あっ
目次
- 1 作品メモ
- 2 エピソード&ロケ地
- 2.1 S1E1 Puzzle「パズル」
- 2.2 S1E2 Hantise 1「呪われた家 前編」
- 2.3 S1E3 Hantise 2「呪われた家 後編」
- 2.4 S1E4 Chainon Manquant「ミッシング・リンク」
- 2.5 S1E5 Chambre Close「閉ざされた部屋」
- 2.6 S1E6 Fulcanelli 「フルカネリの指輪」
- 2.7 S1E7 L’Homme qui n’existait pas 「存在しない男」
- 2.8 S1E8 La Mort et Compagnie 「消えた遺体」
- 2.9 S1E9 Invisible
- 2.10 S2E1 L’étourneau (ホシムクドリ)
- 2.11 S2E2 Irezumi (イレズミ)
- 2.12 S2E3 Le Paradoxe de Fermi (フェルミのパラドックス)
- 2.13 S2E4 Point d’orgue (フェルマータ)
- 2.14 S2E5 Circé (キルケー)
- 2.15 S2E6 Golem (ゴーレム)
- 2.16 S2E7 Le livre (本)
- 2.17 S2E8 En garde à vue
- 2.18 S3E1 Plan global
- 2.19 S3E2 Memento Mori
- 2.20 S3E3 Natifis
- 2.21 S3E4 La Chambre Ouverte
- 2.22 S3E5 Témoin
- 2.23 S3E6 Sang d’Or
- 2.24 S3E7 Les Fleurs du Mal
- 2.25 S3E8 En Souterrain
- 3 ロケ地マップ
- 4 資料
- 5 関連記事
- 6 更新履歴
作品メモ
ひとつ前のエントリー『情事』からだいぶ間が空いてしまいましたが、またシチリアのロケ地チェックを再開……
……と思っていましたが、ちょうどAXNミステリーでお気に入りのドラマの新シーズンが放送されたので、割り込みでこちらを先に。
タイトル通り、アストリッドとラファエルという2人のヒロインが活躍する、フランス製ミステリー・シリーズです。
アストリッドは、普段は犯罪資料局に勤務。自閉症を抱えているという設定で人付き合いはちょっと苦手。でも観察眼や記憶力は抜群のものがあり、現場に残されたわずかな痕跡から、事件の真相を手繰りよせていきます。幼少の頃からパズルを解く能力に優れ、長年資料を読み続けてきた膨大な情報と調査力も持ち合わせるという、まるでひとりCSI状態。
一方のラファエルはバリバリの警視。猪突猛進型で正義感が強く、相手が偉い人でもおかまいなしにビシビシ追求してはにらまれたりしています。部下たちからも篤い信頼を得ている姉御のような存在。
そんな対照的な2人が、毎回難事件を解決していきながら深い絆を結んでいく、という広い意味での女性バディものとなっています。
現場を見たとたんいろいろな事に気づいてしまうというアストリッドの能力は、ちょうど『名探偵モンク』の「難儀な天賦の才」と重なります。それぞれの第1話同士など、やってることや周囲の反応などまるきりシンクロしていますね。
でもキャラクターの扱いとしては、同じように主人公が自閉症を抱えていた『グッド・ドクター』あたりに近そうです。
そのふるまいを奇異なものや笑いの対象と見なすのではなく、視聴者が偏見を抱かずに、少しでも彼女の気持ちに寄り添え理解を深められるように、丁寧に描いているのが良いところ。
前髪と後ろ髪をスパッと横一文字に切っているのがお似合いのキュートな彼女、ビビッときた時に「あっ」というのがまた可愛らしく、この「あっ」がすっかりドラマのツボ 😊
AXNミステリーのフランス製ミステリーといえば、自分の中でのヒット作は『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』ですが、『アストリッドとラファエル』も好対照な2人の魅力ですっかりお仲間入りという感じです。
フランスではフランス2、日本ではAXNミステリーで放映。
2022年4月現在、本国でも日本でも2シーズン、17話を放映済み。
第2シーズンはラスト見事に締めくくられていて、もうこれで終了しても悔いはなし……とも言えますが、2人の活躍をまだまだ見ていたいので、ぜひ第3第4とシーズンを続けていっていただけたら、と思います。
キャストは、アストリッド・ニールセンにサラ・モーテンセン。
ラファエル・コスト警視に、ローラ・ドヴェール。
サラ・モーテンセンは、『アート・オブ・クライム』でもゲスト出演していました(オペラ座の踊り子役)。
また母親マチルド役で出ていた俳優さんは、実の母エリザベス・モーテンセンです。
その他資料的なことは、公式や(AXNミステリーの放送作品にしては珍しく)日本語版Wikipediaがちゃんとしていますので、そちらを参照してください。
Wikipediaの補足
執筆現在(22/4/16)Wikipediaの内容を補足しますと……
放送日について、「日本では第1シーズンが2021年8月……に初放送」とありますが、これは間違いで21年5月です。
整理しますと↓
- シーズン1 2021/05/22(23日にかけて全9話一挙放送。1話目はパイロット版で1時間半)
- シーズン2 2022/03/21(全8話一挙放送)
それから「アストリッドの関係者」に「テツオ・タナカ」が抜けていますね。
第2シーズン(E2)からのキャラなので仕方ないかもしれませんが、重要?人物なので……
- テツオ・タナカ
演 – ケンゴ・サイトウ
アストリッドが通う食料品店の店主の甥。店番は水曜日。あっ♪
▼22/9/2 追記
こちら↓も抜けていましたので追加。第2シーズンから登場する新任検事。
- マティアス・フォレスト
演 – ユベール・ドゥラットル(Hubert Delattre)
共和国検事。
放映予定
NHKで吹き替え版放送
▼22/6/26 項目追加
今年(2022年)7月24日(日)からNHK総合で放送予定。
毎週日曜午後11時(初回のみ午後11時10分)、全10回。
https://www.nhk.jp/g/blog/71wy_qg9egh/
全10回ということは、シーズン1のみで、パイロット版は2回に分けるということでしょうか?
AXNミステリーからNHKという流れは『刑事フォイル』っぽいですが、あちらはBSでしたから、今回は地上波でさらに多くの方に見ていただけるのではないかと思います。
日本語吹き替え版(日仏二カ国語放送)で、アストリッドとラファエルの声は、それぞれ貫地谷しほりさんと林真里花さん。
貫地谷さんの「あっ」が楽しみ 🙂
AXNミステリーでシーズン3放映
▼22/8/2 項目追加
今年(2022年)10月に一挙放送予定。
エピソード&ロケ地
ロケ地について、IMDbには記載がありません。
例によって、ウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。
間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。
舞台は概ねパリかその近郊となっています。
本国ではパイロット版は数えないので、S1のエピソードNoはAXNミステリー版より1つ少なくなります。
「」内の邦題はNHKのもの。AXNミステリーでは特に付けられていません。
()内は拙訳。
フランスでの放映日はIMDbやフランス語版Wikipediaに準拠。実際には放映に先駆けてネット配信が行われています(IMDbの各Release Info参照)。
閉じてある「メモ」は、ネタばれを含むことがありますので、ご覧になった方だけどうぞ。
S1E1 Puzzle「パズル」
フランス2:(Pilote)2019/04/12
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (1)「前編」2022/07/24 (2)「後編」2022/08/07
パイロット版。1話90分。
AXNミステリーではそのままシーズン1の第1話として放送(NHKでは前編・後編に分割)。
- リオネル・ルノワール 冒頭大金を引き出した後焼身自殺した医師。
- ドニ・ネドリー 2年前ホテルで自殺した医師
- グラント 首を吊った児童精神科医。アストリッドが先回りして資料を用意していた。
- ヤン・マルコム ノジカール研究所イベント部長。医師向けのセミナーのツアーを企画。
- ヴィオレッタ・フローレス ホテルのメイド
犯罪資料局
アストリッドの勤務先。H型の特徴的な外観。
このドラマで何より気になるのは、こちらの物件かと。
設定では、« SERVICE DE DOCUMENTATION CRIMINELLE »(字幕では「犯罪資料局」)
エンドクレジットにCréteilの名がありましたので、マップをぐりぐり回して見つけました。
Archives départementales du Val-de-Marne
10 Rue des Archives, 94000 Créteil
- Google Maps(SV)
- Google Maps(SV)
- 48.78315284,2.456815995
クレテイユ(Créteil)はパリの中心部から南東10kmほど。ヴァル=ド=マルヌ県。
施設名は、「ヴァル=ド=マルヌ資料局」とか訳せば良いのでしょうか?
詳しい方教えてください。
OP
パイロット版のファーストショットは、ラ・デファンス(La Défense)、新凱旋門(グランダルシュ)の屋上から凱旋門に向かって。
- Google Maps(SV)
- 48.892387, 2.2362743
学校前
▼22/9/23 項目追加
S1E1 0:16
ラファエルがあわててテオを迎えに来たところ。
S1E2でアストリッドが代わりにやって来る場面でも登場(0:25)。
コメント欄で(2022年9月19日 20:25)邪魔ジェスティックさんから情報を寄せていただきました。
- Google Maps(SV)
- 48.83311948972821,2.326169138522704
S1E6の地下出口のすぐ傍ですね。
情報ありがとうございました♪
ノジカール研究所
S1E1 0:55
エスタブリッシング・ショットとして挿入されたのは、ラ・デファンスのこちら↓の外観。
Cœur Défense (Tour Coeur Défense)W
- Google Maps(SV)
- 48.89103, 2.24338
このビルはシーズン2でも、事件現場の場面でやはりインサートされていました。
S1E2 Hantise 1「呪われた家 前編」
フランス2:(S1E1) 2020/03/13
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (3) 2022/08/14
パイロット版から1年後に、1時間枠で本格スタート。
最初のこのエピソードだけ前・後編に分かれていて、その後は1話完結となります。
- リュドヴィック・カーリシアン 弁護士。タルカンの弁護中に倒れて死亡。
- タルカン 国会議員。横領の疑いで被告の身。
- マックス・リボー タルカンの最後の通話相手。
- マックスの妻 2日前から夫が失踪していると訴える。豪華な屋敷に住むが、不思議な現象が……。
- ロール・ガナ 1995年に屋敷で起きた家庭内殺人の犯人。現在療養所に入所中。
- コンスタンス 1911年に屋敷で火かき棒で殺されたメイド
- ディエゴ・アンサテ マックスの共同経営者
裁判所
S1E2 0:01
屋敷
S1E2 0:18 0:45 E2 0:03
不思議なことが起きるというリボー家の屋敷。
Netflixの『不動産ファミリー 〜高級物件はお任せあれ!〜』に出てきそうな、おフランスの立派なお屋敷です。
屋敷の歴史をひもとくセリフでは「フロショ街32番地」。
フロショ街自体は実在しますが(48.881660,2.33735734)、さすがにそこにはなさそう。
エスペリト・サント療養所
S1E2 0:36
ロール・ガナが入院しているところ。
架空の名称で、実際の撮影はこちら↓
Hôpital Charles Foix
- Google Maps
- 48.8064508,2.39601611 ……ゲート
ここは、『アート・オブ・クライム 美術犯罪捜査班』のS1E5で、«サルペトリエール病院»として登場していました。
S1E3 Hantise 2「呪われた家 後編」
フランス2:(S1E2) 2020/03/13
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (4) 2022/08/21
- ブイヨー ロール・ガナの悪魔払いをした神父
- ジャバ・エルメブスタ ロールの恋人
法医学研究所
S1E3 0:11 (他にS1E4 0:12等)
- Google Maps(SV)
- 48.8445586,2.36856836
これはホンモノ。
これまでのエントリーで言えば、『リスボン特急』、『恋するガリア』などで登場。
ブイヨー神父の教会
S1E3 0:23
Église Notre-Dame-de-la-Croix de Ménilmontant(ノートルダム・ド・ラ・クロワ教会)W
- Google Maps(SV)
- Google Maps
- 48.868499,2.3870167
- Wikimedia Commons > Category:Église Notre-Dame-de-la-Croix de Ménilmontant
外観はこれまでのエントリーで言えば、『赤い風船』で登場。
S1E4 Chainon Manquant「ミッシング・リンク」
フランス2:(S1E3) 2020/03/20
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (5) 2022/08/28
- ダナ・バレット 被害者。国立自然史博物館のラボに勤務する古生物学者。
- レイモン・スタン ダナの上司
- ピエール・ヴェンクマン フリーの古生物研究家。かつてダナとともに化石の密売に手を染めていたことがある。
- タトゥー職人
博物館
事件現場。
国立自然史博物館(le Muséum national d’histoire naturelle)W
古生物学比較解剖学展示館(Galerie de Paléontologie et d’Anatomie comparée)W
- Google Maps(SV)
- Google Maps(SV) ……被害者が倒れていたところ
- 48.8432288,2.363110410
- Wikimedia Commons > Category:Interior of galerie de Paléontologie et d’Anatomie comparée
二人が待ち合わせたのは、同館の前。
- Google Maps(SV)
- 48.8433084,2.36356628
- Wikimedia Commons > Category:Exterior of galerie de Paléontologie et d’Anatomie comparéeW
国立自然史博物館は、これまでのエントリーで言えば、進化大陳列館が『ラ・ジュテ』で登場。
余談ですが、国立自然史博物館のどこかに『ラ・ジュテ』の切り株があるはずなのですが、どのギャラリーかおわかりになる方教えてください。
![]() |
©2000 milou アルバム「パリ」から |
画像提供milouさん。
タナカさんのお店
S1E4 0:01 0:33
0:33頃の店内からのショットで、張り紙にWorkshop ISSEとありましたので、場所が判明しました。
Workshop Issé
11 Rue Saint-Augustin, 75002 Paris
https://www.workshop-isse.fr/
- Google Maps(SV)
- Google Maps
- 48.8688707,2.337038880
ドラマの通り、日本食の食材を扱っているお店のようですね。
張り紙は控えめに入れた協力クレジット表記なのかもしれません。
お向かいにも同じ張り紙が見えますが、マップではKenbishi(剣菱)という和ダイニングのお店のようです。
すぐ近くを南北に延びるサン=タンヌ通り(Rue Sainte-Anne)は日本食レストランが並んでいて、さながら一帯が日本人街的雰囲気となっています。
カフェ
S1E4 0:24
ヴェンクマンに話を聞いたところ。
看板は« Aux 3 passages »とありますが、現在は« CONTENT »。
11 Rue Saint-Maur, 75011 Paris
- Google Maps(SV) ……2021年4月 « Aux 3 passages »
- Google Maps(SV) ……2022年6月 « CONTENT »
- 48.85927098,2.38284529
コロナ禍で居抜きとなったのでしょうか……
それはともかく、このカフェは、シリーズ通して繰り返し登場。
設定では「警察署の隣のバー」(S1E6 0:14のテオのセリフから)。
ふだんは内部のみが多いですが、S2E2でフォレスト検事と話す場面では、正面入り口外観が写ります。
S1E5 Chambre Close「閉ざされた部屋」
フランス2:(S1E4) 2020/03/20
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (6) 2022/09/04
- エリック・エルネスト 本名アンリ・フランクール。ベストセラー作家。冒頭自室で服毒死しているのが発見される。
- ポール・ジュノ 編集者
- ソフィー・ノーベル 1987年アルプスの山小屋の火事で死亡した女性
- アラン・ラマルク 小説家。同火事で軽傷を負った。
- モンスニ 山小屋の持ち主
カフェ
S1E5 0:07
この時間なら人は少ないし、BGMもかからない、とアストリッドを誘ってきた店。
店内しか写りませんが、前エピソードのカフェと同じところ。
アラン・ラマルク宅
S1E5 0:20
S1E6 Fulcanelli 「フルカネリの指輪」
フランス2:(S1E5) 2020/03/27
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (7) 2022/09/11
- ガブリエル・アンリ 地下採掘場の跡から発見された遺体。1952年に失踪していた。
- フルカネリ 錬金術師、作家。本名は不明。遺体とともに発見された指輪に名前が刻まれていた。フルカネリについて書かれた記事にガブリエルの名前があった。
- トマ・アンリ ガブリエルの息子。父親の失踪後、母子で苦労した。
- エチエンヌ・ラロシュ ガブリエルのいとこ。失踪当時、遺体発見場所の上にある建物に住んでいた。老人ホームに入居していたが……
- アタナシウス フルカネリについての記事の著者
- カトリーヌ・ルベール ガブリエルの歳が離れた妹
カフェ
もはやおなじみの場所。
OPでテンション高めに話していたのは、ラファエルの姉。
簡単に小切手を切るところをみると、だいぶリッチな様子。ラファエルは苦手そう。
0:14のテオのセリフで、「警察署の隣のバー」という設定だと判明。
カタコンブ出入り口
S1E6 0:06
- Google Maps(SV)
- 48.831889,2.3259651
扉の上に« CATACOMBES DE PARIS»とありますが、実際にはこちら↓の広場の屋内プール裏口。
Square de l’Aspirant-DunandW
Piscine Aspirant Dunand
- Google Maps(SV) ……2人が出てきた公園の出入り口
階段を上がった後、2人が右折した時に背景に見える噴水↓
ホンモノのカタコンブ・ド・パリは、ここから数ブロック東のこちら↓
- Google Maps(SV)
- 48.83398013,2.33244107
図書館
S1E6 0:29
フルカネリについての記事の著者アタナシウスがいたところ。
彼の父親の図書館という設定。
Abbaye de ChaalisW
Le musée Jacquemart-André à ChaalisW
- Google Maps(SV)
- Google Maps
- 49.14816272,2.685897685
- Wikimedia Commons > Category:Salles du Musée Jacquemart André à Chaalis
カフェの外
S1E6 0:37
ラファエルの誕生日パーディーが開かれていた店の外。
傘を差したアストリッドが去って行くのはこちら↓の方角。
ルネサンス美術館
S1E6 0:43
- Google Maps(SV)
- 49.0173401 2.378922
▼22/8/1 追記
アンリ2世の暗号箱 (Boîte à chiffrer d’Henri II)
- https://www.lehning.eu/uploads/1/2/0/8/120804163/bulletin_41-boite-2.pdf
S1E7 L’Homme qui n’existait pas 「存在しない男」
フランス2:(S1E6) 2020/03/27
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (8) 2022/09/18 [1]台風14号の影響で中国地方は9/25(24日深夜)に順延
- ヴィクトル・オータン バスの中で電子タバコを吸っていて倒れた。食肉処理場勤務。
- ヴィクトルのボス 被害者の画像を見てヴィクトルだと確認するが……
- カッサンドル・ジェルマン EDS(エコテロリストグループ)の指導者。服役中。
- マキシム・ベルモン カッサンドルの夫。
- アレクサンドラ・ジェルマン カッサンドルの妹。
- マルタン カッサンドルとマキシムの息子。カッサンドルの服役後アレクサンドラが引き取った。
- シモン・フランジュ バスの乗客。被害者を救命しようとした。
- ダフネ・シモニ 内務省テロ対策班
- ルイ・ヴァルメラス 火事の1ヶ月前に雇用された従業員。残された指輪で死亡と見なされた。
- フィリップ・コスト ラファエルの父親。
- ポール・シモニ
アストリッドの住まい
S1E7
0:02 0:27 0:55
事件現場
S1E7 0:03
バスを停めたところ。
ラスト
- Google Maps(SV)
- 48.8306945,2.3323717
お茶でもどうですか?
ラファエル
S1E8 La Mort et Compagnie 「消えた遺体」
フランス2: (S1E7) 2020/04/03
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (9) 2022/09/25
- ポール・トマ ウィリアムの兄。医師。ウィリアム同様鉄道おたく。心停止で亡くなり、お葬式まで準備されたが……
- シャルル ポールの同僚
- ドクール教授 ポールが危険だと主張していた食品添加物を研究開発している。
- ルガニュール
- ラヴァルダン 葬儀業者
- ジュリー・クロンガル お墓に書かれた名前。ドクールの姉。
- ベレジン ウィリアムの婚約者“ベレジン28”。本名カミーユ・ウィルコックス。
- オーギュスト・ルガニュール ドクールの同僚
AFT研究所
S1E8 0:18
墓地
S1E8 0:36
アストリッドがウィリアムを連れてきたところ。
Crematorium De La Fontaine Saint Martin
Crématorium du Cimetière Intercommunal de Valenton
https://www.crematorium-valenton.fr
13 Av. de la Font Saint-Martin, 94460 Valenton
- Google Maps
- 48.7365010,2.47593143
カフェ
S1E8 0:36
ラファエルがマチルドから話を聞いたところ。
いつものカフェですが、脇の入り口から入ってくるのが珍しいかも。
病院前
S1E8 0:51
ラスト
S1E8 0:53
優しさでついたウソなら
協力関係と友情は脅かされない?
S1E9 Invisible
フランス2: (S1E8) 2020/04/03
AXNミステリー:2021/05/22
NHK: (10)
- カミーユ・ヴァヴァン 冒頭の被害者。
- マルク・ヴァレンヌ 被害者宅のすぐ下の住人。麻薬売買の逮捕歴がある。指紋やDNAも現場の痕跡と一致したが……
- エステバン・アセガ 科学捜査班助手
S2E1 L’étourneau (ホシムクドリ)
フランス2: 2021/05/21
AXNミステリー:2022/03/21
- ボリス・ジョベール 被害者の弁護士。高層ビルで狙撃される。
- ホシムクドリ 過去一連の盗難事件を起こしている犯人の通称
- ギヨーム・ドルリュー 神経学者。容疑者のひとり。事件当時の入館記録がある。
- アンブル ジョベールが利用していた同伴サービスの女性
- カルミール 魔術師。ジョベールがかつて師事していた。
事件現場
0:14ではじめて外観が写りますが、S1E1でノジカール研究所として登場したものと同じビル。
ラ・デファンスのこちら↓
Cœur Défense (Tour Coeur Défense)W
- Google Maps(SV)
- 48.89103, 2.24338
室内の撮影もおそらく同じビルで、並んでいるオーバル型のうち、東側のビルの北東端の部屋と思われます。
- Google Maps
- 48.8915144,2.244339198
S2E2 Irezumi (イレズミ)
フランス2: 2021/05/21
AXNミステリー:2022/03/21
- タケシ・キムラ 被害者。護衛が意識を失っている間に浴場で刺殺される。美術品の取引で成功した家の一人息子。
- ケン キムラの護衛。紋々しょっているホンモノのヤクザ。ヤマガキ会のメンバー。
- ヒロ・モラン キムラ画廊勤務
- タケシの妻
- CE99-13 25年前殺されたヤクザ。集団墓地の番号からそう呼ばれる(後にアキラ・イチと名前が判明)。
- ナタリー・ラフォン アキラが結婚するはずだった女性。画家。
カフェ
S2E2 0:15
ラファエルがフォレスト検事と会ったところ。
看板は« Aux 3 passages »とありますが、現在は« CONTENT »。
S1から何度か登場しているところですが、この場面では正面入り口から撮られているのが新鮮かも。
11 Rue Saint-Maur, 75011 Paris
- Google Maps(SV) ……2021年4月
- Google Maps(SV) ……2022年6月
- 48.85927098,2.38284529
集団墓地
S2E2 0:34 0:47
25年前に殺された刺青のヤの男が埋葬された集団墓地。お墓の番号は« CE99-13 »。
設定ではティエ(Thiais)。
実際の撮影はこちら↓
Cimetière Communal de MontreuilW
- Google Maps
- 48.8596549,2.453178614
廃墟のプール
S2E2 0:37
ケンが倒れていたのは、セリフでは「ムードンにある廃墟のプール」。
MeudonWを探したら見つかりました。
- Google Maps
- 48.8047137,2.248352421
タバコを線香代わりに立て、片手で拝んでいるケイの背後に大きな屋敷が見えますが、こちら↓
かつて孤児院だった模様。
その北東側面が見えています。
- Google Maps(SV)
- Bing Maps(概観図・西向き)
- 48.8043729,2.247933404
- Wikimedia Commons > Media in category “Orphelinat Saint-Philippe de Meudon”W
こちら↓の画像の左手最奥の建物が、ケンの背後に見えていたもの。
屋上
S2E2 0:50
珍しい署の屋上の場面。
物思いにふけるニコラに、アルチュールが話しかけます。
周囲が写っていますので、粘ればどこだかわかるかも。 調査中。
S2E3 Le Paradoxe de Fermi (フェルミのパラドックス)
フランス2: 2020/05/28
AXNミステリー:2022/03/21
- ソフィア・ルノワール エプシロン社職員。血まみれで発見されるが記憶がない。
- マルク・ブロディ 被害者。エプシロン社の研究部長。
- ヴァンサン・ダヴィッド ソフィアが最後にSMSを送った相手。宇宙人に誘拐された被害者の会会長。
- ドゥラットル フルニエの代わりに呼ばれた法医学者
- バンジャマン・コスト ラファエルの兄
エプシロン社
事件が起きたところ。
国防省の下請けで、セキュリティが厳重……のはず。
警察署入り口
S2E3 0:06
珍しく回転ドアの入り口付近が写ります。
内部の標示には、「司法警察本部」とあります。
集会場
S2E3 0:19
ダヴィッド主催の会が開かれるという設定の円形の建物。
モンレリのサーキット、オートドロム・ドゥ・リナ=モンレリWの中にあるこちら↓
UTAC- Centre de Congrès “le 1924”
https://www.parisautoevents.com/infrastructures/le-1924
- Google Maps
- 48.6245315,2.2446077
これまでのエントリーで言えば、このサーキットは、『冒険者たち』や『オー!』で登場。
墓地
S2E3 0:45
バンジャマン・コストのお墓があるところ。
前回と同じくこちら↓で、少し北寄りの場所。
Cimetière Communal de MontreuilW
- Google Maps
- 48.860447,2.453557
S2E4 Point d’orgue (フェルマータ)
フランス2: 2021/05/28
AXNミステリー:2022/03/21
- ポーリーヌ・フォーヴェル 被害者を発見したパイプオルガン奏者
- ユーゴ・マルシャン 被害者。パイプオルガンの裏側で発見される。
- ベネディクト・グレラン 演奏助手
- ジャック・ライプニッツ ポーリーヌの師匠
- カリム 音響技師
OP・コンサートホール
事件現場。パイプオルガンのあるコンサートホール。
ラジオ・フランス内のこちら↓
- Google Maps(SV)
- 48.8523736,2.278919856
自由の女神像
待ち合わせたところ。グルネル橋。
- Google Maps(SV)
- 48.8502473,2.28000223
行く手(北西側)にラジオ・フランスが見えます。
ラジオ・フランスの建物Wは1963年。
コンサートホールは2014年にできた比較的新しいもの。
どちらも、Henry Bernard(アンリ・ベルナール)の名前と撮影年入りでエンドクレジットにきちんと©クレジットされています。
サン・ジョゼフ教会
S2E4 0:41
条件を絞っていった結果突き止めた教会。
名称は架空のものでしょうけど、内部の撮影に使われたところが気になるので調査中。
S2E5 Circé (キルケー)
フランス2: 2021/06/04
AXNミステリー:2022/03/21
- オクサナ・アントネンコ サンクチュアリの創設者
- セシル・メニャン 森の中で発見された被害者
- ロラン・ラランディエ 産科医
- ソニア・ヴュルコール サンクチュアリのメンバー
- フルール・ドゥロルム セシルに航空券を手配した人物
サンクチュアリ
S2E5 0:06
設定では、ヴァル・ド・マルヌ県ボワ・デ・ダム。
ゴヤ«魔女の夜会» → Witches’ Sabbath (The Great He-Goat)W
ポール・ロワイヤル病院
S2E5 0:15
ラランディエ医師の勤務先。
修道院の廃墟
S2E5 0:36
赤ん坊を探したところ。
- Google Maps
- 49.078526,2.226658101
- Wikimedia Commons > Category:Abbaye Notre-Dame du Val
ゴッホの最後の地、オーヴェルの近くですね。 → 『炎の人ゴッホ』
ラファエルたちが到着したのは、この↓反対側(北側)。
2人の公園
S2E5 0:47
「ただ一緒に」過ごしていたところ。
タナカさんのお店の1ブロック南にあるこちら↓
Square Louvois
69bis Rue de Richelieu, 75002 Paris
- Google Maps
- 48.868029,2.3372013
無言で座っていたベンチは、公園の北西端。
- Google Maps(SV) ……S2E5で座っていたベンチ
- 48.8681216,2.33739425
- Google Maps(SV) ……背後に写っていたすべり台
S2E6 Golem (ゴーレム)
フランス2: 2021/06/04
AXNミステリー:2022/03/21
- アーロン・カプラン 被害者。ゴーレム・ディープラーニング社役員
- ジョアキム・カプラン アーロンの弟。同社天才プログラマー
- ジュリアン・カプラン アーロンの弟。カバラの勉強会を主催。
- メイ・シャナ ジョアキムの主治医
- エヴ アーロンの妻。1年前にクルージング中の事故で死亡。
事件現場
セリフでは「プチ通り168番地」
シナゴーグ
S2E6 0:11
ジュリアンに聴取したところ。
セリフでは「ヴォークラン通りのシナゴーグ」
エンドクレジットのこちら↓
Synagogue du Quartier Latin
- Google Maps(SV)
- 48.8411077,2.347596920
……ということで、セリフ通りの場所。
2人の公園
S2E6 0:18
テツオ・タナカが頼まれた本を持ってきたところ。
場所は同じ公園で、ベンチも同じ。
前回(S2E5)よりは会話が弾んでいるかも??
0:51で再び登場しますが、今度は南東の隅へ移動、南西の角(滑り台のある方)を向いています(夕焼けについてのセリフのショット)。
- Google Maps(SV)
- 48.8678231,2.33782157
ところが次の「波長が長いから赤く見える」では、以前の位置(公園の北東角)にワープしています。
2人のシンクロ率が一気に盛り上がるこの場面、何が起きても不思議ではありません。
おなかに妙な感覚が
チクチクしました
強く感じたので病気かと
S2E7 Le livre (本)
フランス2: 2021/06/11
AXNミステリー:2022/03/21
- ジャン・ルグラス 競売商。「ヘルメス文書」を競売中に突然幻覚を見て窒息死。
- クレオ・ヴィトラック ジャンの助手。
- アンリ・ベルジェ 2003年イラクでの発掘調査隊隊長。現在パリ第一大学の教授。
- エルレット男爵 競売に参加していた車椅子の人物。調査隊に出資していた。
- イヴァナ・ペルシック エルレットの付き添い人。
- アブドゥラ・アスリ 服役中の偽造者、彫刻家
S2E8 En garde à vue
フランス2: 2021/06/11
AXNミステリー:2022/03/21
- マリッサ・マルトゥノ 断酒の自助グループ、AA(アルコホーリックス・アノニマス)の参加者。後見人を殺した件で疑われるが、冤罪を主張。
- イクセット 殺害された後見人。自助グループAAを主催していた。
- トマス・ウーリッツァー IGPN(国家警察監察総監)Wの人。警察や検察とは独自に事件を調査。
- アンドレ・ムーグ AAの会の参加者
S3E1 Plan global
フランス2: 2022/08/26
AXNミステリー:
S3E2 Memento Mori
フランス2: 2022/08/26
AXNミステリー:
S3E3 Natifis
フランス2: 2022
AXNミステリー:
S3E4 La Chambre Ouverte
フランス2: 2022
AXNミステリー:
S3E5 Témoin
フランス2: 2022
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S3E6 Sang d’Or
フランス2: 2022
AXNミステリー:
S3E7 Les Fleurs du Mal
フランス2: 2022
AXNミステリー:
S3E8 En Souterrain
フランス2: 2022
AXNミステリー:
ロケ地マップ
▼22/9/2 項目追加
資料
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- 『BONES』 Bones (2005 – )
- 『CHUCK/チャック』 Chuck (2007–2012)
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- 『時空刑事1973 LIFE ON MARS』 Life on Mars (2006-2007)
- 『私だけの紳士探偵』 Double je (2019)
- 『私は刑事ロボスコ 南イタリアの事件簿』 Le indagini di Lolita Lobosco (2021)
- 『秘密情報部 トーチウッド』 Torchwood (2006)
- 『謎の円盤UFO』 UFO (1970)
- 『警視ファン・デル・ファルク アムステルダムの事件簿』 Van der Valk (2020-)
更新履歴
- 2022/09/23 「S1E1・学校前」項目追加 S1E8にNHKの放送日と邦題追加
- 2022/09/12 S1E6,E7にNHKの放送日と邦題追加
- 2022/08/02 従来の「ロケ地」を「エピソード&ロケ地」として再編集・追記(「犯罪資料局」「S1E1・OP」「S1E1・ノジカール研究所」「S1E6・ルネサンス美術館」以外今回の更新での追記)
- 2022/06/26 「NHKで吹き替え版放送」項目追加
- 2022/04/10 新規アップ
References
↑1 | 台風14号の影響で中国地方は9/25(24日深夜)に順延 |
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コメント
はじめまして。『アストリッドとラファエル』について最も詳しく伝えておられると考え、投稿します。
NHK版2話だけでも、ラファエル的な濃密な描き込みとアストリッド的な説明し過ぎない詩情が同居し、風格が高いと感じました。姉の敵を妹が討つというプロット自体は大して珍しくもないでしょうが、「スコポラミンを含有する蘭と同じ名前を持つ」という設定により「怨霊となった姉の復讐を妹が手伝う」という線が浮かび上がる。多くの日本人が受け容れ易そうな…
趣向を凝らしまくっているのが人物の名前。ASD=自閉症スペクトラム障害からアストリッドという名前を発想するのが偉い。パイロット版の登場人物は何人も『ジュラシック・パーク』のキャラクターから持って来ており、ドクター・Tレックスの名前も飛び出しました。シリーズ化一発目では『スター・ウォーズ』っぽい名前が3~4人登場ですって?大好物です。
また吹き替えでは訳し切れないのですが、ラファエルが「ラフ」、ペラン警部が「ニコ」と短く呼び合うところも、「ラフ」マニノフという作曲家が悪魔のようだと言われた「ニコ」ロ・パガニーニの楽曲から労作したグロテスクながら見事な狂詩曲を思い起こします。『アストリッドとラファエル』オープニングで映し出される逆U字を組み合わせたような知恵の輪の名前は”CAST DEVIL”。悪魔が介在する関係を暗示するようです。
アストリッドの吹き替えに貫地谷しほりさんが配役された事には因縁を見ています。『キミ犯人じゃないよね?』では頼りない本職刑事を相棒に一度見聞きしたものは忘れない記憶力を持った探偵をやったし、連続テレビ小説『ちりとてちん』で落語の師匠を演じた渡瀬恒彦さんが迷宮入り事件を記録から掘り起こす役で亡くなる直前まで出演していたドラマ『おみやさん』最後の長編2本で付き従っていたのが貫地谷さん。『ミス・シャーロック』でも悪魔的性格の見目麗しい題名役に付き添うという具合に、アストリッドに似たシチュエーションの役柄と作品には長年近いところに居たのです。アストリッド役を人気アニメ声優が受け持ってしまうと、このようになぞらえ、重ね合わせて観るという事が不可能になります。
ハッキングのお礼としてウィリアムが招待された列車も名物なのでしょうね。英語原語のドラマと違って知られていない事象が沢山ありそうです。今後の充実に期待します。
邪魔ジェスティックさん、コメントありがとうございます。
『アストリッドとラファエル』いろいろネタが詰まっていたのですね。
ぼーっと見ていたので全然気づきませんでした。
フランスのミステリドラマを見ていると、時折アメリカのドラマのタイトルが出てきて、結構意識しているのかも、と思うことがありますが、そのくらいアメリカ製の映像作品の影響といいますか圧が強いのでしょうね。
こんにちは。
アストリッドとラファエルの第7話に登場したアンリ2世の暗号箱が実在するのか識りたくて調べていたら、居ながらシネマさんの記事に辿り着きました。
良く調べられていて、お陰さまでアンリ2世の暗号箱が本当にあると分かりました。ありがとうございました。
ねこねこさん、コメントありがとうございます。
拙記事がお役に立てたとしたら嬉しいです。
NHKでご覧になっているのでしょうか?
拙記事ではこの先もあれこれ書いてしまっていますので、ネタばれにならないよう、ぜひ放送をご覧になってから読み進めてくださいね。
こんなふうに、映画やドラマの中で気になったことや撮影場所をこつこつとチェックしているマニアックなサイトですが、他にも気に入っていただけるような記事があるかもしれませんので、またいつでもお立ち寄りください。
ありがとうございました。
はじめまして。
私もアストリッドの「あっ」を、毎回楽しみにしています。
何故か…気になるんです。
のの字さん、コメントありがとうございます。
アストリッドの「あっ」、良いですよね。
最初の放送のとき我が家でこの「あっ」がすっかりブームとなってしまい、なにかにつけ「あっ」「あっ」と言ってばかりでやかましかったこともありました……
貫地谷さんの吹き替えがどうなるか最初心配していましたが、オリジナルより少し静かで柔らかい語調となっていて、これはこれで良い感じの「あっ」でした 🙂
当初は放送日を先週にこそ狙っていたに違いないNHK版第8話「存在しない男」は、台風に飛ばされる?小さい画面で放送されると、Vincent Varinier演じる最終回の重要人物(3話連続出演)が判らなくなりますね。
フレデリックを演じるブルース・テソールは実生活でサラ・モーテンセンのパートナー。微笑みながらバッサリいく場面は知る/知らぬで全然印象違うはずです。夫婦共演を察知した吹き替えスタッフが何か仕掛けてくるのでは。
父の執務室に押し掛け、辛そうな表情も見せるラファエルについても、演じるローラ・ドヴェールの父、林真里花さんの父に関する予備知識の有無で沁み方が変わって来ると思います。
貫地谷さんも第9話でははからずもシャーロック・ホームズの名言を引用する事に。知ってて心穏やかには居られません。
「ア!」については頻繁に「あっ」や「あ”」にブレてヴァリエーション豊富過ぎ。愛嬌あり過ぎおトボケ過ぎ。大好きですけれどね。「ムー」もどきの雑誌を紐解く場面などは原音より面白くなっちゃってましたし。テンポ加速をピッタリ追尾する辺りは感性だけじゃ出来ない仕事です。
邪魔ジェスティックさん、またまたコメントありがとうございます。
本日の放送は時間は遅れたようですが、L字で無事放映されているようですね。台風の進路にあたるみなさんはドラマどころではないとは思いますが、ともかく被害が少ないことを祈っております。
「あっ」ですが、確かどこかでアストリッド自身が「ストレスがあると『あっ』と言う」とか説明していたような……。
いわゆるストレスよりはもう少し広い意味かとは思いますが、そこに彼女の感情の揺れを感じて、思わずキュートと思ってしまうのでしょうね。
たびたびお邪魔します。昨夜放送されなかった地域もあるので後日再放送があるでしょう。林真里花さんの台詞読み間違いも録り直されるでしょうし、ついでに芝居と声色が今一つかみ合わない貫地谷さん単独収録シーンも入れ直して欲しいなあ。やっとキャラを掴んだところで終わってしまうのです。
居ながらシネマさんを見習ってクレジットを頼りに気になるロケ地を探索。パイロット版で「お、おばちゃんです」の遣り取りがたまらないテオの学校として映る建物が Lycée Erik Satie (2 Rue Pierre Castagnou, 75014 Paris) と判りました。
検索を掛ければすぐ
Conseil régional
Lycée professionnel
Erik Satie
と書かれた門銘の画像が見つかります。しかし笑いの絶えない現場で作られるドラマにふさわしく、当該シーンでは門銘の下二行が
Collège
Elsa Bennett
に書き換え。番組ディレクターのエルザ・ベネットが仕掛けた冗談!
邪魔ジェスティックさん、テオの学校、ありがとうございます。細かいネタも面白いです。
後ほど本文に反映させていただきますね。
(今日はBBCで葬儀を見ながら『ザ・クラウン』を追記していたので、目が疲れてしまい、これ以上の作業は無理……)
こんにちは、居ながらシネマさん。
『ラ・ジュテ』の切り株は、Galerie de Botaniqueにあるようです。
ご参考までにウィキメディア・コモンズとグーグルマップのurlをどうぞ。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:MNHN-bota-7.jpg
グーグルマップのurlは長いので別のコメントに記載します。
グーグルマップのボタニカル・ギャラリーのurlを記載します。
https://www.google.com/maps/place/Galerie+de+Botanique/@48.8421403,2.3596572,3a,75y,90t/data=!3m8!1e2!3m6!1sAF1QipPQQBK4lqXMprCfVYVWI7uIMuQs0l3pPjbrs7YX!2e10!3e12!6shttps:%2F%2Flh5.googleusercontent.com%2Fp%2FAF1QipPQQBK4lqXMprCfVYVWI7uIMuQs0l3pPjbrs7YX%3Dw203-h134-k-no!7i1783!8i1181!4m16!1m8!3m7!1s0x47e671f13a068253:0x67fb61bd6b5a1e0e!2sGalerie+de+Botanique!8m2!3d48.8423141!4d2.3595519!10e5!16s%2Fg%2F1yg4ddlmr!3m6!1s0x47e671f13a068253:0x67fb61bd6b5a1e0e!8m2!3d48.8423141!4d2.3595519!10e5!16s%2Fg%2F1yg4ddlmr
また、別のコメントに記載しましたウィキメディアの画像は、ウィキペディアの国立自然史博物館(英語版)でも見ることができます。
https://en.wikipedia.org/wiki/National_Museum_of_Natural_History,_France
もちろんGalerie de Botanique(フランス語版)のページにもあります。
https://fr.wikipedia.org/wiki/Galerie_de_Botanique
お役に立てれば幸いです。
アストリッド・ニールセンさん、コメントありがとうございます。
おおっ、ここにありましたか。これでスッキリです♪
まとめると
・映画の時点(1962年)では屋外で簡単なひさしのような屋根の下に置かれていた。
・『ラ・ジュテ』の記事で掲載させていただいた画像の時には(2000年撮影milouさん)「何気なく事務所のような建物に入ったらロビーに飾られていた」。
・そして今は、植物学ギャラリーの入り口ホールにど~んと展示されている
ということのようですね。
入り口の目立つところにあるということは、やはり目玉物件なのでしょうか 🙂
いただいた情報は、後ほど『ラ・ジュテ』の方に掲載させていただきます。
Wikimedia Commonsの画像はCC-BY-SAなのでこちらもついでに使わせていただこうかと思っています。
ではでは情報どうもありがとうございました!