ4E2 0:31

Elliot Streetのこのあたり。カメラ北向き。

坂を利用したうまい撮影ポイントですね。
車を停めていたのはこちら↓の前ですが、画面には登場しません。
こんな味がある物件、なぜフレームに収めなかったのかが不思議。

ケルビングローブ美術館

シ4E2 0:44
キャシーが電話を受けたところ。

ケルビングローブ美術館・博物館W

ご当地ドラマとして、見どころ物件がしっかり登場します。

監禁場所

シ4E2 1:17 E3 0:03
ここではじめて外観がドローン映像で捉えられます。
E3ではジミーたちが捜索に向かうシーンで周辺の地形や方角を確認できたので、あわせて場所が判定できました。

メインランド最西端のこのあたり。

グレアム・ベンソンの館

シ4E2 1:28
正面外観は、これが最初でしょうか?
マナーハウスは探しているとキリがないので、パス。

ドック

シ4E2 1:47

アンドレア・ドイルを追ってやってきたところ。
シーズン1#2と同じドック。
やはりどうしても撮影場所が限られてしまいますね……

ウェスター・スケルド

シ4E3 0:09
アンドレアの供述で明らかになった監禁場所。 残念ながらゼジは見つからず、もうひとりの娘ニキは……

ここで初めて監禁場所の地名がセリフで出てきます。
参考までに、Wester Skeldはメインランド西側このあたり。

実際の撮影場所は同じ西側ですが、だいぶ離れた別の地。
E2の「監禁場所」参照(ピンポイントではぼやかしています)。

エシャネスの崖

シ4E3 0:24
オリビアがジェイミーを乗せて向かったところ。
メインランド北西部のこちら↓

Esha NessW

ここはシーズン2「汚れた刻印」でも登場しています。

受け渡し場所

シ4E3 0:51

設定では「トフトの近くの牛小屋」。
トフトはメインランド北端近く。

実際の撮影もここかどうかは不明。

スピギー・ビーチ

シ4E3 0:57

目覚めたダンカンが複数の遺体を発見したところ。
実在の浜。

Spiggie Beach

岩場

シ4E3 1:01, 1:48
ジミーとアリスが話す岩畳。
おそらく、このあたり↓から降りていった波打ち際。

イェル島

シ4E3 1:16
ゼジが最後に監禁されていたところ。

設定はイェル島ですが、フェリーで到着したターミナルは、メインランドのトフトのもの。

Toft Ferry Terminal

なのでおそらく家も別の場所かと。

オリビアがゼジと話す道

シ4E3 1:45

シーズン5(邦題なし)

BBC (Series6) 2021/10/20~11/24
AXNミステリー 2022/03/06(3話一挙放送)

20数年前に女性を殺害した罪で服役中の犯人が、末期がんのためシェトランドの自宅に戻ることを許される……

このシーズンは2つ前のシーズン3からつながっていますので、できればそちらを先にご覧になることをお勧めします。
見たけどすっかり忘れていた人(自分だ……)、あるいは見てないし今から見る手段もない方のために、特にシーズン5と関わる部分についてメモっておきますと……

シーズン3について、シーズン5に関連する部分のネタばれ。クリックで開閉します。
  • 23年前女性が殺された事件で、証拠品(首を締めたスカーフ)から犯人とは別のDNAが検出。当時の捜査が疑問視されて服役囚が釈放、再調査となる。
  • 被害者女性はリジー。その双子の妹がシーズン5にも登場するケイト(今回冒頭で真犯人の帰郷に猛烈に抗議)。サンディ巡査は姉妹と同じ学校だったので、ケイトと親しい。
  • ドナ・キリック(動物保護園を運営する女性)の息子アランがとあることで拘置されDNAを採取されるが、それによりスカーフのDNAがアランとごく近い男性のものであることが判明。
  • アランの父親はドナの8年前に死亡した夫だが、彼のDNAではなかった(=ドナは浮気していた)。ちなみに夫はひどいDV夫であった。
  • DNAはなんとダンカンのもので、ダンカンとドナは昔いろいろあったことが判明する。ダンカンは当時フランと結婚していたので、ダブル不倫。アランとキャシーは異母兄弟だった……
  • ダンカンは子供ができた後逃げるようにドナと別れた。今となってはドナに対して負い目がある(これ大事)。
  • スカーフはダンカンがドナに贈ったもので、そのため彼のDNAが付着していた(ダンカンは犯人ではない)。
  • リジー殺害の真犯人はドナ。不倫をリジーに知られ、彼女がDV夫に教えようとするのを止めるため。
  • シーズン3では23年前の事件とは別に現在も殺人が起きていているが、そちらはドナとは無関係(なのでここでは省略)。
  • ドナはその後服役していたが、今回末期がんという事情により帰郷が許可された、というのがシーズン5の冒頭の流れ。
登場人物
  • ジェームズ・ペレス ジミーの父親。妻を亡くし、認知症が進んでいる。シーズン1E4以来の登場。
  • メアリー・ペレス ジミーの母親。故人となる(1944-2021)。
  • アレックス・ガルブレイス 弁護士
  • イヴ・ガルブレイス アレックスの妻。補欠選挙に出馬中。
  • メラン・ガルブレイス アレックスとイヴの娘。
  • フィオナ・ベッドフォード アレックスの秘書
  • リジー・キルミュア 20数年前に殺された少女。シーズン3で再捜査により真犯人が明らかになった。
  • ケイト・キルミュア リジーの双子の妹。シーズン3に続いて登場。
  • モリー・キルミュア ケイトの娘。シーズン3に続いて登場。
  • ドナ・キリック リジー事件の真犯人。末期がんを患い自宅で過ごすことを許された。シーズン3に続いて登場。医師と看護師が付き添う。
  • ナジール・ナサン 食料品店NASSAN’S DELIを営む。アレッポ(シリア)からの難民[16]シ5E2 0:02ローガンのセリフ 
  • シスター・キャロリン 修養会フローラ・マリスのシスター(自称)。ガルブレイスは農地売却の手続きで10ヶ月前から毎週訪れていた。
  • リンダ・モートン 薬物依存の女性。夫に親権をとられた。夫はガルブレイスに依頼していた
  • カイル・モートン リンダの夫
  • マギー・キーン 検察官。ローナ・ケリーは休暇中でその代役という設定。
  • ニヴン・ガスリー 地元の大物実業家。イヴの後援者。
  • エイモン・ゴールディ ドローンを飛ばしていた男。海底油田船”Deepsea5″に勤務する潜水士。
  • カースティ・ゴールディ その妻
  • フレイザー・クレガン  弁護士の家の前で写真を撮っていた犯罪マニア。サイトを開いている。 
  • ローガン・クレガン フレイザーの父。元軍人。数年前IHAT(イラクでの英兵の加虐行為を調べる機関 [17]Iraq Historic Allegations TeamW)の捜査対象だとなりガルブレイスに弁護を依頼したが断られている。
  • カーティス・アンドリュー=ガルト 麻薬の売人。リンダを利用している
  • マクベイ クロニクル紙の編集者
  • ドニー トッシュのお相手。シーズン4から引き続き登場。シーズン4ではトッシュにアタックを試みるも相手にされず恋人どころか友達未満だったが、今シーズンではだいぶ馴染んできた模様。ちょっと頼りなさげだが、いろいろあったトッシュにはこういったキャラがお似合いかも。ITが得意。
  • ラーソン 海底油田(探査?)船の船長。
  • ミック・ミューア 同、安全管理責任者。
  • キャリー 同、シェフ。
  • マッケイ 労働安全局。海底油田船の事故の調査に来た。
  • フローラ・M ガルブレイスが携帯で連絡をとっていた相手。娘は浮気を疑ったが……
    少々ネタばれにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
    実際には修養会フローラ・マリスで、個人名ではない。
  • ベッドフォード 総合病院の医長。フィオナの夫。ドナの帰郷時に付き添っていた。
  • メグ・パティソン ドナに付き添う看護師。ジミーの友人マーク・パディソンの妹。
  • アンジェラ ミック・ミューアの姉。ローガン・クレガンの元妻、フレイザーの母。離婚して数ヶ月ミックの家にいたことがある。今はゴルスピー在住。
  • モーリス・ロス 老人ホームの入居者。
  • マリー=アン・ロス モーリスの娘。
  • ジーン・ウッズ 老人ホームの経営者
  • ミラー軍曹 2006年イラクで味方による誤射で死亡。ローガンはIHATの調査でミラー軍曹の罪をかぶったと言う。
  • アレックス(アレクサンダー)・グラント シェトランド署巡査。シーズン4に続いての登場。そちらではキャシーの護衛をしてまんざらでもない感じでしたが、今シーズンも見せ場が♪
  • ストルアン・ガスリー ニヴン・ガスリーの弟。兄弟で会社を経営するが、仕事そっちのけの兄に不満を抱いている。
  • リン・ハリソン ハリソン家の娘。マリー=アン・ロスの友人。
    少々ネタばれにつき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
    実はシスター・キャロリン。フェリーの乗船券に”LYNN HARRISON”とある(E3 0:24)。
  • アイダ・ハリソン リン・ハリソンのおば フェトラー島に住む。
墓地

シ5E1 OP

ジミーの母親の葬儀。
父親の様子が少しおかしいです……

設定ではフェア島と思われますが、撮影はメインランドのこちら↓

マップではアイルランド墓地(Ireland Cemetery)とあります。
Irelandはこのあたりの地名。

町の俯瞰

ドローンによる空撮。
ラーウィックのこのあたりをカメラ南向き。

NASSAN’S DELI

シ5E1 0:02 E2 0:02 食料品店。
背景の建物が気になるので、場所は調査中。

ナサン一家が、弁護士アレックス・ガルブレイスと滞在延長の手続きについて打ち合わせをしています。
のちほどわかりますが、ナサン一家はアレッポ(シリア)からの難民[18]シ5E2 0:02ローガンのセリフ

弁護士事務所前

シ5E1 0:04
デモ隊が押しかけていたところ。

ここはシーズン1#2「大鴉の啼く冬」ではホテルとして登場していました。
だんだん撮影場所が限られてきた気配……

中心にいたのは、20数年前の事件の被害者の妹(双子)ケイト・キルミュア。
出ていく時に、「カイルと子どもたちは昨日発ったわ」と近づいてきた女性は、薬物依存のリンダ・モートン。ガルブレイスは夫側の弁護士だった模様。

ドローンの橋

シ5E1 0:07
近くでドローンを飛ばしている橋は、こちら↓

メインランドからトロンドラ(Trondra)島Wに架かっています。
最初のショットはカメラ西向きで、向こう側がトロンドラ(Trondra)島。

直後、赤い車が弁護士のクルマに追突しますが、今度はカメラ東向き。

ガルブレイスの家

シ5E1 0:09

ホテル

シ5E1 0:15
イヴとメランが保護されたところ(外観)。
「ホールデン・ホテル」という設定。調査中。

通り

検察官代理と話した後歩いていくのはこのあたり↓

弁護士事務所の前に出て、フィオナ・ベッドフォードと会います。

傍にある青緑色の球体が気になりますが、こちら↓

Da Lightsome Buoyという名前のようですが、ブイといってもブロンズ製のアート作品。
設置は2016年。

ドローンの男の家

シ5E1 0:21, 0:44

のちほどヘリスターという地名がセリフで出てきますが(0:44 ドローンが盗まれた件で)、その対岸にありました。

ダンカンの店

シ5E1 0:34
外観が映らないので場所不明。

このお店は、前シーズンの最後でジミーが出資することになった物件ですね。
ダンカン、これでやり直せれば良いのですが……

クレガン家

シ5E1 0:39
ローガンとフレイザー親子が住む家。
この後も幾度か登場します。

空港

シ5E1 1:00
ドナが到着した飛行場。
ラーウィックの西にあるこちら↓

ティングウォール空港(Tingwall Airport)W

ドナの家

シ5E1 1:06 1:27
シーズン3に引き続き登場。

リンダの家

シ5E1 1:11

図書館

シ5E1 1:20
ジミーが認知症の本を探すところ。
フレイザーの姿を見つけます。

海岸

シ5E1 1:24
メラン・ガルブレイスと友人たちが遊んでいたところ

修養会フローラ・マリス

シ5E1 1:38

ストーリー・メモ。クリックで開閉します。
ガルブレイスが携帯で連絡をとっていた相手。
携帯の表示では「フローラ・M」とあったので、娘は浮気を疑ったが、実際には宗教施設だった。
ガルブレイスは定期的に通っていて、シスター・キャロリンに会っていた模様。

オールセイ島にあるという設定ですが、地名も施設名も架空。
シスター・キャロリン登場。シスターは自称。

建物は特徴的なので、粘ればわかるかも。

浅瀬

シ5E1 1:42
リンダと売人を追っていたサンディが、潮が引くのを待っていた浜。

聖ニニアンの浜 St Ninian’s beach

ここはシーズン2や3でも登場していました。

こういった地形はシェトランド諸島のあちこちにみられます。
毎度忘れてしまうのでメモっておきますと、細長くつながっている部分が陸繋砂州(トンボロ tombolo)W、その先の島が陸繋島W

向かった先は陸繋島である聖ニニアンの島 St Ninian’s IsleWですが、そこから先は実際には別の場所での撮影と思われます。

ケイトの家

シ5E1 1:48

ストーリー・メモ・クリックで開閉します。
ガルブレイスの車に追突した赤い車はケイトのもの。
売人の隠れ家

シ5E1 1:57
サンディがリンダと売人(カーティス)を追ってやってきたところ。
ドラマの描写では聖ニニアンの島となりますが、この島には家が見当たりませんので、撮影は別の場所となります。

売人の隠れ家(ガソリンスタンド)

シ5E2 0:05
セリフでは「スケリスターの近くのガソリンスタンド」。
Skellisterはラーウィックの北10数kmで、スタンドもそこに実在していました。

閉じ込められていたコンテナもちゃんと裏手にありますね。
ドラマでは古びたスタンドでしたが、SVで見る限りピカピカで、撮影でうまく擬装されていたと思われます。

ミックの家

シ5E2 0:13
トッシュが張り込んでいるところに、ローガンがやってくる。

カーティスを追って

シ5E2 0:16
狭い路地をダッシュする見ごたえあるシーン。
大追跡の末、最後にタックルしたのは、コマーシャルストリートのこちら↓

追いかけた巡査はシーズン4でキャシーの警護をしていたアレックス[19]シ5E3 0:10 ジミーのセリフでは「アレクサンダー」
まことにお疲れさまでした 🙂

ストーリー・メモ。クリックで開閉します。
  • カーティスは麻薬売買でリンダを利用していたが、ガルブレイスを殺してはいない。空き巣はリンダの何を握っているか探るためだった。
  • ドローンの男(エイモン)の家に残された血痕はなぜかリジーに近いDNA。→ 後ほど(E1 0:20)モリーがドローンを盗んで捨てたことが判明(母親が写っているかもしれないことを恐れた)。ドローンのことはサンディがケイトに話したのを聞いていた。
  • フィオナ(ガルブレイスの秘書。ベッドフォード医長の妻)はガルブレイスと不倫してた。もうこの島不倫だらけ 😅
  • ガルブレイスは、老人ホームの入居者モーリス・ロスに毎月ホームの費用を送っていた(E1 0:24)
  • モーリス・ロスは、かつてフェトラー島で娘が失踪したと届けたが、すぐに家出だとわかり届けをとりさげたことがある。トッシュが検索したのは、2000年1月15日の新聞記事。娘から電話があった、と書かれている。娘はアン、当時16歳。
病院

0:26
ジミーがベッドフォード医長に聴取にきたところ。
毎度おなじみ、ラーウィックの大きな病院といえばここ↓

トッシュとドニー

シ5E2 0:30
埠頭のベンチでサンドイッチを食べる2人。
SVや空撮ではベンチは見当たらないので、セットでしょうか。

他愛ない会話ですが、ドニーを見るトッシュの表情がとてもいいですね。

ケーキ販売所

シ5E2 0:46
ジミーの父親が立ち寄ったところ。
セリフで「エイスのそばのケーキ販売所」

エイス(Aith)はメインランド、ラーウィックの北西約20km このあたり↓ 

撮影場所はうまく見つけられませんでした。
他の土地かもしれません。

このシーズンで一番気になった物件がこれ。
日本でもよく畑の傍に野菜の自販機がありますが、そんな印象を受けてしまいました。
父親は勝手に食べてしまっていましたが、もちろんどこかにお金を置いておくところがあるはず。
いやそれより、正面からのショットで”Cake Fridge”とありますが、fridgeってこんなひなびた場所でどこから電源取ってるんでしょう??

まあこの場所にこの販売機を置いても商売になるとは思えませんから、さすがにセットと思いますが、謎すぎる物件でありました。
もし本当にイギリスにこういうものが存在するなら、ぜひ教えてください。

それにしてもジミーのパパの行動は、亡父を思い出してしまって、ちょっとしんみりしてしまいます。

記者会見場

シ5E2 1:11

Shetland MuseumW
https://www.shetlandmuseumandarchives.org.uk/

ニヴン・ガスリーの家

シ5E2 1:23 1:38

トロンドラ島。「ドローンの橋」のすぐ近く。

ベッドフォードの家

シ5E2 1:25

メランが友人たちと居た浜

シ5E2 1:42 E3 1:30 メランが友人とたむろっていた浜。
セリフでは「サウス・ビーチ」。
実際にはWest Burra島のこちら↓

The Sands of Meal(ミール・ビーチ)

フェトラー島

シ5E3 0:27
シスター・キャロリンのおばに会いに行く場面。
フェトラー島はメインランドの北側、イェル島のさらに東側。

空撮のフェリー・ターミナルは、フェトラー島という設定と思われますが、実際にはメインランド、トフトのターミナル。

おそらくその後の撮影もフェトラー島ではなさそう。

トッシュがこんなふうに↓ぼやきますが、そんな景色の場所を選んでいるようです。

何もなさすぎる

ロッジ

シ5E3 0:28 1:19
マリー=アンが失踪した時、新年のパーティーが開かれたという建物。
設定ではフェトラー島。撮影はおそらく別の場所。
1:19頃周囲が映るので、粘ればわかるかも。

ストーリー・メモ。クリックで開閉します。
ここで2000年に新年のパーティーが開かれ、マリー=アンやリン・ハリソン(シスター・キャロリン)の他に、今回の重要人物、ガルブレイス、ニヴン、ベッドフォードが参加していた(ローガンも呼ばれていたが、運転手として使われただけで、事件とは無関係)。
おばの家

シ5E3 0:30
リン・ハリソン(シスター・キャロリンの本名)のおばの家。
IMDbのキャストでは、Ida Harrisonという役名。
モーリスの物を倉庫にとっていたため、マリー=アンからの留守電の録音テープを入手できました。

設定ではフェトラー島。撮影はおそらく別の場所。

海岸

シ5E3 0:44
ジミーたちがシスター・キャロリンを探しにきたところ。
セリフにもある通り、こちら↓

Minn Beach(ミン・ビーチ)

ここはシーズン4の冒頭で遺体の一部が発見されたところです。

ポスト

シ5E3 0:45
ダンカンがドナの手紙を投函したところ。

遺跡

シ5E3
シスター・キャロリンが倒れていたところ。
設定通りミン・ビーチのすぐ近く。
“ruins”が字幕では「遺跡」となっていましたが、どちらかといえば廃村の印象で、屋根が崩落した建物の跡が、このあたりに点々としています。

廃墟はどのくらい経てば遺跡と呼ばれるようになるのでしょうね。

空撮

シ5E3 1:17
ニヴンと車で出かける場面。
フェトラー島行きのフェリーに乗るようです。

空撮ショットの位置は、粘ればわかりそう。

その後のフェトラー島に着きフェリーから降りる場面は、実際には前述のメインランド、トフトのターミナル。

ニヴンが自供した場所は例のロッジの裏手ですが、周囲が映るので粘ればわかるかも。

埋葬

シ5E3 1:50
マリー=アン・ロスが埋葬された墓地。
ラーウィックの西5,6kmのこちら↓にある教会。西側の斜面。

Tingwall(ティングウォール)W

北1kmのところにドナがやってきたティングウォール空港があります。

シーズン5全体のネタばれ感想につき折りたたんでいます。クリックで開閉します。
終わってみれば、病院の医長、弁護士、実業家という優秀な人材がいなくなるわけで、この島この先ダイジョブかと心配になります。彼らがこれまで地域に貢献してきたのも罪悪感があったから、というあたりは事件の背景としてなかなかうまい描写だと思いました。

ロケ地マップ

▼22/4/8 項目追加

シェトランド

グラスゴー

資料

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海外ドラマ本部はここ

更新履歴

  • 2022/04/08 「原作と放送エピソード(シーズン1)」に原作情報を加筆 「シーズン2~5」を項目追加(従来の「シーズン2」はここに含めた) 「キャラクター」項目追加 従来の「ロケ地」を「エピソード&ロケ地」として大半を加筆(従来の「警察署」は「シーズン1」に含めた) 「ロケ地マップ」項目追加
  • 2016/06/24 「第2シーズン(AXNミステリー)」追加
  • 2015/04/09 新規アップ

References

References
1, 9 S1E1 1:24
2 『地の告発』解説より
3 シ1E1 0:50頃キャシーとの会話
4 シ2E2 0:17頃のトッシュとの会話で、グラスゴーの警察にいたことが示されている
5 シ2E3 0:37 アーシャとの会話
6 シ2E1 0:34 ローリーとの会話
7 シ3E1ケイトとの会話
8 シ2E2のセリフから
10 シ1E4 0:30 ジミーのセリフ
11 シ1E4 0:30 ジミーのセリフ
12 名前や肩書は、IMDbのキャストから。DS Iain Boyd
13 シ2E3 0:40
14 シ3E1 1:44
15 シ3E2 1:35
16, 18 シ5E2 0:02ローガンのセリフ
17 Iraq Historic Allegations TeamW
19 シ5E3 0:10 ジミーのセリフでは「アレクサンダー」

コメント

  1. 匿名 より:

    不思議なもので、シーズン3はダンカンの身持ちの悪さのせいで横溝正史の「悪魔の手毬唄」を、シーズン5は「島の重鎮」に同じく横溝正史の「獄門島」を思い出しました。すみません、本質に関わってしまうから、ボンヤリな文章になってしまいました。

    シーズン5の衝撃のラストに、心が落ち着かなくてどこかで「復習」をしたいなとネット検索してこちらに辿り着きました。
    お陰様で色々なピースを再確認して心も落ち着きを取り戻しました。

  2. 居ながらシネマ より:

    匿名さん、コメントありがとうございます。
    私も同じように感じました。特にシーズン5など。(これだけでも全然ボンヤリでないですね……)
    それからAXNミステリーで時々放映している「埋もれる殺意」シリーズにも近いような印象を受けました。ダンカンを演じていた俳優さんが「埋もれる殺意」にも出ていたからかもしれませんが。

    拙記事で心に落ち着きを取り戻していただけたとのこと、嬉しいお言葉です。
    自分では、ついこの間追記したばかりなのに、今読み返したらほとんど中身を覚えていなくて、だいぶ取り乱しています 🙄

    それにしてもシーズン6があるとしたら、どうやって続けていくつもりでしょうね。気になります。

  3. ニコ より:

    あぁ!ほんと「埋もれる殺意」(大好きなドラマです)のようでしたね。
    シリーズ邦題に倣えば ~21年目の邂逅~ とでもいったところでしょうか。

    せわしない刑事部屋で丁々発止のやり取りをする刑事ものとは異なり、
    穏やかな上司と、深い信頼関係で結ばれた部下達が丁寧にコツコツと
    捜査を進めていくところ辺りも元から同系統だったかもしれません。

    シェトランドでまさかまさかのクリフハンガーとは。
    気になりますね。

    せっかくのご縁ですのでハンドルネーム入れさせて頂きました。

  4. 居ながらシネマ より:

    ニコさん、あらためましてコメントありがとうございます。
    『埋もれる殺意』はまだエントリー書いていませんが、いつかぜひと思っています。(そういえば『刑事ニコ』もとりあげてみたいです……)

    > せわしない刑事部屋で丁々発止のやり取りをする刑事ものとは異なり、
    > 穏やかな上司と、深い信頼関係で結ばれた部下達が丁寧にコツコツと
    > 捜査を進めていくところ辺りも元から同系統だったかもしれません

    『ヴェラ』もそうですけど、ひとつの証言がその後の調べで矛盾や隠れた意味が明らかになり、そこを突っ込んで調べていくことで一歩一歩新たな局面が展開するというあたり、地味ですけど魅力ですよね。
    ボスは局面に応じて的確に指示を出し、部下は指示待ちではなく必要な情報を先回りして集めて報告を上げる、そういうチームプレーがよく描かれていて、どのドラマも毎回とてもおもしろく見ています。

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