目次
作品メモ
ひとつ前のエントリー『スター・トレック イントゥ・ダークネス』から、ベネディクト・カンバーバッチつながり。
シャーロック・ホームズものがどれだけ映像化されているか知りませんが、モダンかつユニークな点においてイギリスBBC製作のこのシリーズが極みでしょうか。
最初にNHKBSで見て、たちまち虜になりました。
シャーロック・ホームズにベネディクト・カンバーバッチ。
ジョン・ワトソンにマーティン・フリーマン。個人的には『ラブ・アクチュアリー』のあの男優さんであり『銀河ヒッチハイク・ガイド』のあの主役としておなじみでしたが、人に説明しづらかったのが残念なところ。このドラマ以降は「『SHERLOCK』のワトソン役の人」と言えば通じるようになったのでありがたいです。
現在(2013年9月)第2シーズンまで放映済み。
撮影中の第3シーズンが待たれます。
huluではこちら。
http://www.hulu.jp/sherlock
ロケ地
IMDbではたとえば第1シーズンの第1話はこうなっています。
Cardiff, South Glamorgan, Wales, UK
London, England, UK
今回はテレビドラマの「本部はここ」シリーズを兼ねてこの一箇所。
ベーカー街221B
プライベートな物件かもしれませんので、(同じことですが)あくまでカフェ”SPEEDY’S”の場所ということで示しますと……
参考までに、ホンモノの「ベーカー街221B」についてはこちらをどうぞ。
記事にあるシャーロック・ホームズ博物館とブルー・プラークは、マップではこちら。
上記”SPEEDY’S”はここから東へわずか1.5kmほどのところです。
画像追記(2013/11/05)
milouさんから画像を提供していただきました。
(いつもありがとうございます♪)
詳しくは、当エントリーの下にあるコメント欄の他、アルバムの方でもmilouさんが各画像にそれぞれ詳しくコメント付けてくださっていますので、そちらもぜひ(画像をクリックして)ご覧ください。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
博物館入口。
以下ベーカー街(ロンドン)の画像はすべて1998年7月撮影。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
これはとても面白い当時の入場券。
今はもうゲットできないようです。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
館内のひとコマ。
見学者の方がホームズになりきっていますが、解像度は低いので掲載許してください。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
ホームズへの手紙のようですが、その上の写真は……
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
こちらの御方。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
本物(?)のベーカー街221番地(bはない)にあったAbbey House。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
今はない(架空の)221b番地を示すプラーク。
上掲画像の右端に見えています。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
べーカー・ストリート駅前で宣伝カードを配るホームズ(?)氏。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
94 Baker Street。
FAB4ファンにはおなじみの元アップル・ショップ。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
98年7月。
ソーホーにあった頃のBeatles Shop(コメント欄参照)。
©1998 milou アルバム「ロンドン」から |
ソーホー Beatles Shop のチラシ(コメント欄参照)。
©1999 milou アルバム「ロンドン」から |
ピカデリーにあった頃のElvisly Yours(コメント欄参照)。
おそらく1999年とのこと。
©2005 milou アルバム「香港マカオの映画関連」から |
こちらはいかにもmilouさんらしい持ちネタ。
香港にもBaker Street (必嘉街)があったので行らっしゃったとのことです(コメント欄参照)。
221bはなかったので22番地とのこと。
撮影は2005年12月。
©2005 milou アルバム「香港マカオの映画関連」から |
こういったお店でした。
S1E1「ピンク色の研究」(2013/12/31追記)
以下コメント欄でmilouさんから情報寄せていただきました。
(いつもありがとうございます♪)
タクシーの窓に映るH&M(14/1/7追記)
コメント欄で、「少し後に Bronmpton Rd のH&M の前を通る(となりのベネトンもUnited Co…と確認できる)」と書いていただいたところ。
どのショットだかようやくわかりました。
huluで言うと、0:19:23あたり。シャーロックのセリフで「総合すればアフガニスタンかイラクだ」のところ。
たしかにタクシーの窓に赤いH&Mが映っていますが、こんなの普通気づきませんてば(笑)。
夜道
0:48頃。
「ノーサンバランド通り(Northumberland)」を目指して2人が歩いているところ。
追跡マップ
0:52頃。
スタート地点はここ。
資料
関連記事
海外ドラマ、本部はここ
- 『BONES』 Bones (2005 – )
- 『CHUCK/チャック』 Chuck (2007–2012)
- 『CSI:マイアミ』 CSI: Miami (2002)
- 『Dr.House』 House M.D. (2004 – )
- 『Empire 成功の代償』 Empire (2015– )
- 『FRINGE/フリンジ』 Fringe (2008-2013)
- 『GOTHAM / ゴッサム』Gotham (2014– )
- 『MI-5 英国機密諜報部』 Spooks (2002– 2011)
- 『Misfits/ミスフィッツ -俺たちエスパー!』 Misfits (2009–2013)
- 『MR. ROBOT / ミスター・ロボット』 Mr. Robot (2015– )
- 『PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット』 Person of Interest (2011-)
- 『REX ~ウィーン警察シェパード犬刑事~』 Kommissar Rex (1994-2004) / 『REX』 Il commissario Rex (2008-2015)
- 『SHARK カリスマ敏腕検察官』 Shark (2006)
- 『SHERLOCK(シャーロック)』 Sherlock (2010– )
- 『THE BLACKLIST/ブラックリスト』 The Blacklist (2013– )
- 『THE BRIDGE/ブリッジ』 Bron | Broen (2011)
- 『THE MENTALIST/メンタリスト』 The Mentalist (2008– )
- 『The Office ジ・オフィス(U.K.)』 The Office (2001–2003)
- 『お葬式から事件は始まる』 Vier Frauen und ein Todesfall (2005-)
- 『よみがえり ~レザレクション~』 Resurrection (2014– )
- 『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』 Astrid et Raphaëlle (2019-)
- 『アメリカン・ホラー・ストーリー:魔女団』 American Horror Story: Coven (2013-14)
- 『ウェイワード・パインズ 出口のない街』Wayward Pines (2015– )
- 『ウーゼドム・ミステリー 罪深き母の捜査ファイル』 Der Usedom-Krimi (2014)
- 『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』 Orange Is the New Black (2013– )
- 『キケンな女刑事 バック・トゥ・80’s』 Ashes to Ashes (2008–2010)
- 『クリミナル・マインド FBI特命捜査班レッドセル』 Criminal Minds: Suspect Behavior (2011)
- 『クロッシング・ライン〜ヨーロッパ特別捜査チーム〜』 Crossing Lines (2013– )
- 『クローザー』 The Closer (2005–2012)
- 『コンティニアム CPS特捜班』 Continuum (2012-2015)
- 『コールドケース』 Cold Case (2003)
- 『シェイクスピア&ハサウェイの事件簿』 Shakespeare & Hathaway: Private Investigators (2018-)
- 『シェトランド』 Shetland (2013– )
- 『シャーロック・ホームズとワトソン博士』 Шерлок Холмс и доктор Ватсон (1979)
- 『シャーロック・ホームズの冒険』 The Adventures of Sherlock Holmes (1984-)
- 『ジェシカおばさんの事件簿/悪党は岬に眠れ』 Murder, She Wrote: Joshua Peabody Died Here… Possibly (1989)
- 『スニファー ウクライナの私立探偵』Нюхач (2013-)
- 『ゼロアワー 禁断の刻限』 Zero Hour (2013)
- 『トラップ 凍える死体』 Ófærð (2015)
- 『ドクター・マーティン』 Doc Martin (2004– )
- 『ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル』 Numb3rs (2005)
- 『ヒューマン・ターゲット』 Human Target (2010-2011)
- 『ヒンターランド』 Y Gwyll (2013)
- 『フォルティ・タワーズ』 Fawlty Towers (1975–1979)
- 『フラッシュフォワード』 FlashForward (2009)
- 『ブレイキング・バッド』 Breaking Bad (2008–2013)
- 『ブロードチャーチ 〜殺意の町〜』 Broadchurch (2013-)
- 『ベター・コール・ソウル』 Better Call Saul (2015– )
- 『ボストン・リーガル』 Boston Legal (2004)
- 『ボディ・オブ・プルーフ/死体の証言』 Body of Proof (2011–2013)
- 『ミステリー in パラダイス』 Death in Paradise (2011– )
- 『ミッシング』 Missing (2012)
- 『モンタルバーノ ~シチリアの人情刑事~』 Il commissario Montalbano (1999-) / 『ヤング・モンタルバーノ』 Il giovane Montalbano (2012-)
- 『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』Mozart in the Jungle (2014– )
- 『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』 Lie to Me (2009)
- 『リトル・ブリテン』 Little Britain (2003–2006)
- 『リバー』 River (2015)
- 『リンリー警部 捜査ファイル』 The Inspector Lynley Mysteries (2001– )
- 『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』 Leverage (2008)
- 『ワンス・アポン・ア・タイム』 Once Upon a Time (2011– )
- 『ヴェラ ~信念の女警部~』 Vera (2011– )
- 『刑事フォイル』 Foyle’s War (2002–2015)
- 『名探偵ポワロ』 Agatha Christie: Poirot (1989)
- 『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』 Inspector George Gently (2007–2017 )
- 『時空刑事1973 LIFE ON MARS』 Life on Mars (2006-2007)
- 『私だけの紳士探偵』 Double je (2019)
- 『私は刑事ロボスコ 南イタリアの事件簿』 Le indagini di Lolita Lobosco (2021)
- 『秘密情報部 トーチウッド』 Torchwood (2006)
- 『謎の円盤UFO』 UFO (1970)
- 『警視ファン・デル・ファルク アムステルダムの事件簿』 Van der Valk (2020-)
更新履歴
- 2014/01/07 「タクシーの窓に映るH&M」追加。
- 2013/12/31 S1E1「ピンク色の研究」追加。
コメント
昔と違いTVドラマはまったく見ないし、シャーロキアンではなくルパン派(?)ですが221bには行ったので余談として…
言うまでもなくホームズは架空の存在で住んでいたはずのベーカー街に今も昔も221bという番地は存在しない。しかし(Wikiに詳しいが)1930年にできた221番地(一応プラークが貼ってあった)には世界中からホームズ宛の手紙が届くし239番地で1990年オープンのホームズ博物館には当然221bの番地が正式に付けられている(つまり現在左隣のKinleigh Folkard & Hayward が235-7で右隣が241番地というミステリー)。
もうひとつベーカー街には面白いことがある(僕だけ?)。ホームズ博物館の2軒左にElvisley Yours と London Beatles Store の2軒(1軒?)の店がある。少なくとも98年には両方とも中心部にあった。Elvisley Yours はピカデリーのTrocadero Centre 内、Beatles Shop はソーホーのKingly Street。僕がホームズ博物館に行ったのは98年だが、まだどちらもなかった。しかし多分99年にBeatles Store がオープンし、翌年ぐらいにElvisleyも出店したが現在は同じ建物なので経営者は同じかもしれない。さらに向かいにはIt’s Only Rock N’ Roll というStones 始め多くのロックスターのメモラビリアの店があり一部の(?)観光客にはありがたい地域。僕は古い店は両方行ったがベーカー街の店は入ったことがない。
ついでのおまけで、不思議ではないが香港にも Baker Street(必嘉街)があったので行ってみた。やはり番地は120ぐらいまでで221Bはないので関係ないが22番地の写真を撮っておいたが、この通りは葬儀関係の店が並ぶ通りだったのでミステリー(死体)に無縁ではないかも??
milousん、コメントありがとうございます。
遅くなりましたが、画像アップさせていただきました。
ホームズ博物館の入場券、記念グッズとしてもとても良いのに、なぜやめてしまったのでしょうね。
香港のお店の看板、「殯の森」のおかげで何屋さんだか雰囲気つかめましたが、それがなかったら赤い文字で安福だと、慶事と勘違いしてしまいそうです。
先日の無料放送を録画したのでチェックしてみた。時代劇(?)じゃないので驚いたが、まあうまくアレンジしていますね。屋外の部分は夜景ばかりで分かりにくいが確実なところから。
☆まずは48 分頃に2人が歩くバックにandrew jose & Jlife という店が見える。1 Charlotte St.にある店で現在のSVではandrew jose のみが残っている。つまり二人はPersy Street を東に向かっていて設定上では道の突き当たり(T字路)が入ったレストランの場所になる(実際は違う)。
それにしても台詞ではNorthumberland 通りは歩いて5分だというが、恐らくはタクシー-で来たはずなので5分も歩くことはありえない。ベーカー街から歩いたならあり得る(オーナーが杖を返しに来るし)。
なお Northumberland 22番地といっても Avenue、Street、Road、Place、Park、Glove と各種あるが少なくとも徒歩5分で行ける範囲にはない。
☆映画では店からの追跡場面の地図を何度も出す。それによるとスタートはWardour St.の100番地あたりから北上し左折してBroadwick St.に入る。以下『ひかりのまち』同様にSOHOをぐるぐる廻るが省略して屋上を走る時バックに見える教会らしき塔はSt Anne’s Church に間違いないだろう。そのあと地上に降りて走る時にはSoho Screening Rooms [14 D’Arblay St] の前を通る
☆4番目の事件現場ブリクストンに行くタクシーの窓にGlasgow 592 というバスの表示が映る。ということは、グラスゴー行きで都市名だからローカルのバスではなく長距離のコーチで車体の白い色から僕もよく利用したNational Express だと思われ調べると592 はLondon からAberdeen 行きでGlasgow も通る。グラスゴーは終点ではないが12月24日のみ終点になっている。(imdb にある)カーディフからAberdeen行きも592 だがグラスゴー行きは539 になっている。
しかし実は場所はグラスゴー近辺ではなくロンドン市内、なぜなら少し後に Bronmpton Rd のH&M の前を通る(となりのベネトンもUnited Co…と確認できる)、そうなれば少し後のアーチ型のイルミネーションはハロッズだろうし12月24日撮影も考えられる。そして言うまでもなくグラスゴー行きのコーチも同じBronmpton Rd を通る。(ちなみに、この場面タクシーに乗った時は明るいのに一瞬にして夜になる)
☆ワトソンがホームズを助けに向かう時、チューブのKnightsbridge 駅を通る。多分Sloan St とKnightsbridge St 交差点南東角のHarvey Nichols 前の入口だろう。
ドラマは吹き替えなので地名などの推定が難しい。ノーサンバランドは合ってると思うがロリストンとはLauriston だろうか…
あと、恐らくは誤訳だと思うが4番目の事件だけ遺書があると言ったのに一切出てこない。多分ダイイング・メッセージのRachel のことだろう。
ホームズの本を何冊ぐらい読んだかは分からないが熱心な読者ではなかったのでトリヴィアルな知識もないのだが“ノーサンバーランド”を調べるとピンクの研究ならぬ「緋色の研究」の冒頭から登場しワトソンが軍医補として配属されたのが第五ノーサンバーランド・フィージリア連隊、「バスカヴィル家の犬」のバスカヴィルが滞在するのがノーサンバーランド・ホテル、「ホームズの事件簿」ではノーサンバーランド街のサウナが、と結構馴染みのある名前だった。つまり当然ドラマの作り手も意識して使っているはず。また、だからだろうが(多分前を撮ったことはある)10 Northumberland Street には観光スポットでもあるパブのThe Sherlock Holmes がある
,
milouさん、コメント&情報どうもありがとうございます。
時代劇じゃないんですよ、これ。うまくアレンジしてますね。
一部追記しました。すみませんが後は来年の作業になってしまうかもしれません。
また来年もどうぞよろしくお願い致します。