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『孤高の警部 ジョージ・ジェントリー』 Inspector George Gently (2007–2017 )

George Gently [Import anglais]

目次

作品メモ

このところVODで見られる作品を続けていますが、ひと休みしてAXNミステリーで放映された英国ミステリードラマ。
1年以上前に一押しのドラマとして『刑事フォイル』のエントリーをリキ入れて書きましたが、あちらが第二次大戦の戦中から戦後にかけてのお話なら、こちらは60年代が舞台。
やはり殺人事件の解明を軸に、世相を織り込みながらその時代に生きた人々を描いてみせるという趣向で、負けず劣らず非常に見応えのあるシリーズだと思います。

イギリスではBBC Oneで2007年から放送。
今年(2015年)シーズン7まで放送され、AXNミステリーでも放送済みですが、その先続くかどうかは不明。
(※18/8/13追記) 本国では2017年にシーズン8が2本放送(5月21日、10月30日)、全25話でフィナーレとなりました。 日本ではAXNミステリーでこの(2018年)8月に2本とも放送されています。(追記ここまで)

The Original Inspector George Gently Collection

オリジナルドラマだった『刑事フォイル』に対し、原作があるようです。
アラン・ハンターというあまりなじみのない作家ですが、主な著作がこのジェントリー警部シリーズで、翻訳はされていない模様。

こちら↓はシーズン7(第20話~)のトレーラー

 
 

キャラクター

ジョージ・ジェントリー警部にマーティン・ショウ(Martin Shaw)。
正義感が強く、平気で上の者ともやりあうところなどは刑事フォイルと似通っていますが、フォイルが有名大出身のエリート警視正だったのに対しジェントリーはいわば労働者階級のたたき上げという設定。ボクシングが好きで、時折腕っぷしを披露してしまうところもあり、キャラがだいぶ違います。
プライベートでは、第二次大戦中にイタリアで知りあった美人の奥さんがいましたが、第1回でいきなり残念なことに……
子供はなく、オフの時はスコッチを飲むか、サンドバッグを叩いたりしています。

長年スコットランドヤードに勤務していましたが、警察内部の腐敗に立ち向かったために疎んじられ、最愛の妻も失い、警察を去る最後の「ひと仕事」として、北イングランドの町ダラムでの事件を担当するところからドラマが始まります。

そこで知りあった現地警察署のジョン・バッカス巡査部長にリー・イングルビー(Lee Ingleby)。スコットランドヤードに転勤することを夢見る良くも悪くも若さがたっぷりの男。警部とは何から何まで正反対のキャラで、しょっちゅう周囲や視聴者をイラっとさせるような言動をとったりしますが、刑事として時折きらりと光るところを見せたりします。
プライベートでは、署のお偉いさんの娘と結婚しています。

もともと最後の「ひと仕事」のつもりだったジェントリー警部ですが、バッカスに才能と危うさの両方を感じとり、そのままダラムにとどまって彼の成長を辛抱強く見守る道を選びます。
ベテランと若手というこの2人組が毎回事件を解決していくわけですが、バディものというよりは師匠と弟子で、いわばジェダイマスターとパダワン。

準レギュラーとしては、パイロット版を含めて多くの回に登場していたテイラー巡査にサイモン・ハバード(Simon Hubbard)。大柄で温和ななごみ系キャラですが、主に内勤としてきちんと業務をこなし、チームを助けます。

またシーズン6からは女性もレギュラー入り。
レイチェル・コールズ巡査にリサ・マクギリス(Lisa McGrillis)。男性社会の中でつぶされかけたところを、ジェントリー警部に見出されチームの一員となります。とても有能で、バッカスもうかうかしていられません。
 

舞台

主な舞台はイングランド北東部のダラムW
ニューカッスルの名前も、近くの都会としてよく出てきます。時代設定は違いますが、『ヴェラ ~信念の女警部~』で登場したところですね。

ロケ地はIMDbの全体ページでは、

Durham, County Durham, England, UK
Ireland

ですが、各エピソードのページに個別に書かれている場合もあります。
気になった場所は下のエピソードリストの中で具体的にチェックしました。
最初の頃はアイルランドでの撮影も多いようですね。60年代のイギリスを表現するとなると、適切なロケ地が少なくなっているのかもしれません。

クルマ

60年代のイギリスのクルマがあれこれ登場します。
例によってIMCDbの受け売りですが……
最初の頃バッカスが乗っていたのは、1967 MG BW

IMCDbではエピソード毎にまとめられています。

エピソード&ロケ地

執筆現在(2015年12月19日)日本語版Wikipediaの項目がないようですので、こちらでエピソードリストを作っておきました。
『刑事フォイル』で懲りたはずでしたが、他にうまい表現方法がみつからず、またもや全エピソードを1ページにまとめてしまっています。

  • 英題のリンクはIMDbのエピソード毎のページヘ飛び、邦題のリンクはAXNミステリーのエピソード毎のページヘ飛ぶようにしてあります。
  • AXNミステリーでは通し番号だけ使われています。
  • 英語版Wikipediaではエピソード1をパイロットとして別シーズン扱いしています。
  • 日付はイギリスでの放送日。
  • ロケ地は例によってウェブマップを頼りに画面とにらめっこでチェックしています。間違えていたらごめんなさい。誤りのご指摘大歓迎です。

第1話(S1E1/Pilot) 再挑戦の始まり Gently Go Man

07/04/08
1964年ロンドン。
妻イザベラ(Isabella)の葬儀から始まります。
仇敵ウェブスター役はフィル・デイヴィス。最近では『ホワイト・チャペル』でたたき上げの刑事役としてレギュラー出演。この俳優さん、いつも西村晃さんを連想してしまいます。

ダラム郡警察本部

DURHAM COUNTY POLICE HQ
赤煉瓦造りのクラシカルなたたずまい。調査中。
この建物はパイロット版だけで、2話目以降は別の建物が登場し、さらにその後も別の赤煉瓦造りの建物となっています。

湖を見下ろす道

0:16頃
ジェントリーとバッカスが初めて会った事故現場。
撮影はアイルランド、Wicklawのこちら。

テイ湖W

ちょうどこのアングル。
カメラ南向き。

聖堂内部

舞台となるダラムにも大聖堂がありますので、設定としてはそちらということかもしれませんが、パイロット版で撮影に使われたのはダブリンにあるこちら。

クライストチャーチ大聖堂W

※18/4/7追記
Bill McCrearyさんから画像を提供していただきました。
ご自身のブログに多くの画像をアップされていますので、ぜひご訪問ください。

ここでは、上掲画像の一番奥、フィル・デイヴィスが寝転がっていたところを選ばせていただきました(笑)。

※18/4/14画像追加
ドラマでは登場しませんでしたが、外観。

夜の海岸

ジェントリーがチャイナと待ち合わせた海岸。
撮影場所としてはアイルランド、グレイストーンズ(Greystones)のこちらの港のあたりと思われますが……

その後整備され、今ではだいぶ地形が変わっています。
Google Earthの時間スライダーで2005年まで遡ると、当時の雰囲気を確認できます。

こちらは2005年撮影ということで、おそらく撮影当時もこういった感じだったと思われます。

チャイナが話しかけてきたショットの背景はこのあたりの建物。

第2話(S1E2/S1E1) 裏切りの末路 The Burning Man

08/07/13
情報屋「チャイナ」役の俳優さんが、Sean McGinleyからトニー・ローア(Tony Rohr 『デレク』の父親役の人)に代わっています。

第3話(S1E3(/S1E2) 偶然が犯した罪 Bomber’s Moon

08/07/20

事件現場の港

設定はノーサンバーランドですが、撮影は第1話夜の海岸の場面で登場したアイルランド、Greystonesの港。
前述の通り今では整備され、防波堤が一新、内側に駐車場などができています。

この画像は、オープニングのショットとほとんど同じアングル。
2007年7月撮影とのことで、第3話放送の前年のものですね。

腕組みするバッカスの背景。

警部がやってきたのは、こちらの碇のオブジェのそば。

ホテル

“REDDENHURST HOTEL”という設定。場所不明。

第4話(S2E1) 沈黙は永遠に Gently with the Innocents

09/03/03

防波堤

0:56頃、コーラ・デヴィッドソンがいたところ。
全エピソード中、1,2を争う悲しいお話に相応しい景色でした。
撮影場所は、アイルランド、ハウス(Howth)の港。
彼女がいたのはこのあたり。

警部たちがやってくるショット。

特徴的な形の小島は、アイルランズ・アイ(Irelands’s eye)Wと呼ばれているようです。

引いて見た画像ですが、3人が話していたのは、防波堤の曲がったあたり。
島は思ったより間近で、ドラマではかなりの広角で撮っていたことが判ります。

第5話(S2E2) 奔放への報い Gently in the Night

09/03/10
1964年ニューキャッスル。
カジノ「レークス」のオーナー、パトリック・ドノヴァンに『ダウントン・アビー』のブレンダン・コイル。

第6話(S2E3) 憎しみの残影 Gently in the Blood

09/03/17
1964年サウスシールズ

第7話(S2E4) 新たなる挑戦 Gently Through the Mill

09/03/24 製粉所、選挙戦
候補者ジョフリー・パーショーに『ノッティングヒルの恋人』のティム・マッキナリー。

フリーメイソンの館

1:00頃。

ダブリン城WのBedford Hall

外観だけではなく、内部もこちらでの撮影のようです。

© Copyright Joseph Mischyshyn
and licensed for reuse
under this Creative Commons Licence

階段ホール

廊下

ホール

※18/4/7追記
こちらもBill McCrearyさんから画像を提供していただきました。
ご自身のブログに多くの画像をアップされていますので、ぜひご訪問ください。

ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学) アイルランド・英国紀行(2015年9月)(88)

着替えたバッカスは、この右手の扉から出てきます(笑)。

第8話(S3E1) 隠された正体 Gently Evil

10/09/26
このシーズンから1966年となりました。
字幕も「ニューキャッスル」と「ニューカッスル」で揺れています。

海沿いの道

0:17頃

第9話(S3E2) 混沌のキャンパス Peace and Love

10/10/03

スワン・ハンター造船所

※18/8/26項目追加

コメント欄でkazさんから情報を寄せていただきました(2018年8月21日 12:04)。

冒頭警察とデモ隊が対峙するのは、そのまんまの名前で実在したこちら。

Swan HunterW

Google Earthの時間スライダーで見る限り、2006年あたりから解体が進んでいるようです。

最初の被害者が発見されたドックも、こちらのものと思われますが、未確認。

サッカー場

0:03

大学

0:06

設定ではダラム大学W
ジェントリーたちが入っていったのは、大学を構成するカレッジのひとつ。

University College, DurhamW
ダラム城W

現場

Railway Bridge, Weardale Railway, Stanhope, County Durham, England, UK
(David Swift’s body is discovered on the railway track)

第10話(S4E1) 破滅への道 Gently Upside Down

11/09/04
1966年ダラム 原題の”Upside Down”はドラマの中の若者向けテレビ番組名

川縁

放課後2人が歩いていたのは、『ヴェラ 信念の女警部』でおなじみのニューカッスル、タイン川沿い。

屋上

0:25頃
2人に話を聞いていたのは、こちらの屋上。

第11話(S4E2) 裁かれる者 Goodbye China

11/09/11
第1話-第3話で登場していた情報屋の不審死 「新時代」(the future)到来
リズ・トンプソン婦警にルシー・アクハースト(Lucy Akhurst)。

警察署

このエピソードでは警察署外観がたっぷり写ります(0:03,0:31)
IMDbにこちらの名前がありましたが、ここではないようで……。

Tudhoe Grange School, Durham Road, Spennymoor, County Durham, England, UK
(police station where Gently and Bacchus work)

……実際には第12話のIMDbのリストにあるこちらと思われます。

Durham Johnston School, Whinney Hill, Durham, England, UK (Police Station)

橋のそば

チャイナと最後に会ったところ。
橋はダラムのElvet Bridge。

モロイ夫妻の住まい

0:23頃
第20話でバス停留場として登場したところと同じ通りでした。

釣り

0:44

第12話(S5E1) ノーザン・ソウルの夜に Gently Northern Soul

12/08/26
1968年ニューカッスル
このシーズンから1968年。

「カールトン」(内部)

Town Hall Theatre, Raby Road, Hartlepool, County Durham, England, UK
(Carlton Club – interior)

ケニーの住まい

East Atherton Street, Durham, England, UK (The Kenny’s home)

第13話(S5E2) 歌声の行方 Gently With Class

12/09/02
1968年ノーサンバーランド

Silver DaggerW

 
 
 

ブラックストーン家

門から邸宅まで果てしなく敷地が広がります。
設定ではアバーウィック・ホール(Abberwick Hall)と呼ばれていますが、実際の撮影はこちら。

Biddick HallW, Bournmoor, Chester-le-Street, County Durham, England, UK

途中で通った橋と門は、3kmほど西のこちら。

第14話(S5E3) 消えた子供 The Lost Child

12/09/09

坂の上の建物

※18/8/26項目追加

0:37頃
犯人2人を逮捕したところ。

コメント欄でkazさんから情報を寄せていただきました(2018年8月24日 14:50)。

Moorcock Inn, Waskerley, County Durham, UK

情報ソースはこちら↓

http://www.waymarking.com/waymarks/WMJ0Z4_Moorcock_Inn_Waskerley_County_Durham_UK_Inspector_George_Gently_Lost_Child_2012

風車

1:05
グローブス夫人がとある人物と会っていたところ。
使われていない石造りの風車。
調査中

※18/8/26追記
コメント欄でkazさんから情報を寄せていただきました(2018年8月24日 14:10)。

Cleadon Windmill

 
 
 

第15話(S5E4) ジェントリー汚職疑惑 Gently In The Cathedral

12/09/16
劇的な一本。ジェントリー警部の孤高の闘い、ここに極まれり。
シーズン5の掉尾ということで、もしかするとこれでシリーズ終了も考えていたのではと、思ってしまいます。

大聖堂

ダラム大聖堂(Durham Cathedral)W, Durham, County Durham, England, UK (Durham Cathedral)

外観は他のエピソードで何度か登場しますが、内部を含めてこれだけ大事な舞台となるのはこのエピソードだけではないでしょうか。

第16話(S6E1) 死の真相 Gently Between The Lines

14/02/06
1969年ニューキャッスル
再開発地区の立ち退き騒動
前回の壮絶なラストから1年後の設定で、いよいよ60年代も最後。放送日も1年4ヶ月ほど空いています。
レイチェル初登場。

警察病院

印象的な建物ですが、場所は不明

警察署

このシーズンから警察署がまた変わったでしょうか。
IMDbにはあいかわらずこちらの名前がありますが、ここではないようで……。

Tudhoe Grange School, Durham Road, Spennymoor, County Durham, England, UK (police station where Gently and Bacchus work)

※18/7/25追記
コメント欄でkazさんから情報を寄せていただきました(2018年7月25日 04:10 2018年7月25日 12:51

警察署はIMDbのリストが正解で、2015年に取り壊されているとのことです。
SVで以前の姿を見ることができました。
Google Mapsの衛星画像やそれを利用しているWikimapiaでもまだ建物を確認できます。

第17話(S6E2) キャンプ場に潜む闇 Blue for Bluebird

14/02/13
1969年ソルトバーン

桟橋

Saltburn PierW

ケーブルカーがすぐそばに迫っているという、とてもおもしろいところですね。

第18話(S6E3) ホープウッドの秘密 Gently With Honour

14/02/20
1969年レッドカー
サウナでの殺人事件 軍の秘密研究所 容疑者の兄

ホープウッド

施設の撮影に使われた建物が気になりますが、不明。

第19話(S6E4) 炭坑町の闘い Gently Going Under

14/02/27

第20話(S7E1) 被害者の声 Gently with the Women

15/04/29
1969年ダラム

娼家のある坂

IMDbのリストにあるこちらの通り

Crossgate, Durham (Brothel)

現場近くの橋

ダラム大聖堂の南西側に架かるこちらの橋。

プレベンズ橋(Prebends Bridge)W

歩行者用の橋

ダラム大聖堂の東側に架かるこちらの橋。

キングスゲート橋(Kingsgate Bridge)W

ジェマと話した防波堤

ダラムから東へ25,6kmのこちら。

ハートルプール(Hartlepool)W

防波堤はWikimapiaではThe Heugh breakwaterとなっています。

マップは略しますが、ジェマの住まいは近くにある良さげなテラスハウス。
刑事のお給料で住めるところなのでしょうか??

バス停留所

バス停留所前として登場した街角はダラム市内のこちら。

第11話でモロイ夫妻の住まいがあった通り。

第21話(S7E2) 巨悪への挑戦 Breathe in the Air

15/05/06
1969年ノーサンブリア
閉鎖された工場 アスベスト被害 レイチェルの少女時代
レイチェルの知り合いの夫婦に、ニコラス・ウッドソンとレスリー・ニコル。

工場

イースターホープという設定。

第22話(S7E3) ゆがんだ友情 Gently Among Friends

15/05/13
1969年ニューカッスル
3人の幼なじみ 街の再開発 清掃局のストライキ

橋の下の現場

ニューカッスル、タイン橋(Tyne Bridge)W北側。

第23話(S7E4) 若者たちの叫び Son of a Gun

15/05/20
1969年ダラム
クリスマス

第24話(S8E1) 抑圧からの解放 Gently Liberated

※18/7/25項目追加
17/05/21
1970年

第25話(S8E2) 新しい時代 Gently and the New Age

※18/7/25項目追加
17/10/30
1970年
堂々の最終回。現役引退間際のジェントリー警部が最後に立ち向かった事件とは……??
ふたたび初回の話が持ち出され、ウェブスター(フィル・デイヴィス)は一体何だったんだ~と嘆きたくなるむきもありましたが、見終えた後これから警察組織が腐敗を断ち切り新しい時代を迎えられるのか、後を引き継いだバッカスとレイチェルが70年代にどんな活躍をみせるのか、作られることのない26話以降に思いを馳せたくなるような見事なしめくくりでした。

北の地を新たな経済の拠点にしようと奮闘する政治家マイケル・クレメンツに『ヒンターランド』のリチャード・ハリントン。

コインロッカーに有るものを求めて訪れたところ。

タインマウス駅W

昔のコインロッカーはさすがに小道具。

運搬橋

レイチェルがバッカスを待っていたところ。
ティーズ川に架かるこちら↓

Tees Transporter Bridge (Middlesbrough Transporter Bridge)W

『ロシュフォールの恋人たち』の冒頭を連想しますね。

海岸

OPとラスト近くに登場するところ。
ティーズ川の河口近くで、おそらくこのあたり↓

geographではNorth Gare Sandsと標されています。

決め手は背景に見える工場施設で、たとえば駆け寄ってくるバッカスの背景や最後にカメラが引いた時にこういった↓ものが写っています。

  • Google Maps(SV)  ……カメラ位置としてはもう少し右寄り

対岸にある製鉄所のようですね。
その施設の北側の海岸が、『つぐない』でダンケルクの海岸として撮影に使われたところ。

ロケ地マップ

 
▼22/6/3 追記

 

資料

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海外ドラマ・本部はここ

更新履歴

  • 2022/06/03 「イングランド北部で撮影された映画・ドラマのロケ地マップ」追加
  • 2018/08/25 「スワン・ハンター造船所」「坂の上の建物」項目追加 「風車」追記
  • 2018/08/13 「作品メモ」「25話 新しい時代」追記 
  • 2018/07/25 「16話 警察署」 「24話」「25話」 項目追加
  • 2018/04/14 「聖堂内部」にBill McCrearyさんご提供の画像を追加
  • 2018/04/07 「聖堂内部」「フリーメイソンの館」にBill McCrearyさんご提供の画像を追加。Picasa Webアルバムの画像リンクをGoogle Photoへ変更。
  • 2015/12/20 新規アップ

コメント

  1. Bill McCreary より:

    こんにちは。クライストチャーチ大聖堂と、ダブリン城で協力ができます。

    ttps://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/5114bf1a25d179231dd172be4f7f7729

    ttps://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/8ef4e31be3b6596111a227e87d9d5f53

    ttps://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/e0f97085bd98abee69002c3d9ae8f17e

    >最初の頃はアイルランドでの撮影も多いようですね。60年代のイギリスを表現するとなると、適切なロケ地が少なくなっているのかもしれません。

    パブとかB&Bなども、英国よりアイルランドのほうがいいものが多いなんて(アイルランドびいきの人からは)いわれますね。周縁理論じゃないですが、たしかに田舎のほうが、変化の激しい都会よりそういうものが残っているのかもです。

    そういう意味でいえば、発展しないところが古いものが残っているわけで、東欧とかアイルランドはろくな経済状況でなかったからなのでしょうね。

    なお20世紀の最後あたりにベルファストへ行ったことがありまして、その時地元のバスに乗ったら、「イージー・ライダー」での食堂の女の子の目線で見られました(苦笑)。そんな経験後にも先にもありません。もちろん今は、そんなことはありません。

  2. 居ながらシネマ より:

    Bill McCrearyさん、本当にあちこちいらっしゃってますね。みなさん凄いな~
    画像ありがとうございます。これまでのように使わせていただきますが、作業はおそらく週末になってしまうと思います。もう少しお待ちください。

    アイルランドロケは建物や景色的なことの他に、東欧同様コストも安いのかもしれませんね。
    関係ないですが、『ONCEダブリンの街角で』のヒロインはチェコ系移民でしたが、やはり生活が大変そうで、あの後ダイジョブだったのか気になります。ああいった設定は結構リアルなのでしょうね。
    あの映画は途中までチェックしたものの、撮影ポイントが多すぎてキリが無く途中で放り出してしまいました。それで余計気になってます……

  3. 居ながらシネマ より:

    Bill McCrearyさん、画像使わせていただきました。ありがとうございます♪

  4. Bill McCreary より:

    どうも、拙写真と拙記事のご紹介ありがとうございます。アイルランドやロンドンの写真は、ほかに若干協力できそうな写真があります。

    ところでアイルランドでは、ちょうどラグビーのワールドカップ イングランド大会の時でして、イングランドの旗(白地に赤十字)は街にありましたが、ユニオンジャックを見たのは、この教会の前に行ったアイルランド国教会の教会だけでしたね。英国大使館にはあるのでしょうが、やはりアイルランド人の英国への視線は複雑です。

    あ、これは言う必要のない話ですが、実は週末関西に行ってきまして、「居ながらシネマ」さんのお役に立てそうな写真が撮れればいいなあと考えていましたが、残念ながら撮影できませんでした。が、実相寺監督の映画や「ザ・ヤクザ」のロケ地などの写真はいずれ撮る所存ですので、その節はまたご連絡いたします。

  5. 居ながらシネマ より:

    Bill McCrearyさん、どうもありがとうございました。
    今見返したら、もう一枚アップしていなくて、リンクが2つ並んでしまっていました。すみませんが、後で直します……
    関西方面のロケ地写真の件もありがとうございます。私もたまに行きますが、あまりロケ地チェック的なことは考えずに、気ままに歩いて撮ってくるだけですので、自分のストックはあまりありません。
    でも特に『無常』の舞台になった場所はとても気になるので、いつか自分で作った「実相寺監督のロケ地マップ」を見ながら巡ってみようかと思っています。
    (ただGoogleの仕様で、マイマップでは直接ストリートビューが使えないんですよね……)

  6. kaz より:

    こんばんは
    てな訳でS1E3のホテル調べましたが未だ解らず。
    併せてS1E1の警察署も調べましたが同じく沈没^^;

    気分転換に別のネタを
    S6E1の警察署ですがIMDbのTudhoe Grange Schoolで合っている様です。
    最初に警察署玄関が出てきた映像と下の写真を見比べてみましたが、玄関ファサードのPOLICE STATIONのレリーフと玄関横に突き出したPOLICEの行燈が一緒ですね(行燈の色が違いますが)
    Gently does it…
    https://goo.gl/wdBWiJ
    文中にこのシリーズから使用始めたと書いている様な。
    あと警察署として以外に準備段階で実際の制作オフィス等々にも使ってたとありますね

    実際に行って来た人のサイト。
    壁にD.C.I. GENTLYのプレートが見えます
    https://goo.gl/hD2zW1
    文中に病院にも使ったとありますが何話かわからず。ひょっとしてジョンが病院内に居るシーンもここで撮ったって意味ですかね。

  7. kaz より:

    腰痛の件お気遣いいただきありがとうございます。

    で・・・
    残念ながら1912年に建てられたこの建物は2015年に取り壊された様です
    Final moments of Spennymoor school
    https://goo.gl/6g838Y

    その関係かどうかGoogleMap検索で出てこなかったので違うサイトで地図を見つけました
    Tudhoe Grange School
    https://goo.gl/8b7BQh

  8. 居ながらシネマ より:

    kazさん、情報ありがとうございます。
    すでに解体されていたのですね。それでは見つからないわけでした 🙂
    なぜIMDbのリストではないと思ったのかといいますと、今この名前で検索すると後の方のコメントで書いていただいた場所が出てきたりするのですが、そこの建物はちと違うので「ココジャナイ」と思ったのでした。
    紹介いただいたサイトなどから撮影に使われた建物の外観全体がわかり、周囲が写っている画像もいろいろ見つかったので、実際に建っていた場所も見つけることが出来ました。SVで昔にさかのぼれるのも便利ですね。
    おかげさまで、この項目もスッキリ解決です♪ ありがとうございました。

    泣いても笑ってもあと2話ですね。最後どうなっちゃうんでしょうね~

  9. kaz より:

    スッキリされて良かった^^
    SVに昔に遡れる機能があることを初めて知りました。便利ですね。

    で、S1E1及びE2以降の警察署調べてますがまだ解りませぬ。
    特徴ある建物なんで画像検索で解るかと思いましたが、甘かった。検索ワード考え直して出直しマス。

    コネタ
    地元情報サイトに投稿されたジョンが結婚していた時に住んでた家
    MGの次にジョンが乗っていたフォードコルセアも写っています
    NewCastleのどこかですが、投稿主が実際に住んでいる家を提供した様で、個人宅の為検索しても場所特定できずでした
    NoathEastLife-Hit TV series George Gently filmed in Newcastleー
    https://goo.gl/axB9au

    文中に「最初アイルランドでロケしたのはお金が無かった為で、作品がヒットして予算に余裕が出来たので本来の地元に戻って来た」みたいな記述がありますね

    AXNミステリーの番宣見るとバッドエンド感満載ですねぇ。
    ジェントリーの病気の事もあるし、ホントどうなるんでしょうか。

  10. kaz より:

    コネタ2

    George Gently Durham Police Station等で検索するとやたら出てくる画像。
    別の方がアップした別角度の写真なども出てきます。

    投稿日からすると最終シーズンに警察署として使用した物の様です。
    FINCHALE BIDS FAREWELL TO BBC’S INSPECTOR GEORGE GENTLY
    *finchale training collegeと言う職業訓練大学ですかね
    https://goo.gl/uQ7NbR

    finchale training college地図
    https://goo.gl/sVpAAv

    先走ったネタなんで問題あれば削除してくださいませm(__)m

  11. kaz より:

    ついに終わりましたね。うーんそうかぁ、そう言う終わり方ですか。
    色々感想はありますが、とにかくこんな見応えのあるドラマがもう見られないのは残念です。
    さすがにマーティン・ショウも老けましたね。当然のことですが。

  12. 居ながらシネマ より:

    kazさん、どうもです。
    ご覧になったのですね。私はもちろん録画はしてありますが、このところ激務が続いていまして、今度の週末にゆっくり見る予定です。
    それまでラストのネタバレしないでくださいね(笑)
    そのひとつ前の話は見ましたが、マーティン・ショウの老け具合より、バッカスがだいぶ年齢重ねた感があり、心配?になりました。

  13. kaz より:

    確かにバッカスくん老けてましたね。
    リー・イングルビーとレイチェル役のリサ・マクギリスののTwitterフォローしているんですが、アップされた写真見る限りではそうでも無さそうなんで、演出でそうしたのかも知れませんね。

  14. 居ながらシネマ より:

    kazさん、やっと最終話見られました。こうなるかな~という印象を持ちながら見ていて、やっぱりそうなりましたが、これはこれで良い締めくくりで有ったかと思います。
    海岸の場所は知りたかったので、久々にGoogle Earthをぐるぐる振り回しました。

  15. kaz より:

    24話ですっかり以前のバッカスくんに戻ってしまっていたのが意外でした。
    しかも過去の間違いを洗い直すと言う脚本。この期に及んでどれだけバッカスくんを苛めるんだー、制作側はw

    ジェントリーは妻殺害の真実を明らかにし巨悪を全て白日の下に晒した後に、燃え尽きた事と病気の為に自分が自分で無くなってしまう事を拒否して自殺を選んでのエンド。と思っておりましたので、何でそんなに無警戒でやられちゃうんだー。と思いました。

    後日譚が有るとすればレイチェルの足を引っ張らない様にせめて身体鍛えてボディガードぐらいの役には立って欲しいバッカスくんでした。
    あ、でも推理冴えてたシーンもありましたね。がんばれバッカス^^

    そう言えば新ダーラム署の場所有ってたのでホッ。でした。

    この投稿ダブってしまっていればすみません。何だか相性悪い^^;

  16. 居ながらシネマ より:

    kazさん、最終回は犯人の設定含めてやや強引な展開でしたが、最後まできちんと描こうという気持ちは伝わってきました。無警戒だったのは徹夜明けでボーっとしてたのかも。
    それよりバッカスのあごのまわりやお腹のたるみが気になっちゃって。人のこと全然言えませんけど。
    警察署は正解でしょうね。あとで本文に追記しておきます。

  17. kaz より:

    最近のリー・イングルビーさん。タルみ感どうでしょうか。
    どうやら何か悪役に挑戦した様で。ヒゲ面はその時の写真ですかね。
    当たり前ですけど、そんな役するとそんな人間に見えるのが役者さんのスゴイところ

    https://www.metro.news/60-seconds-with-lee-ingleby/1057424/

  18. kaz より:

    確かにタルみまくってましたねぇ。で、どないやんね、それって事で
    リー・イングルビーさんが新番組のプロモ(?)でTVショーに出た際の動画
    昨年7月放送らしいのでジェントリー最終シリーズ収録後か同じタイミングぐらいですかね。
    スッキリサッパリされているので、ジェントリーの時は演出の為にタルませた???
    https://goo.gl/GLvxW3

    この「Innocent」と言うドラマも面白そうですが、日本で放送あるかしらん

  19. kaz より:

    で、今毎日11時からジェントリー2本立てをAXNミステリーでやっているので見れる時は見てますが(レコーダー壊れて録画できない(´;ω;`)

    S3E2で学生デモ隊とバッカスくん含む警察隊が対峙したSwan Hunter造船所。
    現実の会社の様でそのままでありました。ただしその後造船所は操業中止した模様で2016年の画像では看板が消えてます

    https://goo.gl/NhCWP

    女性教授役のSarah Lancashireさんは「Happy Valley」で主人公の警官役やってました
    御覧になられたかどうかは解りませんが、イギリスの警察物らしく恐ろしく暗い話でしたです

  20. kaz より:

    申し訳ない、添付URLが開かない様なのでもう一度
    Swan Hunter NE LTD.

    https://goo.gl/1jdhcy

  21. kaz より:

    毎度連投申し訳ございません。
    ダブリン撮影時代のダラム署の一部を見つけました
    Kings Inn Library と言う図書館裏にあるClaire Hanleyと言う結婚式場の様です

    https://goo.gl/edNHqi

    ただし門の中はgoogle mapでは写せないので、S1E2の51分辺りでジェントリーが右門から入ってくる映像(イリーガルの動画検索しましたm(__)m)と下のClaire Hanleyのプロモ写真と比べていただくとほぼ同角度から写している為、門の上の飾りや門外の建物などが一緒なのがお解りいただけると思います
    https://goo.gl/io5XsQ

    ただ暑自体はまた違う建物の様で、こちらは鋭意調査中^^;
    ダブリンって石造りの建物多すぎだわ~

    あ、あと上のSwan Hunter造船所ですが、最初の被害者が発見されたのも造船所敷地内と思われます。swan hunter shipyardで画像検索すると特徴あるクレーンなどが出てきます

  22. 居ながらシネマ より:

    kazさん、またコメントがチェックにひっかかってしまったようですみません。
    ロケ地情報もいろいろありがとうございます。
    念のためBlu-rayに焼いたジェントリーさんで確かめながら本文の方へ反映させていただきます。もうすこしお待ちください。
    「Happy Valley」も見たことありますが、全然ハッピーじゃなかったですね~(汗)

  23. kaz より:

    あ、いえいえとんでもございません。
    リー・イングルビーの1つ目の投稿は弾かれたと思って改めて別内容で投稿しましたが、1つ目も生きていた様でアセアセ(;^ω^)

    「Happy Valley」はホントにそうでした。別の所にコメントしたかと思いますが、James Nortonが出ていなければ絶対見てなかったです。

    Claire Hanleyの地図にヘンリエッタ・ストリートと言う記載が有りますが、ジョージ・ジェントリーの他に刑事フォイルでも使われていた様です。
    ただし何話に登場したのかまでは解りませんでした。

    本文反映はごゆっくりどうぞ(^.^)

  24. kaz より:

    しつこくすみません。
    S5E3の風車はこれですね

    Cleadon Windmill
    https://goo.gl/WXgkcZ

    決め手はこの動画の20秒過ぎに左手から現れる茶色の塔が夫人とある人物を見張るバッカスくんの背景に映っていることですね。
    https://goo.gl/wmy2Q5

    これはCleadon Water Towerと言うそうです。上記のMapにも出てますね

  25. kaz より:

    同じくS5E3でジェントリーとバッカスが犯人2人を逮捕した辺り

    Moorcock Inn, Waskerley, County Durham, UK
    https://goo.gl/hwG1Dg

    *このWaymarkingと言うサイトは一般投稿者が撮影場所・名所等を投稿するサイトの様です
     ジョージ・ジェントリーはこれだけでしたが、刑事フォイルは20か所程出てきます
     それはまた後日
    地図:Moorcock Innで検索してもこの宿屋はヒットしませんでした
    https://goo.gl/xD4CFo
    ストリートビューにすると自転車で逃走中の犯人が通り過ぎる宿屋があります

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