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『MI-5 英国機密諜報部』 Spooks (2002– 2011)

MI-5 DVD-BOX I

作品メモ

ひとつ前のエントリー『CHUCK/チャック』がいかにもアメリカ製のスパイコメディなら、こちらはイギリスBBC製作のリアル志向のスパイもの。タイトルそのまんま、MI-5の情報部員たちの活躍を描きます。
007でおなじみMI-6も登場したりしますが、お気楽で荒唐無稽な描写はなく、ノリはあくまでリアルかつシビア。
犠牲者も出しながら峻烈な諜報戦を展開する職員が、一方では家庭を持ち良きパパとしてふるまっている、そんな生活感あふれるリアルな描写が持ち味です。

かといって昔のイギリス映画の諜報もののように地味で陰気な場面が延々続くということもなく、ハラハラドキドキの出来事やアクションシーン、意外なオチなど視聴者の興味を惹くような仕掛けをあれこれ用意しています。
確かル・カレが酷評していた記事をどこかで読んだことがありますが、まあそこらへんはテレビドラマですし目くじら立てても仕方ないでしょうかね~。

ケーブル局の契約チャンネルの関係でこれまで一部しか見られませんでしたが、今ならhuluで多くのエピソードを視聴できるのが嬉しいところ。

http://www.hulu.jp/mi-5

ロケ地

IMDbでは、

Freemason’s Hall, Great Queen Street, Covent Garden, London, England, UK (Thames House exteriors)
Leyden Street, Shoreditch, London, England, UK
London, England, UK

MI-5本部

保安局(Security Service)、通称MI-5の本部。
設定では、テムズハウス(Thames House)W
実際の外観やロビーなどは、IMDbのリストにあるこちら。

Freemason’s HallW, Great Queen Street, Covent Garden, London, England, UK


大きな地図で見る

参考までに、ホンモノのテムズハウスはこちら。

資料

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